こんにちは!卯月銀河(@gingacamera)です。
夏の期間は恋人や友人、家族と、はたまた一人でもレジャーやアウトドアで楽しむことが増えてくると思います。
そんなときに赴こことが多くなるのが海や川などの水辺です。
せっかくの海や水辺だから写真を撮りたいと思っても水に濡れるのが不安であったり、濡れて壊れるのが不安という声も聞きます。
そこで今回は夏のレジャーやアウトドア、特に海や水辺にも最適な「防水性能が高いミラーレス・コンデジ」を特徴やスペックとともに解説していこうと思います。
防水性の高いミラーレスやコンデジを入手して、海や川などの水辺でも最高の写真を撮影していきましょう!
- 防水性能が高いミラーレス・コンデジはどこで見分けられる?
- IPコードを取得している防水性の高いミラーレスカメラのおすすめ6選
- IPコードを取得している防水性の高いコンデジのおすすめ9選
- IPコードを取得している防水性の高いおすすめミラーレスのスペックと価格比較一覧表
- IPコードを取得している防水性の高いおすすめコンデジのスペックと価格比較一覧表
- OM SYSTEMのミラーレスとの組み合わせで防水性最高!M.ZUIKO PROシリーズのレンズを紹介!
- もしIPコードを取得している防水性の高いのカメラを買うならこの1台:卯月銀河視点
- 防水性の高いカメラの売っている場所とは。Amazonや楽天などECショップで購入可能
- 防水性の高いカメラの採用記録メディアとは。SDカード?microSDカード?
- まとめ:ミラーレスでもコンデジでも高い防水耐性を持つカメラは多数あり!見るべき表示はIPコード!
防水性能が高いミラーレス・コンデジはどこで見分けられる?
カメラの防塵防滴耐性については様々な機種が対応しています。
基本的にはボタンやダイヤル、接合部分などにシーリングを施すことが多く、この状態で防塵防滴仕様となり、防塵・防滴に配慮した構造となっていますが、ほこりや水滴の浸入を完全に防げるというものではなくはっきりとした基準もありませんでした。
そこで登場したのが国際電気標準会議(IEC)により制定された電気製品の防塵・防水(防滴)性能を表す規格、「IPコード」です。
IPコードは「IP+防塵等級数+防水等級数」で表示することができます。
具体的には以下のとおりです。
等級数 | 防塵 | 防水 |
---|---|---|
0 | 保護なし | 保護なし |
1 | 直径50mm以上の大きな固形物の内部侵入を防ぐ。 | 鉛直から落ちてくる水滴に対して保護。 |
2 | 直径12.5mm以上の固形物の内部侵入を防ぐ。 | 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴に対して保護。 |
3 | 直径2.5mm以上の固形物の内部侵入を防ぐ。 | 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴(散水)に対する保護。 |
4 | 直径1.0mm以上の固形物の内部侵入を防ぐ。 | 水の飛沫(全方向)に対して保護。 |
5 | 防塵型。完全ではないが動作に不具合があるほどの固形物の内部侵入はない。 | 水の噴流(全方向)に対して保護。 |
6 | 耐塵型。完全な粉塵保護構造 | 某噴流(全方向)に対して保護。 |
7 | 水に浸した状態でも機器がないよう保護。 | |
8 | 継続的に水没しても内部に浸水しないよう保護。 |
防塵・防水ともに数値が大きくなればなるほどその強度が増していく形です。
つまりIPコードが記載されていると、メーカー独自の防塵防滴だけでなく、世界的に認められた基準に則った防塵防滴仕様になっているということになります。
ちなみにIPコードの表示は必ずしもどちらも記載しなければならないというものではなく、以下のようにどちらの記載している場合と一方を省略している場合があります。
機種名 | IPコード(防塵・防滴) |
---|---|
OM SYSTEM Tough TG-7 | IP68 |
OM SYSTEM E-M1 Mark Ⅲ | IPX1 |
この場合、OM SYSTEM Tough TG-7は防塵6+防水8相当の基準に適合しており、OM SYSTEM E-M1 Mark Ⅲは防塵値省略+防水1相当の基準に適合という表記となります。
今回「高い防水性」として解説する機種はすべていずれかのIPコードを取得している機種になります。
IPコードを取得している防水性の高いミラーレスカメラのおすすめ6選
国際電気標準会議(IEC)により制定された電気製品の防塵・防水(防滴)性能を表す規格「IPコード」を取得しているミラーレス一眼カメラは現在OM SYSTEMのみの専売特許となっています。
以下がおすすめ6選です。
- OM SYSTEM OM-5 Mark Ⅱ
- OM SYSTEM OM-1 Mark Ⅱ
- OM SYSTEM OM-3
- OM SYSTEM E-M1 Mark Ⅲ
- OM SYSTEM E-M1 Mark Ⅲ ASTRO
(天体撮影用カメラ)
- OM SYSTEM OM-5
これらの機種は防水性能をフルで発揮する場合はOM SYSTEMが発売している「M.ZUIKO PROシリーズ」と組み合わせることで最高の防水性を発揮します。
※M.ZUIKO PROシリーズの紹介はこちらから→OM SYSTEMのミラーレスとの組み合わせで防水性最高!M.ZUIKO PROシリーズのレンズを紹介!
