【2025年版】フルサイズ搭載一眼レフカメラの特徴とおすすめ機種9選を紹介。性能比較表も掲載

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こんにちは!卯月銀河(@gingacamera)です。

フルサイズセンサー搭載の一眼レフカメラはプロカメラマンや写真家の方も使用することもある一眼レフのフラッグシップ機になります。

今回はそんな一眼レフカメラの頂点であるフルサイズセンサー搭載の一眼レフカメラの特徴とおすすめ機種を紹介します。

一眼レフカメラに興味のある方、フルサイズセンサー搭載のカメラに興味のある方には特におすすめです。

結論、フルサイズセンサー搭載の一眼レフカメラで撮影の最高峰を体験してみよう。

EOS 5D Mark Ⅳ

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フルサイズセンサー(縦36.0mm×横24.0mm)について

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フルサイズは縦36.0mm×横24.0mmのセンサーサイズになります。

基本的に、センサーサイズはこのフルサイズが基準で考えられ、35mm換算で使われているのがフルサイズセンサーのことです。

ではなぜフルサイズが基準になるのかというと、フィルムカメラ時代に主に使われていたフィルムサイズが35mm、つまりフルサイズだったからです。

その名残もあり、フルサイズが今でも基準となっています。

更に基準となっていることや、使用されてきた歴史が長いこともあり、35mmに対応している機材であれば現代のカメラにも応用して使用できる点もメリットです。

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センサーサイズは複数ある?

フルサイズはカメラのセンサーサイズの基準となるサイズで、焦点距離もよくフルサイズ換算、35mm換算と言われることがあります。

つまりセンサーサイズは大きさによってその性能は変わってくるということです。

よくフルサイズと引き合いに出されることが多い「APS-C」もセンサーの一つで、フルサイズ>APS-Cというのがサイズの順となります。

各センサーサイズの違いについては過去の記事にて詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

一眼レフとミラーレスの違いとは。名称にヒントあり!

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今回紹介するのは「一眼レフ」、そしてそれと似たような機種として「ミラーレス」があります。

見た目はほぼ同じではありますが、内部の構造が違ってきます。

その代表的な違いが、ミラー(反射鏡)を使用しているかどうかです。

一眼レフカメラにはミラー(反射鏡)が入っており、レンズに入る光がミラー(反射鏡)に反射をする仕組みを採用しています。

それに対してミラーレスはミラー(反射鏡)を搭載しておらずミラー無しで撮影することになります。

ちなみに、デジタル一眼レフカメラの【レフ】とは【レフレックス(reflex)】の略で、「光を反射する」という意味があり、ミラーレスは「ミラー(鏡)レス(無し)」を表してます。

フルサイズ搭載一眼レフカメラの特徴。プロや写真家も使う理由とは

フルサイズ搭載一眼レフの特徴としては、ボディそのものが大型のものが多いということが一番に挙げられると思います。

ボディが大型な分防塵防滴性能や描写性能など一つ一つの性能は非常にレベルが高く、プロカメラマンや写真家などが過酷な環境で使用したとしても耐えられるモデルが多数あります。

価格に関してもカメラ全体を通してみても高価な部類に入ってくるのも特徴ですが、その価格に見合った、むしろその価格以上の体験を提供してくれるのがフルサイズ搭載の一眼レフカメラだと思います。

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おすすめのフルサイズ搭載一眼レフカメラ9選。マウントや画素数、連写性能などのスペックも解説!