ミラーレス一眼カメラはレンズ交換式という特性上、基本的にIPコードの取得は非常に難しく、各メーカー独自のシーリング加工を施した「防滴仕様」のミラーレスがほとんどです。
ただシーリング加工がダメなわけでなく、メモリーカードの部分やダイヤルボタン周辺などをシーリングすることで雨や雪などの日常生活上や少し過酷な撮影での多くの場合で十分な防滴性能を発揮します。
ただ海や水辺で「アウトドア撮影」「水辺でのレジャー撮影」をメインにしたいと考えるとIPコードを取得している防水性が高いミラーレスカメラが安心できると思います。
各カメラ性能も価格も多種多様なため、順番に詳しく解説していきます。
※価格については日々変動の可能性があるため、あくまで参考としてご覧ください。
※防水性の高いおすすめミラーレスのスペック比較一覧表はこちらから
OM SYSTEM OM-5 Mark II
おすすめ1機種目は、OM SYSTEM OM-5 Mark IIになります。
発売日は2025年7月18日となっており、OM SYSTEMの機種として最新機種となっています。
基本スペックは以下のとおりです。
※最高の防水性を発揮するには「M.ZUIKO PROシリーズ」とのレンズの組み合わせが必要です。
機種名 | OM-5 Mark II |
マウント | マイクロフォーサーズ |
画素数(有効画素数) | 2037万画素 |
センサーサイズ | フォーサーズ 4/3型 LiveMOS |
ISO感度 | 64~6400 拡張:25600 |
シャッタースピード | 電子:1/32000~60秒 電子先幕:1/320~60秒 メカニカル:1/8000~60秒 |
連続撮影速度 | 連写:約6コマ/秒 静音連写H・プロキャプチャー連写H:約30コマ/秒 |
撮影枚数 | 310枚 |
モニター | 3型(インチ) 104万ドット 2軸可動式液晶 |
ファインダー(倍率) | アイレベル式OLEDビューファインダー(1.37倍) |
記録メディア | SD/HC/XCカード シングルスロット |
インターフェース | USB2.0(タイプC)、HDMIマイクロ |
その他の機能 | 防塵防滴(IP53) 手ぶれ補正 タイムラプス バルブ撮影 USB充電 4K動画対応 Wi-Fi Bluetooth5.2 |
カラー | ブラック・サンドベージュ・シルバー |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 125.3×85.2x52mm、約418g(総重量) |
価格(Amazon参考) | 約158,000円 |
OM-5 Mark IIの最大の特徴はIP53相当の防塵防滴性能を持つ機種として最軽量レベルだという点です。
マイクロフォーサーズを搭載するミラーレス一眼全体で見ると基本的に重量が500gを超える機種がほとんどですが、OM-5 Mark IIはIP53相当の防塵防滴性能を持ちながらも約418gとかなり軽量化されています。
レジャーやアウトドアでの使用を考えたときにいくら防水性が高くて頑丈な作りであっても重くてサイズが大きければ持ち運びとしては非常に不便です。
その点OM-5 Mark IIは今回オススメする防水性の高いミラーレス一眼の中では最軽量レベルということで、ミラーレス一眼を選択肢として防水性と軽量化を図りたい場合にはうってつけの1台になると思います。
OM SYSTEM OM-1 Mark Ⅱ
おすすめ2機種目は、OM SYSTEM OM-1 Mark Ⅱになります。
発売日は2024年2月23日となっています。
基本スペックは以下のとおりです。
※最高の防水性を発揮するには「M.ZUIKO PROシリーズ」とのレンズの組み合わせが必要です。
機種名 | OM-1 Mark Ⅱ |
マウント | マイクロフォーサーズ |
画素数(有効画素数) | 2037万画素 |
センサーサイズ | フォーサーズ 4/3型 LiveMOS |
ISO感度 | 80~25600 拡張:102400 |
シャッタースピード | 電子:1/32000~60秒 電子先幕:1/320~60秒 メカニカル:1/8000~60秒 |
連続撮影速度 | 連写:約10コマ/秒 静音・プロキャプチャー:約20コマ/秒 静音・プロキャプチャー(SH1):約120コマ/秒 |
撮影枚数 | 500枚 |
モニター | 3型(インチ) 162万ドット 2軸可動式液晶 |
ファインダー(倍率) | アイレベル式OLEDビューファインダー(1.65倍) |
記録メディア | SD/HC/XCカード ダブルスロット |
インターフェース | USB3.0(タイプC)、HDMIマイクロ |
その他の機能 | 防塵防滴(IP53) 手ぶれ補正 タイムラプス バルブ撮影 USB給電 4K60P動画対応 Wi-Fi Bluetooth4.2 |
カラー | ブラック |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 134.8×91.6×72.7 mm、約599g(総重量) |
価格(Amazon参考) | 約254,000円 |
全体を通して見て、OM-1 Mark Ⅱはフラッグシップモデルにふさわしく隙がないスペックだと感じます。
その中でも個人的にメリットに感じるのはISO感度が標準で80まで下げられることかなと思います。
晴天の日中では様々な調整をしても白飛びしてしまうようなそんな過酷な環境での撮影を行うこともあります。
そんなときにISO感度が80に下げられると、少しでも明るさ調整の幅が広がるのでかなりのメリットだと言えます。
さらに重量が約599gとダブルスロットや防塵防滴、手ぶれ補正搭載など多機能であるにも関わらずこの重量に収まっているのは非常に魅力的です。
モードが限定されますが、連写性能が最大で約120コマ/秒に対応しているのも連射を多用するユーザーにとっては非常に嬉しい機能となっています。
これだけハイスペックにも関わらず、防塵防滴性能がIP53相当ということで、防水性が高い機種に加えてハイスペックを求める場合、OM-1 Mark Ⅱは非常に良い選択肢になると思います。
OM SYSTEM OM-3
おすすめ3機種目は、OM SYSTEM OM-3になります。
発売日は2025年3月1日となっています。
基本スペックは下記のとおりです。
※最高の防水性を発揮するには「M.ZUIKO PROシリーズ」とのレンズの組み合わせが必要です。
機種名 | OM-3 |
マウント | マイクロフォーサーズ |
画素数(有効画素数) | 2037万画素 |
センサーサイズ | フォーサーズ 4/3型 LiveMOS |
ISO感度 | 80~25600 拡張:102400 |
シャッタースピード | 電子:1/32000~60秒 電子先幕:1/320~60秒 メカニカル:1/8000~60秒 |
連続撮影速度 | 連写:約6コマ/秒 静音・プロキャプチャー:約20コマ/秒 静音・プロキャプチャー(SH1):約120コマ/秒 |
撮影枚数 | 590枚 |
モニター | 3型(インチ) 162万ドット 2軸可動式液晶 |
ファインダー(倍率) | アイレベル式OLEDビューファインダー(1.37倍) |
記録メディア | SD/HC/XCカード シングルスロット |
インターフェース | USB3.0(タイプC)、HDMIマイクロ |
その他の機能 | 防塵防滴(IP53) 手ぶれ補正機構 タイムラプス バルブ撮影 USB給電 4K60P動画対応 Wi-Fi Bluetooth4.2 |
カラー | シルバー |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 139.3×88.9×45.8 mm、約496g(総重量) |
価格(Amazon参考) | 約232,726円 |
OM-3の最大の特徴は、フラッグシップモデルであるOM-1 Mark Ⅱ
ほぼ同じ性能を搭載しつつも総重量が496gと非常に軽量に作られている点です。
OM-1 Mark Ⅱとの主なスペック
違いを上げるとすると以下のとおりです。
機種名 | OM-3 | OM-1 Mark Ⅱ |
---|---|---|
記録メディアのスロット | シングルスロット | ダブルスロット |
RAWの対応bit | 12bit | 12bit/14bit |