今回紹介するおすすめのフルサイズ搭載一眼レフカメラは9機種あります。

メーカー別に見ると、Canonが4機種、Nikonが3機種、SONYが1機種、PENTAXが1機種となっています。

各おすすめ機種のスペックや特徴について順番に解説していきます。

※おすすめ9機種のスペック比較表はこちらから

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Canon EOS-1D X Mark Ⅲ

おすすめ1機種目は、EOS-1D X Mark Ⅲになります。

発売日は2020年2月14日となっており、Canonのフルサイズ一眼レフカメラの中では最新の機種となっています。

基本的なスペックは以下のとおりです。

機種名EOS-1D X Mark Ⅲ
マウントキヤノンEFマウント
画素数(有効画素数)2010万画素
センサーサイズフルサイズ
ISO感度100~102400
拡張:50、204800、409600、819200
シャッタースピード電子:1/8000秒~0.5秒
電子先幕・メカニカル:1/8000秒~30秒
連続撮影速度ファインダー撮影時:最高約16コマ/秒
ライブビュー撮影時:最高約20コマ/秒
モニター3.2型(インチ)
210万ドット
ファインダー(倍率)ペンタプリズム(0.76倍)
記録メディアCFexpressカードTypeB
ダブルスロット
インターフェースUSB3.1 Gen2 Type-C、miniHDMI
その他の機能防塵・防滴
バルブ撮影
4K60P動画対応(最大5.5K60P)
Wi-Fi
Bluetooth4.2
カラーブラック
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量)158×167.6×82.6 mm、約1440g(総重量)
公式サイト:Canon EOS-1D X Mark Ⅲ

EOS-1D X Mark Ⅲの最大の特徴はスクエア型のボディです。

このスクエア型のボディのおかげでバッテリー、ボタン類等様々な点で他の一眼レフカメラよりも優位に立っています。

さらにCFexpressカードTypeBがダブルスロットの両方で装着でき、高速のデータ転送が可能となっています。

マウントはEFマウントとなっており、フィルム時代から豊富にあるレンズ資産を存分に活かすことができます。

他にも4K対応、USB Type-C搭載、連写撮影が最高約20コマ/秒と申し分ないスペックをしています。

唯一難点を上げるとすれば、ボディサイズが非常に大きく、重量も1440gと重いことです。

ただ上記でもあげていた通り、バッテリー性能やボタン類の数を考えると決してデメリットとは言えず、シーンによっては非常に大きなメリットとなります。

過酷な状況で使用する機会が多い人や様々なシチュエーションでの撮影を行いたい人には特におすすめの1機種です。

EOS-1D X Mark Ⅲ

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Canon EOS 6D MarkⅡ

おすすめ2機種目は、Canon EOS 6D MarkⅡになります。

発売日は2017年8月4日となっています。

基本的なスペックは以下のとおりです。

機種名EOS 6D MarkⅡ
マウントキヤノンEFマウント
画素数(有効画素数)2620万画素
センサーサイズフルサイズ
ISO感度100~40000
拡張:50、51200、102400
シャッタースピード1/4000~30秒
連続撮影速度高速連続撮影:最高約6.5コマ/秒
モニター3型(インチ)
104万ドット
バリアングル液晶
ファインダー(倍率)ペンタプリズム(0.71倍)
記録メディアSD/HC/XCカード
シングルスロット
インターフェースminiHDMI、USB2.0、AV出力
その他の機能防塵・防滴
タイムラプス
バルブ撮影
フルHD60P動画対応
Wi-Fi
Bluetooth4.1
NFC
PictBridge対応
カラーブラック
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量)144×110.5×74.8 mm、約765g(総重量)
公式サイト:Canon EOS 6D MarkⅡ

EOS 6D MarkⅡの特徴はフルサイズ一眼レフカメラの中では安価な点です。

価格としては20万円前後、安いショップだと20万円を切る価格での販売となっています。

フルサイズ一眼レフは高価な機種が多いので、安価に購入できるというのは非常に嬉しいところです。

でも安価だからと行って性能が悪いわけではなく、マウントはEFマウントなのでフィルム時代からのレンズ資産を活用することができ、防塵防滴、バリアングル液晶、Wi-Fi・Bluetoothなど備わっているとありがたい機能がしっかり搭載されています。

記録媒体も汎用性の高いSDカード系統が使用可能なのでフルサイズを購入してみたいと言う層にもおすすめできる1機種となっています。

ちなみにEOSシリーズのフルサイズセンサー搭載一眼レフカメラにおいて一番最初にバリアングル液晶を搭載したのもこのCanon EOS 6D MarkⅡとなっています。

Canon EOS 6D MarkⅡ

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Canon EOS 5D Mark Ⅳ

おすすめ3機種目は、Canon EOS 5D Mark Ⅳになります。

発売日は2016年9月8日となっています。

基本的なスペックは以下のとおりです。

機種名EOS 5D Mark Ⅳ
マウントキヤノンEFマウント
画素数(有効画素数)3040万画素
センサーサイズフルサイズ
ISO感度100~32000
拡張:50、51200、102400
シャッタースピード1/8000~30秒
連続撮影速度高速連続撮影:最高約7コマ/秒
モニター3.2型(インチ)
162万ドット
ファインダー(倍率)ペンタプリズム(0.71倍)
記録メディアSD/HC/XCカード
CFカード(コンパクトフラッシュ)
ダブルスロット(SD/CF)
インターフェースminiHDMI、USB3.0、AV出力
その他の機能防塵・防塵
タイムラプス
4K30P動画対応
バルブ撮影
Wi-Fi
NFC
PictBridge対応
カラーブラック
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量)150.7×116.4×75.9 mm、約890g(総重量)
公式サイト:Canon EOS 5D Mark Ⅳ

EOS 5D Mark ⅣはEOS 5Dシリーズの最新の機種となります。

EOS 5Dシリーズの歴史は比較的長く、初代は2005年に発売したので、EOS 5D Mark Ⅳは10年以上続いているシリーズの最新機種ということになります。

EOS 5D Mark Ⅳの特徴はなんといってもバランスの良いところかなと思います。

同キャノンのEOS 6D MarkⅡEOS-1D X Mark Ⅲと比較をすると、まず価格は3機種を並べるとEOS 5D Mark Ⅳが真ん中の価格となります。

性能においてもEOS 6D MarkⅡが対応していないダブルスロットや4K動画に対応していたり、逆にEOS-1D X Mark Ⅲが対応している記録メディアのCFexpressカードTypeBは対応していなかったりと3機種のちょうど中間にいるような立ち位置の性能をしています。

サイズや重量に関しても3機種の中で真ん中に位置しており、まさにバランスのとれたフルサイズ一眼レフカメラだという印象です。

もしフルサイズ一眼レフカメラの購入で悩んだときには一番最初に候補になるのが価格・性能のバランスが取れたEOS 5D Mark Ⅳかなと思います。

EOS 5D Mark Ⅳ

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Nikon D780

おすすめ4機種目はNikon D780になります。

発売日は2020年1月24日となっています。

基本的なスペックは以下のとおりです。

機種名D780
マウントニコンFマウント
画素数(有効画素数)2450万画素
センサーサイズフルサイズ
ISO感度100~51200
拡張:50、204800相当
シャッタースピード1/8000~30秒
連続撮影速度高速連続撮影:約7コマ/秒
サイレント撮影:約8コマ/秒(14ビットRAW)
約12コマ/秒(12ビットRAW)
モニター3.2型(インチ)
236万ドット
チルト液晶
ファインダー(倍率)ペンタプリズム(0.7倍)
記録メディアSD/HC/XCカード
ダブルスロット
インターフェースUSB Type-C、miniHDMI
その他の機能防塵・防滴
タイムラプス
バルブ撮影
4K30P動画対応
Wi-Fi
Bluetooth4.2
カラーブラック
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量)143.5×115.5×76 mm、約840g(総重量)
公式サイト:Nikon D780