ダブルスロットが欲しかったりRAWでの撮影を主にするようであればOM-1 Mark Ⅱ、シングルスロットでもよくて記録形式に重点を置きすぎない場合にはOM-3
という棲み分けもできます。
スペックが一部抑えられていることもあり、価格も少し安価になっている点は嬉しいところです。
ですが防塵防滴はIP53相当まで対応しているので、水辺でのレジャーやアウトドアなどでの撮影では大活躍しそうです。
防水性+スペック+軽量の全てを総取りしたい場合は、OM-3はかなり良い選択肢だと思います。
OM SYSTEM E-M1 Mark Ⅲ
おすすめ4機種目は、OM SYSTEM E-M1 Mark Ⅲになります。
発売日は2020年2月28日となっています。
基本スペックは下記のとおりです。
※最高の防水性を発揮するには「M.ZUIKO PROシリーズ」とのレンズの組み合わせが必要です。
機種名 | E-M1 Mark Ⅲ |
マウント | マイクロフォーサーズ |
画素数(有効画素数) | 2037万画素 |
センサーサイズ | フォーサーズ 4/3型 LiveMOS |
ISO感度 | 64~6400 拡張:25600 |
シャッタースピード | 電子:1/32000~60秒 電子先幕:1/320~60秒 メカニカル:1/8000~60秒 |
連続撮影速度 | 連写H:約15コマ/秒 静音連写H/プロキャプチャー連写H:約60コマ/秒 |
撮影枚数 | 液晶モニタ使用時:420枚 |
モニター | 3型(インチ) 104万ドット 2軸可動式液晶 |
ファインダー(倍率) | アイレベル式液晶ビューファインダー(1.48倍) |
記録メディア | SD/HC/XCカード ダブルスロット |
インターフェース | USB3.0(タイプC)、HDMIマイクロ |
その他の機能 | 防塵防滴(IPX1) 手ぶれ補正 タイムラプス バルブ撮影 USB給電 4K30P動画対応 Wi-Fi Bluetooth4.2 |
カラー | ブラック |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 134.1×90.9×68.9 mm、約580g(総重量) |
価格(Amazon参考) | 約169,800円 |
今回こちらをおすすめとして取り上げた理由は高スペックにも関わらずカメラボディがコンパクトかつ軽量にまとまっているからです。
E-M1 Mark Ⅲは今回おすすめしているOM SYSTEMのマイクロフォーサーズ機のなかでダブルスロットを搭載した機種では最軽量モデルとなっています。
ダブルスロットは1回のシャッターで2つの記録メディアに写真を保存できるため、バックアップ用に使用するなど様々な場面で活躍する機能です。
ダブルスロット搭載はスペックとしては非常に重要な項目であり、一部のプロカメラマンや写真家ではダブルスロットがあるかどうかでその機種を購入するかどうかを決める方がおられたりするくらいです。
そんな重要機能を搭載しつつ、重量が約580gと非常に軽量なのは取り回しも良いことにつながるため、非常に嬉しなスペックと言えます。
加えて防塵防滴がIPX1相当に対応ということで、他のIP53相当を保有しているOM-3やOM-1 Mark Ⅱ
には水への耐性は落ちてしまいますが、IPX1を謳っているという点で他のシーリングを施している機種より強い耐性だと思うので、水辺での撮影でも安心感はあると思います。
OM SYSTEM E-M1 Mark Ⅲ ASTRO(天体撮影用カメラ)
おすすめ5機種目は、OM SYSTEM E-M1 Mark Ⅲ ASTROになります。
発売日は2024年7月25日となっています。
基本スペックは下記の通りです。
※最高の防水性を発揮するには「M.ZUIKO PROシリーズ」とのレンズの組み合わせが必要です。
機種名 | E-M1 Mark Ⅲ ASTRO |
マウント | マイクロフォーサーズ |
画素数(有効画素数) | 2037万画素 |
センサーサイズ | フォーサーズ 4/3型 LiveMOS |
ISO感度 | 64~6400 拡張:25600 |
シャッタースピード | 電子:1/32000~60秒 電子先幕:1/320~60秒 メカニカル:1/8000~60秒 |
連続撮影速度 | 連写H:約15コマ/秒 静音連写H/プロキャプチャー連写H:約60コマ/秒 |
撮影枚数 | 420枚 |
モニター | 3型(インチ) 104万ドット 2軸可動式液晶 |
ファインダー(倍率) | アイレベル式液晶ビューファインダー(1.48倍) |
記録メディア | SD/HC/XCカード ダブルスロット |
インターフェース | USB3.0(タイプC)、HDMIマイクロ |
その他の機能 | 防塵防滴(IPX1) 手ぶれ補正 タイムラプス バルブ撮影 USB給電 4K30P動画対応 Wi-Fi Bluetooth4.2 |
カラー | ブラック |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 134.1×90.9×68.9 mm、約580g(総重量) |
価格(楽天市場参考) | 約297,726円 |
スペックとしては前述したE-M1 Mark Ⅲと殆ど変更点はありません。
では何が違うのかと言うと、「天体撮影用カメラ」としてこの機種は内部でチューニングがされているのです。
具体的には、「天体撮影で重要となるHα線の透過率が約100%となるよう、センサー前方に配置したIRカットフィルターの光学特性を最適にチューニングしている。これにより、Hα線により発光する星雲の美しい形と色を鮮やかにとらえられる」、ということのようです。
さらにカメラボディ内部(マウント部とイメージセンサーの間)に取り付けるフィルターとして、光害カットフィルター「BMF-LPC01」と、ソフトフィルター 「BMF-SE01」が付属するのもこちらの特徴です。
これらのフィルターは別売りで一般販売もされています。
ちなみに天体撮影用カメラとしてチューニングされていることもあり、基本的に赤みが強い写真ができあがるため、通常の写真撮影には不向きです。
ただ天体撮影用カメラとIPX1相当の防塵防滴性能を保有している機種はE-M1 Mark Ⅲ ASTROが唯一無二の機種なので、水辺付近で天体撮影を行いたい場合には非常に良い選択肢になるのではないかと思います。
OM SYSTEM OM-5
おすすめ6機種目は、OM SYSTEM OM-5になります。
発売日は2022年11月18日となっています。
基本スペックは下記のとおりです。
※最高の防水性を発揮するには「M.ZUIKO PROシリーズ」とのレンズの組み合わせが必要です。
機種名 | OM-5 |
マウント | マイクロフォーサーズ |
画素数(有効画素数) | 2037万画素 |
センサーサイズ | フォーサーズ 4/3型 LiveMOS |
ISO感度 | 64~6400 拡張:25600 |
シャッタースピード | 電子:1/32000~60秒 電子先幕:1/320~60秒 メカニカル:1/8000~60秒 |
連続撮影速度 | 連写:約10コマ/秒 静音・プロキャプチャー:約30コマ/秒 |
撮影枚数 | 310枚 |
モニター | 3型(インチ) 104万ドット 2軸可動式液晶 |
ファインダー(倍率) | アイレベル式OLEDビューファインダー(1.37倍) |
記録メディア | SD/HC/XCカード シングルスロット |
インターフェース | microUSB2.0、HDMIマイクロ |
その他の機能 | 防塵防滴(IP53) 手ぶれ補正 タイムラプス バルブ撮影 USB給電 4K30P動画対応 Wi-Fi Bluetooth4.2 |
カラー | ブラック・シルバー |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 1125.3×85.2×49.7 mm、約414g(総重量) |
価格(Amazon参考) | 約117,315円 |
今回オススメで紹介した機種の中で最軽量のモデルがこのOM-5となります。
つまり防塵防滴(IP53)を保有する機種としての最軽量モデルも、OM-5ということになります。