D780はNikonのフルサイズ一眼レフの中で価格とスペックの両方取りをした機種だと思います。

価格に関しては今回おすすめしているNikonの機種の中で一番安価な機種となっています。

ですが機能は非常に豊富で、防塵防滴対応、チルト液晶、ダブルスロット、236万ドットの液晶モニターと他の機種とも引けを取らないスペックを備えています。

インターフェースにType-C端子も搭載しているので、現環境でも非常に使いやすくなっています。

マウントはニコンFマウントとなっており、過去発売されているすべてのFマウントのレンズに対応しているのも嬉しな点です。

さらにD780週間売れ筋ランキングでも常連の機種となっており、発売して約5年ほどが経過していますが、フルサイズ一眼レフの中では人気機種となっています。

Nikon D780

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Nikon D850

おすすめ5機種目は、Nikon D850になります。

発売日は2017年9月8日となっており、Nikonのフルサイズ一眼レフカメラの中では一番発売日が古い機種となっています。

基本的なスペックは以下のとおりです。

機種名D850
マウントニコンFマウント
画素数(有効画素数)4575万画素
センサーサイズフルサイズ
ISO感度64~25600
ISO32、102400相当
シャッタースピード1/8000~30秒
連続撮影速度CH:約7コマ/秒(EN-EL15a使用時)
モニター3.2型(インチ)
236万ドット
チルト液晶
ファインダー(倍率)ペンタプリズム(0.75倍)
記録メディアSD/HC/XCカード
XQDカード
ダブルスロット(XQD/SD)
インターフェースmicroUSB3.0、miniHDMI
その他の機能防塵・防滴
タイムラプス
4K30P動画対応
バルブ撮影
Wi-Fi
Bluetooth4.1
カラーブラック
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量)146x124x78.5 mm、約1005g(総重量)
公式サイト:Nikon D850

D850は性能と使いやすさを両立したハイスペック機種に仕上がっています。

スペックを見ていくと、画素数は有効画素数で4575万画素と今回おすすめしているフルサイズ一眼レフの中では一番高画素な機種となっています。

さらに記録メディアにXQDカードが使用な可能なことで、SDカードよりもスピーディーな書込・読込を実現しています。

ダブルスロットにも対応しており、XQDカードとSDカードを1枚ずつ挿入することができ、汎用性も非常に高くなっています。

さらにD850週間売れ筋ランキングでも常連の機種となっており、週によっては売れ筋ランキングで1位にもなっています

発売して約8年ほどが経過していますが、フルサイズ一眼レフの中では人気機種の位置に君臨しています。

Nikon D850

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Nikon D6

おすすめ6機種目は、Nikon D6になります。

発売日は2020年6月5日となっており、Nikonのフルサイズ一眼レフカメラの中では最新の機種となっています。

基本的なスペックは以下のとおりです。

機種名D6
マウントニコンFマウント
画素数(有効画素数)2082万画素
センサーサイズフルサイズ
ISO感度100~102400
拡張:50、3280000相当
シャッタースピード1/8000~30秒
連続撮影速度高速連続撮影:約10~14コマ/秒
モニター3.2型(インチ)
236万ドット
ファインダー(倍率)ペンタプリズム(0.72倍)
記録メディアXQDカード
CFexpressカードTypeB
ダブルスロット(XQD/CF)
インターフェースUSB Type-C、miniHDMI
その他の機能防塵・防滴
タイムラプス
4K30P動画対応
バルブ撮影
Wi-Fi
Bluetooth4.2
カラーブラック
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量)160x163x92 mm、約1450g(総重量)
公式サイト:Nikon D6

D6はフラッグシップ機にふさわしく防塵防滴、ダブルスロット、4K動画対応、USB Type-C、CFexpressカードTypeB対応などフラッグシップには欲しい機能がしっかり備わっています。

更にボディはスクエア型でサイズが大きく重量はあるものの、ボタン類の大幅拡張やバッテリー時間の向上に役立っていると考えると非常に大きなメットになるのかなと思います。

他社のスクエア型フラッグシップ機と比べてみると、EOS-1D X Mark Ⅲよりも定価だとD6のほうが安価になっているのも魅力的な点です。

マウントがFマウントというのもメリットの一つで、フィルムカメラ時代から続く豊富なレンズ資産をそのまま現代でも使用することができるので、多彩な撮影・環境で使用できるかなと思います。

Nikon D6

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Sony α99 Ⅱ

おすすめ7機種目は、SONY α99 Ⅱになります。

発売日は2016年11月25日となっており、SONYのフルサイズ搭載一眼レフカメラの中では最新の機種となっています。

基本的なスペックは以下のとおりです。

機種名α99 Ⅱ
マウントα Aマウント
画素数(有効画素数)4240万画素
センサーサイズフルサイズ
ISO感度100~25600
拡張:ISO50~102400
シャッタースピード1/8000~30秒
連続撮影速度Hi+時:最高約12コマ/秒
モニター3型(インチ)
122.88万ドット
3軸チルト液晶
ファインダー(倍率)電子ビューファインダー XGA OLED Tru-Finder
(0.78倍)
記録メディアSD/HC/XCカード
メモリースティックPRO Duo
ダブルスロット(SD/SD・MS)
インターフェースマイクロUSB2.0、HDMIマイクロ
その他の機能防塵・防滴
手ブレ補正機構
タイムラプス
4K30P動画対応
バルブ撮影
Wi-Fi
Bluetooth4.1
NFC
カラーブラック
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量)142.6×104.2×76.1 mm、約849g(総重量)
公式サイト:Sony α99 Ⅱ

α99 Ⅱは全体を通して多機能というのが魅力的な点です。

フルサイズ一眼レフの中では一番付加性能が高いと感じていて、防塵防滴、ダブルスロット、4K動画など他のカメラでも付いている機能に加えて、フルサイズ一眼レフでは意外と搭載されていない手ブレ補正機構やチルト液晶なども搭載されているため、非常に性能面で魅力的な機種と言えます。

基本スペックを取ってみても、画素数が4360万画素と他の一眼レフカメラと比べても高いことから基本スペックで妥協がないことも伺えます。

さらにダブルスロットに置いても、SD/SDのダブルスロットが可能で、これは現在(2025年)でよく使われている記録メディアのスロットと同等であり、それが2016年で完成していたというのもフラッグシップ機としてはふさわしいと思います。

そしてマウントがAマウントであるところも特徴の一つです。

AマウントはもともとMINOLTAというメーカーのもので、ミノルタAマウントとして活躍していましたが、それがSONYへと移り変わり現在のAマウントが誕生しました。

そのためMINOLTA時代のミノルタAマウントレンズがそのままAマウントとして使用可能というわけです。

ただ一つ難点を上げるとすれば、すでに新品での購入が難しく中古での販売が主になっているということです。

ただその分安価で購入できるということにはなるので、SONYのフルサイズ一眼レフの購入を考えているのであれば、α99 Ⅱが一番オススメできる機種です。

SONY α99 Ⅱ

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PENTAX K-1 MarkⅡ

おすすめ8機種目は、PENTAX K-1 MarkⅡになります。

発売日は2018年4月20日となっており、PENTAXのフルサイズ搭載一眼レフカメラの中では最新の機種となっています。

基本的なスペックは以下のとおりです。

機種名PENTAX K-1 MarkⅡ
マウントペンタックスKマウント
画素数(有効画素数)3640万画素
センサーサイズフルサイズ
ISO感度100~819200
シャッタースピード1/8000~30秒
連続撮影速度35ミリフルサイズ:最高約4.4コマ/秒
APS-Cサイズ:最高約6.4コマ/秒
モニター3.2型(インチ)
103.7万ドット
フレキシブルチルト式液晶
ファインダー(倍率)ペンタプリズム(0.7)
記録メディアSD/HC/XCカード
ダブルスロット
インターフェースmicroUSB2.0、HDMIマイクロ
その他の機能防塵・防滴
手ブレ補正機構
タイムラプス
フルHD60P動画対応
バルブ撮影
Wi-Fi
カラーブラック
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量)136.5x110x85.5 mm、約1010g(総重量)
公式サイト:PENTAX K-1 MarkⅡ

PENTAX K-1 MarkⅡの特徴は上下左右に稼働する、フレキシブルチルト液晶です。

基本的にはチルト液晶は上下、バリアングル液晶は横の動きに強い液晶ですが、PENTAX K-1 MarkⅡのフレキシブルチルト液晶は上下左右に稼働するため、チルトの良いところとバリアングルの良いところを兼ね備えて液晶と言っていいと思います。