軽いということはそれだけ取り回しも良いということなので、水辺での撮影やレジャーなどのカメラにとってハードな環境でも極力落下を防ぐことが出来ると思います。
さらに価格も10万台前半と非常に手を出しやすい価格となっているので、防塵防塵(IP53)がほしいけど、購入価格を少しでも抑えたい場合では、OM-5が購入の有力候補の1台になると思います。
IPコードを取得している防水性の高いコンデジのおすすめ9選
防水性の高いコンデジは「OM SYSTEM」「RICOH」「PENTAX」「KODAK」「ケンコー・トキナ」「SONY」が販売しており、おすすめ機種は以下のとおりです。
- OM SYSTEM Tough TG-7
- RICOH G900 II
- PENTAX WG-1000
- PENTAX WG-8
- RICOH WG-7
- PENTAX WG-90
- KODAK PIXPRO WPZ2
- ケンコー KC-WP06
- SONY Cyber-shot RX0II
これらの機種はすべて「継続的に水没しても内部に浸水しないよう保護」されるIPX8相当のIPコードを取得しており、防水性能はトップレベルの機種が揃っています。
ただその中でも性能や特徴はそれぞれ違うため、順番に詳しく解説していきます。
※価格については日々変動の可能性があるため、あくまで参考としてご覧ください。
※防水性の高いおすすめコンデジのスペック比較一覧表はこちらから
OM SYSTEM Tough TG-7
おすすめ1機種目は、OM SYSTEM Tough TG-7になります。
発売日は2023年10月13日となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
機種名 | Tough TG-7 |
---|---|
画素数(有効画素数) | 1200万画素 |
センサーサイズ | 1/2.33型CMOS (裏面照射型) |
焦点距離 | 4.5~18mm (35mm判換算値:25~100mm) |
ズーム | 光学:4倍 |
F値 | F2~F4.9 |
ISO感度 | 100~12800 |
シャッタースピード | 1/2~1/2000 秒 |
最短撮影距離 | 10cm(標準) 1cm(マクロ) |
連続撮影速度 | 20コマ/秒 |
撮影枚数 | 330枚 |
モニター | 3型(インチ) 104万ドット |
ファインダー | なし |
メモリーカード | SD/SDHC/SDXCカード |
インターフェース | USB2.0 Type-C、HDMIマイクロ端子 |
その他の機能 | 手ぶれ補正 タイムラプス 顔認識 USB充電 4K30P動画対応 Wi-Fi Bluetooth 防水:15m(IPX8) 防塵:(IP6X) 耐低温性能:-10℃ 耐結露 耐衝撃:2.1m |
カラー | ブラック・レッド |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 113.9×65.8×32.7mm、249g(総重量) |
価格(Amazon参考) | 約58,800円 |
Tough TG-7の最大の特徴は頑丈なボディになります。
防水防塵(IP68相当)に対応しているだけではなく、耐低温性能や耐結露、耐衝撃にも対応しておりありとあらゆる環境で使用できる仕様となっています。
他にも頑丈なボディを搭載しているコンデジとして、RICOH G900 IIやKODAK PIXPRO WPZ2
などもおすすめで紹介していますが、「耐結露」に対応しているのはこのTough TG-7だけになります。
IPX8相当の防水性を保有し、他コンデジでは対応しきれていない耐結露にも対応しているので水辺や海のレジャーでの使用ももちろんですが、それ以外での過酷な環境で使用しないといけない場合等でも大活躍間違いなしの機種です。
RICOH G900 II
おすすめ2機種目は、RICOH G900 IIになります。
発売日は2024年8月30日となっており、今回紹介するRICOHのコンデジの中では一番最新の機種となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
機種名 | G900 II |
---|---|
画素数(有効画素数) | 2000万画素 |
センサーサイズ | 1/2.33型CMOS (裏面照射型) |
焦点距離 | 5~25mm (35mm判換算値:28~140mm) |
ズーム | 光学:5倍 デジタル:8.1倍 |
F値 | F3.5~F5.5 |
ISO感度 | 125~25600 |
シャッタースピード | 1/4~1/4000 秒 |
最短撮影距離 | 50cm(標準) 10cm(マクロ) 1cm(拡張マクロ) |
連続撮影速度 | ◯ |
撮影枚数 | 340枚 |
モニター | 3型(インチ) 104万ドット |
ファインダー | なし |
記録メディア | SD/SDHC/SDXCカード 内蔵メモリ:6.5GB |
インターフェース | USB3.0 Type-C、HDMIマイクロ端子 |
その他の機能 | 手ぶれ補正 タイムラプス 顔認識 4K30P動画対応 工事用電子小黒板機能対応 防水:20m(IPX8) 防塵:(IP6X) 耐低温性能:-10℃ 耐衝撃:2.1m |
カラー | ブラック |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 118.2×65.5×33.1 mm、242g(総重量) |
価格(Amazon参考) | 約90,809円 |
RG900 IIの最大の特徴はIPX8相当の防水性を保有し、水深20mで2時間使用可能な機種として最軽量かつ、ISO感度が25600まで設定できる機種だということです。
同様の水深20mで2時間使用可能なIPX8相当に対応しつつ同重量の機種としてPENTAX WG-8がありますが、G900 II
が優位な点はISO感度が25600まで設定出来るところです。
もし仮にレジャーなどで海や水の中で撮影を行いたいとなったときに、海や水辺の中で早く動く魚や動く知り合いなどを捉えるためであったり、被写界深度を浅くして全体にピントを合わせたりするためにシャッタースピードやF値を優先してしまう瞬間があると思います。
そんなときにISO感度の幅が広いとシャッタースピードやF値の段数をなるべく稼ぐことが出来るので、ISO感度の上限が高いことはG900 IIが非常に優位な点といえます。
そしてIPX8の防水に加えて、IP6Xの防塵、耐衝撃が2.1mまで対応しているのも見逃せません。
しかも「工事用電子小黒板機能」にも対応しており、個人の使用だけでなく、業務で使用するユーザーにとっても非常に有用な機能を備えています。
さらに内蔵メモリが6.5GBも搭載されており、今回紹介している内蔵メモリが搭載されているカメラの中では、一番容量が多くなっているのも特徴です。
水深20mで2時間使用可能なIPX8相当を保有しつつ、ISO感度が25600まで設定出来る機種はG900 IIが唯一無二の存在なので、ハードな環境での使用を考えている場合には有効な機種の1台だと言えます。
PENTAX WG-1000
おすすめ3機種目は、PENTAX WG-1000になります。
発売日は2024年6月21日となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
機種名 | PENTAX WG-1000 |
---|---|
画素数(有効画素数) | 1635万画素 |
センサーサイズ | 1/2.33型CMOS (裏面照射型) |
焦点距離 | 4.9~19.6mm (35mm判換算値:27~108mm) |
ズーム | 光学:4倍 デジタル:6倍 |
F値 | F3~F6.6 |
ISO感度 | 100~3200 |
シャッタースピード | 4~1/2000 秒 |
最短撮影距離 | 60cm(標準) 5cm(マクロ) |
連続撮影速度 | ◯ |
撮影枚数 | 300枚 |
モニター | 2.7型(インチ) 23万ドット |
ファインダー | なし |
記録メディア | SD/SDHC/SDXCカード 内蔵メモリ29MB |
インターフェース | USB2.0 Type-C、HDMIマイクロ端子 |
その他の機能 | 手ぶれ補正 フルHD動画対応 防水性:IPX8(15m) 防塵性:IP6X 耐衝撃:2m |
カラー | グレー オリーブ |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 116×68.5×50.5mm、220g |
価格(Amazon参考) | 約31,800円 |
PENTAX WG-1000の最大の特徴は水深15mで連続1時間の水中撮影が可能なIPX8相当の防水性能を保有しつつ、PENTAXシリーズの中で最安価という点です。
まず水深15mで連続1時間の水中撮影が可能と公式で謳っており、水中での撮影を視野に入れている場合には選択候補に十分上がると思います。
それでいて価格も3万円台とIPX8相当の防水性能を保有する機種としては非常に安価な価格で購入できるというのも大きな魅力なポイントです。
防水性に特化したカメラはアウトドアなどの非日常の状況で使用することが多いと思いますが、防水性を必要とするアウトドアやレジャーでの登場は頻繁ではない可能性が高いと思います。
その場合少しでも安価に購入できるというのは購入するユーザー目線で見ると非常に嬉しな点と言えます。
高い防水性を持っている機種を探しており、なおかつ少しでも安価に購入したい場合はPENTAX WG-1000がかなり良い選択肢になると思います。
PENTAX WG-8
おすすめ4機種目は、PENTAX WG-8になります。
発売日は2024年7月12日となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
機種名 | PENTAX WG-8 |
---|---|
画素数(有効画素数) | 2000万画素 |
センサーサイズ | 1/2.33型CMOS (裏面照射型) |
焦点距離 | 5~25mm (35mm判換算値:28~140mm) |
ズーム | 光学:5倍 デジタル:8.1倍 |
F値 | F3.5~F5.5 |
ISO感度 | 125~6400 |
シャッタースピード | 1/4~1/4000 秒 |
最短撮影距離 | 50cm(標準) 10cm(マクロ) 1cm(拡張マクロ) |
連続撮影速度 | 10コマ/秒 |
撮影枚数 | 340枚 |
モニター | 3型(インチ) 104万ドット |
ファインダー | なし |
記録メディア | SD/SDHC/SDXCカード 内蔵メモリ27MB |
インターフェース | USB3.0 Type-C、HDMIマイクロ端子 |
その他の機能 | タイムラプス 4K動画対応 防水性:IPX8(20m) 防塵性:IP6X 耐衝撃:2.1m 耐低温性:-10℃ |
カラー | ブラック グリーン |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 118.2×65.5×33.1mm、242g |
価格(Amazon参考) | 約57,770円 |
PENTAX WG-8の最大の特徴は水深20mで2時間使用可能なIPX8相当の防水性に加えて、耐低温性を備えている機種だという点です。
水深20mで連続2時間の水中撮影が可能な防水性はIPX8相当は他機種と比べても非常に高い防水性となっています。
さらに防塵性・耐衝撃に加えて耐低温性を備えているというのも大きな点で、タフネスボディを備えているコンデジ全てで耐低温性に対応しているというわけではないので、非常に貴重な機種と言えます。
同じく耐低温性を保有する機種としてRICOH G900 IIがありますが、性能面での差はありますが、価格の低さや軽量コンパクトさはPENTAX WG-8が勝ります。
水深20mで2時間使用可能な防水性能に加えて耐低温性、そして軽量コンパクトボディのカメラを探している場合はPENTAX WG-8がかなり有力な購入候補となると思います。
RICOH WG-7
おすすめ5機種目は、RICOH WG-7になります。
発売日は2021年7月9日となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
機種名 | WG-7 |
---|---|
画素数(有効画素数) | 2000万画素 |
センサーサイズ | 1/2.33型CMOS (裏面照射型) |
焦点距離 | 5~25mm (35mm判換算値:28~140mm) |
ズーム | 光学:5倍 デジタル:8.1倍 |
F値 | F3.5~F5.5 |
ISO感度 | 125~6400 |
シャッタースピード | 1/4~1/4000 秒 |
最短撮影距離 | 50cm(標準) 10cm(マクロ) 1cm(拡張マクロ) |
連続撮影速度 | 10コマ/秒 |
撮影枚数 | 340枚 |
モニター | 3型(インチ) 104万ドット |
ファインダー | なし |
記録メディア | SD/SDHC/SDXCカード 内蔵メモリ:27MB |
インターフェース | USB Type-C、HDMIマイクロ端子 |
その他の機能 | 手ぶれ補正 タイムラプス 顔認識 USB充電 4K30P動画対応 防水:20m(IPX8) 防塵:(IP6X) 耐低温性能:-10℃ 耐衝撃:2.1m |
カラー | ブラック・レッド |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 118.2×65.5×33.1 mm、246g(総重量) |
価格(Amazon参考) | 約49,980円 |
WG-7の最大の特徴は防水性(IPX8相当)・防塵性(IP6X相当)・耐衝撃・耐低温性を保有している機種としては最安価な点です。
4つの耐性を保有する機種がタフネスコンデジすべての機種で当てはまるわけではなく、4耐性に対応している時点でかなり優秀なタフネスコンデジだと言えます。
防水性だけのフィーチャーすると水深20mで2時間使用可能なIPX8相当の防水性ということで防水性も非常に高レベルのものだとわかります。
それでいて価格が5万円前後と水深20mで2時間使用可能なIPX8相当の防水性かつ4耐性を有している機種としては最安価なので、耐性と価格の両方を優先したい場合などではかなりおすすめと言えます。
PENTAX WG-90
おすすめ6機種目は、PENTAX WG-90になります。
発売日は2023年12月上旬となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
機種名 | PENTAX WG-90 |
---|---|
画素数(有効画素数) | 1600万画素 |
センサーサイズ | 1/2.33型CMOS (裏面照射型) |
焦点距離 | 5~25mm (35mm判換算値:28~140mm) |
ズーム | 光学:5倍 デジタル:7.2倍 |
F値 | F3.5~F5.5 |
ISO感度 | 125~6400 |
シャッタースピード | 1/4~1/4000 秒 |
最短撮影距離 | 50cm(標準) 10cm(マクロ) 1cm(拡張マクロ) |
連続撮影速度 | 1.08コマ/秒 |
撮影枚数 | 300枚 |
モニター | 2.7型(インチ) 23万ドット |
ファインダー | なし |
記録メディア | SD/SDHC/SDXCカード 内蔵メモリ68MB |
インターフェース | マイクロUSB2.0、HDMIマイクロ端子 |
その他の機能 | 手ぶれ補正 タイムラプス フルHD動画対応 防水性:IPX8(14m) 防塵性:IP6X 耐衝撃:1.6m 耐低温性:-10℃ |
カラー | ブラック ブルー |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 122.5×61.5×29.5mm、194g |
価格(Amazon参考) | 約47,480円 |
PENTAX WG-90の最大の特徴は、耐低温性を保有している機種としては最軽量・最安価な点です。
耐低温性は保有している機種が少ない分それだけでも優位な点ですが、同じ耐低温性を保有しているG900 IIやWG-8
、WG-7よりも安価になっているので手が出しやすくなっています。
しかも重量が200gを切っており、かなり軽いボディを実現しています。
ただその分耐衝撃が1.6mだったり、防水性がIPX8相当ですが、2時間使用可能な水深が14mとG900 IIやWG-8
、WG-7よりも劣っている点は注意が必要です。
ただ通常のレジャーやアウトドア環境で使用する分には十分な性能であることは間違いがなく、それが4万円台中版ほどで購入できるということを考えると、逆に性能を抑えられていて有り難いという見方もできると思います。
KODAK PIXPRO WPZ2
おすすめ7機種目は、KODAK PIXPRO WPZ2になります。
発売日は2020年7月上旬となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
機種名 | PIXPRO WPZ2 |
---|---|
画素数(有効画素数) | 1635万画素 |
センサーサイズ | 1/2.3型CMOS |
焦点距離 | 4.9~19.6mm (35mm判換算値:27~108mm) |
ズーム | 光学:4倍 デジタル:6倍 |
F値 | F3~F6.6 |
ISO感度 | 100~3200 |
シャッタースピード | 4~1/2000 秒 |
最短撮影距離 | 60cm(標準) 5cm(マクロ) |
連続撮影速度 | ◯ |
撮影枚数 | 200枚 |
モニター | 2.7型(インチ) 23.04万ドット |
ファインダー | なし |
記録メディア | microSD/SDHCカード 内蔵メモリ8MB |
インターフェース | microUSB2.0 |
その他の機能 | USB充電 フルHD動画対応 Wi-Fi PictBridge対応 防水:15m(IPX8) 防塵:IP6X 耐衝撃:2m |
カラー | イエロー |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 95x63x25mm、176g |
価格(Amazon参考) | 約26,104円 |
PIXPRO WPZ2の最大の特徴は水深5m以上の水圧体制を持つにIPX8相当の防水性を保有する機種全体で最軽量かつ最安価な点です。
防水性の強いものだとPENTAX WG-8などのように、水深20mまでの水圧に対応している機種がありますが、PIXPRO WPZ2
は水深15mまでと5mもの差があり、PIXPRO WPZ2はその5mの差と引き換えに非常に安価で軽量コンパクトなボディという強力な武器をゲットしています。
使用目的を考えたときに15mまでの水圧でも対応できる場合は非常に魅力的なコンパクトさと安価さです。
レジャーはもちろん、アウトドア、過酷な環境などでなるべく軽い機種を探している場合は非常に良い選択肢になると思います。
ケンコー KC-WP06
おすすめの8機種目は、ケンコー KC-WP06となります。
発売日は2023年7月28日となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
機種名 | KC-WP06 |
---|---|
画素数(有効画素数) | 800万画素 |
センサーサイズ | 1/3.2型 CMOS |
焦点距離 | 3.37mm (35mm判換算値:25.5mm) |
ズーム | デジタル:4倍 |
F値 | F2.2 |
ISO感度 | 100~400 |
シャッタースピード | 1/15~1/8000 秒 |
最短撮影距離 | 10cm(標準) |
連続撮影速度 | 3コマ/秒 |
モニター | 2.8型(インチ) 前面:1.5型(インチ) |
ファインダー | なし |
記録メディア | microSDHCカード microSDXCカード |
インターフェース | USB2.0 |
その他の機能 | USB充電 2.7K動画対応 防水:IPX8(3.5m) 防塵性:IP5X |
カラー | ブルー |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 105x68x33mm、152g |
価格(Amazon参考) | 約12,726円 |
KC-WP06最大の特徴は性能を抑えて一定の防水性に特化している点です。
今回おすすめで防水性を備えている機種だとKODAK PIXPRO WPZ2やRICOH WG-7、OM SYSTEM Tough TG-7
などがありますが、これらは全て10m以上の水圧に1時間以上耐えることが出来るIPX8相当の防水性を保有しています。
それに比べるとKC-WP06は同じIPX8ですが、水深3.5mまでの対応と他のタフネス系カメラと比べても防水性は抑えられていることがわかります。
更にセンサーサイズや画素数など様々な点を見ても性能が抑えられていいます。
ですがそれと引き換えにKC-WP06は圧倒的な軽量性と安価な価格を実現しています。
とにかく安価、とにかく軽量な防水耐性がある機種を探していて、夏場に海やプールで軽く使用したいときなどに気軽に購入できるカメラとしては非常におすすめできると思います。
SONY Cyber-shot RX0II
おすすめ9機種目は、SONY Cyber-shot RX0IIになります。
発売日は2019年4月12日となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
機種名 | Cyber-shot RX0II |
---|---|
画素数(有効画素数) | 1530万画素 |
センサーサイズ | 1型CMOS |
焦点距離 | 7.9mm (35mm判換算値:24mm) |
ズーム | なし |
F値 | F4 |
ISO感度 | 125~12800 拡張:ISO80~25600 |
シャッタースピード | 1/4~1/32000 秒 |
最短撮影距離 | 20cm(標準) |
連続撮影速度 | 16コマ/秒 |
撮影枚数 | 240枚 |
モニター | 1.5型(インチ) 23.04万ドット チルト液晶 |
ファインダー | なし |
記録メディア | microSD/SDHC/SDXCカード |
インターフェース | マルチ端子、USB2.0、HDMIマイクロ端子 |
その他の機能 | 4K動画対応 Wi-Fi 防水性:IPX8(10m) 防塵性:IP6X 耐衝撃:2m |
カラー | ブラック |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 59×40.5x35mm、132g |
価格(Amazon参考) | 約115,900円 |
Cyber-shot RX0IIの最大の特徴はIPX8(10m)相当に対応しながら、本体サイズがコンデジ全体の中でも最軽量コンパクトレベルの機種だという点です。
非常に軽量コンパクトなボディサイズとなっており、ジャンルとしてはコンデジとなってはいますが、アクションカメラと捉えても問題ない軽量コンパクトなボディに仕上がっています。
防水性もIPX8相当(10m)に対応しており、必要十分の防水性は保有しています。
さらにCyber-shot RX0IIの魅力はISO感度の設定幅が拡張も含めるとISO80~25600とコンデジ、アクションカメラと比べても最大級の設定幅を保有しているところです。
コンデジの多くはISO感度の設定幅がそれほど多くはありません。
設定幅の広いRICOH G900 IIであってもISO125~25600とCyber-shot RX0II
の設定幅には及びません。
その設定幅を59×40.5x35mmの超コンパクトボディを有する機種が可能としており、他では簡単には真似できない機種だということは明らかです。
さらに設定幅でいうとシャッタースピードも最大1/32000秒まで設定可能というのも見逃せません。
防水性に加えて軽量コンパクトなボディ、さらに各設定幅の広さを求める場合にはCyber-shot RX0IIが最強の選択肢となるかもしれません。
IPコードを取得している防水性の高いおすすめミラーレスのスペックと価格比較一覧表
各機種の一部の主要スペックと価格を比較一覧表に掲載しています。
更に詳しいスペックや特徴は各スペック表を御覧ください。
機種名 | OM-5 Mark II | OM-1 Mark Ⅱ | OM-3 | E-M1 Mark Ⅲ | E-M1 Mark Ⅲ ASTRO | OM-5 |
防塵防滴 | IP53 | IP53 | IP53 | IP1X | IP1X | IP53 |
マウント | マイクロフォーサーズ | マイクロフォーサーズ | マイクロフォーサーズ | マイクロフォーサーズ | マイクロフォーサーズ | マイクロフォーサーズ |
画素数 | 2037万画素 | 2037万画素 | 2037万画素 | 2037万画素 | 2037万画素 | 2037万画素 |
センサー | フォーサーズ 4/3型 LiveMOS | フォーサーズ 4/3型 LiveMOS | フォーサーズ 4/3型 LiveMOS | フォーサーズ 4/3型 LiveMOS | フォーサーズ 4/3型 LiveMOS | フォーサーズ 4/3型 LiveMOS |
ISO | 64~6400 | 80~25600 | 80~25600 | 64~6400 | 100~6400 | 64~6400 |
SS | 1/32000~60秒 | 1/32000~60秒 | 1/32000~30秒 | 1/32000~30秒 | 1/8000~30秒 | 1/32000~60秒 |
撮影速度 | 最高約30コマ/秒 | 最高約120コマ/秒 | 最高約120コマ/秒 | 最高約60コマ/秒 | 最高約60コマ/秒 | 最高約30コマ/秒 |
撮影枚数 | 310枚 | 500枚 | 590枚 | 420枚 | 420枚 | 310枚 |
モニター | 3インチ 2軸可動式液晶 | 3インチ 2軸可動式液晶 | 3インチ 2軸可動式液晶 | 3インチ 2軸可動式液晶 | 3インチ 2軸可動式液晶 | 3インチ 2軸可動式液晶 |
ファインダー | アイレベル式OLEDビューファインダー | アイレベル式OLEDビューファインダー | アイレベル式OLEDビューファインダー | アイレベル式液晶ビューファインダー | アイレベル式液晶ビューファインダー | アイレベル式OLEDビューファインダー |
メディア | SD/HC/XCカード シングルスロット | SD/HC/XCカード ダブルスロット | SD/HC/XCカード シングルスロット | SD/HC/XCカード ダブルスロット | SD/HC/XCカード ダブルスロット | SD/HC/XCカード シングルスロット |
端子類 | USB2.0(タイプC)、HDMIマイクロ | USB3.0(タイプC)、HDMIマイクロ | USB3.0(タイプC)、HDMIマイクロ | USB3.0(タイプC)、HDMIマイクロ | USB3.0(タイプC)、HDMIマイクロ | microUSB2.0、HDMIマイクロ |
本体サイズ | 125.3×85.2x52mm、約418g | 134.8×91.6×72.7mm、約599g | 139.3×88.9×45.8mm、約496g | 134.1×90.9×68.9mm、約580g | 134.1×90.9×68.9mm、約580g | 1125.3×85.2×49.7mm、約414g |
発売 | 2025年7月 | 2024年2月 | 2025年3月 | 2020年2月 | 2024年7月 | 2022年11月 |
価格 | 約158,000円 | 約254,000円 | 約232,726円 | 約169,800円 | 約297,726円 | 約117,315円 |
その他特徴など | スペック表参照 | スペック表参照 | スペック表参照 | スペック表参照 | スペック表参照 | スペック表参照 |
IPコードを取得している防水性の高いおすすめコンデジのスペックと価格比較一覧表
各機種の一部の主要スペックと価格を比較一覧表に掲載しています。
更に詳しいスペックや特徴は各スペック表を御覧ください。
機種名 | OM SYSTEM Tough TG-7 | RICOH G900 II | PENTAX WG-1000 | PENTAX WG-8 | RICOH WG-7 | PENTAX WG-90 | PIXPRO WPZ2 | ケンコー KC-WP06 | SONY Cyber-shot RX0II |
防塵防滴 | IP68(15m) | IP68(20m) | IP68(15m) | IP68(20m) | IP68(20m) | IP68(14m) | IP68(15m) | IP68(3.5m) | IP68(10m) |
画素数 | 1200万画素 | 2000万画素 | 1635万画素 | 2000万画素 | 2000万画素 | 1600万画素 | 1635万画素 | 800万画素 | 1530万画素 |
センサー | 1/2.33型CMOS | 1/2.33型CMOS | 1/2.33型CMOS | 1/2.33型CMOS | 1/2.33型CMOS | 1/2.33型CMOS | 1/2.3型CMOS | 1/3.2型 CMOS | 1型CMOS |
焦点距離 | 4.5~18mm | 5~25mm | 4.9~19.6mm | 5~25mm | 5~25mm | 5~25mm | 4.9~19.6mm | 3.37mm | 7.9mm |
ズーム | 光学:4倍 | 光学:5倍 デジタル:8.1倍 | 光学:4倍 デジタル:6倍 | 光学:5倍 デジタル:8.1倍 | 光学:5倍 デジタル:8.1倍 | 光学:5倍 デジタル:7.2倍 | 光学:4倍 デジタル:6倍 | デジタル:4倍 | なし |
F値 | F2~F4.9 | F3.5~F5.5 | F3~F6.6 | F3.5~F5.5 | F3.5~F5.5 | F3.5~F5.5 | F3~F6.6 | F2.2 | F4 |
ISO | 100~12800 | 125~25600 | 100~3200 | 125~6400 | 125~6400 | 125~6400 | 100~3200 | 100~400 | 125~12800 |
SS | 1/2~1/2000 秒 | 1/4~1/4000 秒 | 4~1/2000 秒 | 1/4~1/4000 秒 | 1/4~1/4000 秒 | 1/4~1/4000 秒 | 4~1/2000 秒 | 1/15~1/8000 秒 | 1/4~1/32000 秒 |
最短撮影 | 10cm(標準) | 50cm(標準) | 60cm(標準) | 50cm(標準) | 50cm(標準) | 50cm(標準) | 60cm(標準) | 10cm(標準) | 20cm(標準) |
連射 | 20コマ/秒 | ◯ | ◯ | 10コマ/秒 | 10コマ/秒 | 1.08コマ/秒 | ◯ | 3コマ/秒 | 16コマ/秒 |
撮影枚数 | 330枚 | 340枚 | 300枚 | 340枚 | 340枚 | 300枚 | 200枚 | 不明 | 240枚 |
液晶 | 3インチ | 3インチ | 2.7インチ | 3インチ | 3インチ | 2.7インチ | 2.7インチ | 2.8インチ | 1.5インチ チルト |
メディア | SDカード系 | SDカード系 内蔵メモリ:6.5GB | SDカード系 内蔵メモリ29MB | SDカード系 内蔵メモリ27MB | SDカード系 内蔵メモリ:27MB | SDカード系 内蔵メモリ68MB | microSDカード系 内蔵メモリ8MB | microSDカード系 | microSDカード系 |
サイズ | 113.9×65.8×32.7mm、249g | 118.2×65.5×33.1 mm、242g | 116×68.5×50.5mm、220g | 118.2×65.5×33.1mm、242g | 118.2×65.5×33.1 mm、246 | 122.5×61.5×29.5mm、194g | 95x63x25mm、176g | 105x68x33mm、152g | 59×40.5x35mm、132g |
発売 | 2023年10月 | 2024年8月 | 2024年6月 | 2024年7月 | 2021年7月 | 2023年12月 | 2020年7月 | 2023年7月 | 2019年4月 |
価格 | 約58,800円 | 約90,809円 | 約31,800円 | 約57,770円 | 約49,980円 | 約47,480円 | 約26,104円 | 約12,726円 | 約115,900円 |
特徴など | スペック表参照 | スペック表参照 | スペック表参照 | スペック表参照 | スペック表参照 | スペック表参照 | スペック表参照 | スペック表参照 | スペック表参照 |
OM SYSTEMのミラーレスとの組み合わせで防水性最高!M.ZUIKO PROシリーズのレンズを紹介!
OM-5 Mark IIやOM-1 Mark ⅡなどのIPコードを取得しているOM SYSTEMのミラーレスカメラはM.ZUIKO PROシリーズのレンズを組み合わせることで真の防水性能を発揮します。
組み合わせるレンズはM.ZUIKO PROシリーズのレンズであればどのレンズも対象となっており、多彩な焦点距離のズームレンズが用意されています。
以下がM.ZUIKO PROシリーズのレンズ一覧とざっくりとしたスペックは以下のとおりです。
※価格については日々変動の可能性があるため、あくまで参考としてご覧ください。
商品名 | 焦点距離 | F値 | 防塵防滴 | 価格(Amazon参考) |
---|---|---|---|---|
M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO | 7-14mm (35mm換算:14-28mm) | F2.8 | IP53 | 約173,450円 |
M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO | 8-25mm (35mm換算:16-50mm) | F4 | IP53 | 約125,400円 |
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II | 12-40mm (35mm換算:24-80mm) | F2.8 | IP53 | 約92,727円 |
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO | 12-40mm (35mm換算:24-80mm) | F2.8 | IPX1 | 約79,800円 |
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO | 12-45mm (35mm換算:24-90mm) | F4 | IPX1 | 約61,800円 |
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO | 12-100mm (35mm換算:24-200mm) | F4 | IP53 | 約179,793円 |
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO | 40-150mm (35mm換算:80-300mm) | F2.8 | IP53 | 約196,755円 |
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO | 40-150mm (35mm換算:80-300mm) | F4 | IP53 | 約110,100円 |
M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO | 150-400mm (35mm換算:300-1000mm) | F4.5 | IP53 | 約1,510,432円 |
更に別記事ではM.ZUIKO PROシリーズのレンズについても詳しく解説しているので合わせてご覧ください。
もしIPコードを取得している防水性の高いのカメラを買うならこの1台:卯月銀河視点
最後に卯月銀河がもしIPコードを取得している、防水性の高いのカメラを一台購入するならこのカメラ、ということで「ミラーレス」「コンデジ」の2項目でそれぞれ紹介します。
まずミラーレスでは「OM SYSTEM OM-5 Mark II」を選出します。
OM SYSTEM OM-5 Mark IIを選んだ理由は防水耐性がIP53相当と高水準かつ軽量コンパクト、それでいて価格が15万円前後と手を出しやすい価格だという点です。
防水耐性だけで見ればOM-1 Mark ⅡやOM-3と同じIP53相当ですが、この2機種にはない最大の魅力が軽量コンパクトだということです。
アウトドアやレジャーでの使用を考えた場合、荷物をなるべく少なく軽くしたかったり、撮影したい場所でもなるべく軽い機種で機動性を確保したかったりと、カメラ自体が大きくて重いという理由で持ち出さなくなる可能性があります。
そんな中でOM-5 Mark IIは防水耐性を確保しながらも、同性能の防水耐性を保有している機種より軽量コンパクトなため持ち運びにの軽量化にも一役買い、機動性も確保できるというわけです。
しかも価格が今回おすすめしている防水性の高いミラーレスの中で2番目に安価となっており、購入のし安さというのもかなりの魅力です。
防水耐性が高いミラーレスが良いという要望だけでなく、軽量コンパクトで安価に購入できる点も含めてOM SYSTEM OM-5 Mark IIを「この1台」に選出しました。
つづいてコンデジでは「OM SYSTEM Tough TG-7」を選出します。
OM SYSTEM Tough TG-7を選んだ理由は防水耐性だけでなく、タフネス系コンデジで唯一耐結露に対応している点、さらに防水プロテクター PT-059
を使用することでなんと水深45mまでの水圧に対応するという点です。
まずTough TG-7の防水耐性は水深15mまで対応のIP68相当と非常に強力で、更にその上に水深20mの水圧まで対応しているRICOH G900 IIやPENTAX WG-8などがありますが、概ね使用上は十分な防水耐性があると思います。
さらにOM SYSTEMが販売する防水プロテクター PT-059を使用することで最大水深は跳ね上がり、なんと水深45mまでの撮影を行うことができるようになります。
しかもそれだけでなくタフネス系コンデジでは唯一耐結露の耐性を持っており、水の中から外に出たときの温度差などでの結露を防ぐことが出来るのはかなり魅力な点です。
そして極めつけがF値がF2始まりと、広角での撮影であれば非常に明るいF値で撮影することができます。
最短撮影距離もマクロで1cm、標準でも10cmまで寄れるので、撮影の仕方によってはかなりのボケ感を演出することが出来ると思います。
防水性だけで選ぶ場合もTough TG-7は非常に良い選択肢ですが、それに合わせて耐結露を持ち合わせ、防水プロテクター PT-059との併用で水深45mまでの撮影に対応するという独自メリットを評価し、「この1台」に選出しました。
今回はあくまで1台を選ぶならということで防水性の高いミラーレスでは「OM SYSTEM OM-5 Mark II」、防水性の高いコンデジでは「OM SYSTEM Tough TG-7
」を選出しましたが、これら以外のおすすめした機種もどれも優秀なカメラとなっています。
購入するユーザーが何を重視してカメラを選ぶのかによって見方も変わるため、「1機種を選ぶなら」で選んで機種が全ユーザーに対しての最良の答えではないとは思います。
おすすめしたカメラはどれも個人的にはどれも良いカメラだと感じているので、是非気に入った一台を見つけてみてください。
防水性の高いカメラの売っている場所とは。Amazonや楽天などECショップで購入可能
防水性の高いカメラの販売は大手ECサイトであるAmazonや楽天市場
、Yahoo!ショッピング
などのネットショップが主流となっています。
実店舗である家電量販店などでも見かけることはありますが、今回おすすめした機種が15選あるように、防水性の高いカメラは非常に多くの機種があるため、展示スペースに販売機種すべてを並べることは難しいと思います。
その点ECサイトであれば展示スペースを必要としないため、おおよそのどんな機種でも新品・中古含めて取り揃えられているという状況です。
なので基本的な購入はAmazonなどのECショップでの購入をおすすめします。
ただ実店舗では実物に触れるというメリットもあるので、気になる機種があれば一度実店舗に赴いて探してみるのも良いかもしれません。
防水性の高いカメラの採用記録メディアとは。SDカード?microSDカード?
防水性の高いカメラは機種よって採用している記録メディアが異なります。
大まかに採用されている記録メディアは以下のとおりです。
- SD/SDHC/SDXCカード
- microSDHC/microSDXCカード
SD/HC/XCカードについては防水性の高いカメラ以外でも様々な機種で採用しており、パソコンでも専用スロットが搭載されていたりと非常に汎用性のある記録メディアとなっています。
SDカードについては別の記事でおすすめSDカードとともに詳しく解説しているのでぜひ合わせてご覧ください。
さらにmicroSDHC/microSDXCカードを採用するコンデジも何機種かあります。
microSDカード系はアダプターを介すことでSDカードにもなるので、非常に使いやすい記録メディアだと思います。
パソコンによってはmicroSDカードスロットがあるため、場合によっては変換アダプターやカードリーダー不要でデータの読み込みができるのは有り難いところです。
microSDカードについては別の記事でおすすめmicroSDカードとともに詳しく解説しているのでぜひ合わせてご覧ください。
まとめ:ミラーレスでもコンデジでも高い防水耐性を持つカメラは多数あり!見るべき表示はIPコード!
今回は防水性の高いミラーレスカメラ・コンデジのおすすめを15選紹介してきました。
防塵防滴についてはメーカー独自にシーリングによって防塵防滴構造と謳っているカメラもありますが、より強固な防塵防滴耐性は国際電気標準会議(IEC)により制定された電気製品の防塵・防水(防滴)性能を表す規格、「IPコード」を取得しているかどうかで見分けることができます。
IPコードは「IP+防塵等級数+防水等級数」で表示され、その数字が大きければ大きいほど強度が増すというものです。
今回紹介した防水性の高いミラーレスカメラ・コンデジと防水耐性(IPコード)は以下のとおりです。
その中でもOM SYSTEM Tough TG-7やPENTAX WG-1000などの一部の機種はコンデジの週間売れ筋ランキングのランクイン常連となっており、多数のユーザーが良コンデジと評価している証拠かなと思います。
さらにその中で「1機種を選ぶなら」ということで、防水性の高いミラーレスでは「OM SYSTEM OM-5 Mark II
」、防水性の高いコンデジでは「OM SYSTEM Tough TG-7
」を選んでいるのでご参考にされてください。
おすすめした15機種はすべて個人的に素晴らしいと思っているので、自分のお気に入りの防水性の高いカメラを一台を見つけて、最高の撮影体験をしてみてください!









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