最近のカメラ(※2025年現在)だとSONY α7RV4軸マルチアングル液晶を搭載して話題となりましたが、それと似たような感じと捉えて良いと思います。

その可動域の広い液晶が2018年に使用可能となっていたというのはフラッグシップ機にふさわしい機能と言えそうです。

その他に機能についても申し分なく、間違いなく購入しても損はしない性能をしています。

PENTAXの機種が購入候補に入るのであれば、購入候補の一つに確実に入ってくる1機種です。

PENTAX K-1 MarkⅡ

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Canon EOS 5D Mark Ⅱ

おすすめ9機種目は、Canon EOS 5D Mark Ⅱになります。

発売日は2008年11月29日となっており、Canonのフルサイズ搭載一眼レフカメラの中では一番発売が古い機種となっています。

基本的なスペックは以下のとおりです。

機種名EOS 5D Mark Ⅱ
マウントキヤノンEFマウント
画素数(有効画素数)3640万画素
センサーサイズフルサイズ
ISO感度100~6400
拡張:50、12800、25600
シャッタースピード1/8000~30秒
連続撮影速度3.9コマ/秒
モニター3インチ
92万ドット
ファインダー(倍率)ペンタプリズム(0.71倍)
記録メディアコンパクトフラッシュ(CFカード)
シングルスロット
インターフェースUSB2.0、AV出力、HDMI
その他の機能防塵防滴
バルブ撮影
PictBridge対応
カラーブラック
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量)152×113.5×75 mm、約810g(総重量)
公式サト:Canon EOS 5D Mark Ⅱ

EOS 5D Mark Ⅱはをなぜ紹介するかと言うと、EOS 5D Mark Ⅳの2世代前の機種となります。

なぜEOS 5D Mark Ⅳをおすすめをしているのに、2世代も前のEOS 5D Mark Ⅱを紹介するのかと言うと、現在(※2025年)中古市場で非常に安価で購入できるフルサイズ一眼レフカメラだからです。

EOS 5Dシリーズはもともと評判の良い機種なため、年月が経過した今でも根強い人気のある機種です。

もちろん2008年の機種なため、最新機種には機能としての劣りを感じますが、撮影という面においては非常に描写性能もよく、それが中古市場で安価で購入できるというのは非常に魅力的です。

しかもEFマウントなので、EOS 5D Mark ⅣなどのCanonの一眼レフで使用できるレンズと同じものを使用できるためレンズ性能としての劣りもありません。

フルサイズ一眼レフの入門機として購入するでもよし、Canonのフルサイズ一眼レフを触るために購入するでもよし、サブカメラとして購入するでもよし、様々なシチュエーションでの購入に期待ができるのがこのEOS 5D Mark Ⅱかなと思います。

Canon EOS 5D Mark Ⅱ

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おすすめ機種のスペック比較一覧表

各機種の一部の特徴をメインに比較表を作成しています。

ぜひご活用ください。

メーカーCanonCanonCanonNikonNikonNikonSONYPENTAXCanon
機種名EOS-1D X Mark ⅢEOS 6D MarkⅡEOS 5D Mark ⅣD780D850D6α99 ⅡPENTAX K-1 MarkⅡEOS 5D Mark Ⅱ
画素数2010万画素2620万画素3040万画素2450万画素4575万画素2082万画素4240万画素3640万画素2110万画素
ISO感度(基本)100~102400100~40000100~32000100~5120064~25600100~102400100~25600100~819200100~6400
シャッタースピード電子:1/8000秒~0.5秒
電子先幕・メカニカル:1/8000秒~30秒
1/4000~30秒1/8000~30秒1/8000~30秒1/8000~30秒1/8000~30秒1/8000~30秒1/8000~30秒1/8000~30秒
サイズ158×167.6×82.6mm、1440g144×110.5×74.8mm、765g150.7×116.4×75.9mm、890g143.5×115.5x76mm、840g146x124x78.5mm、1005g160x163x92mm、1450g142.6×104.2×76.1mm、849g136.5x110x85.5mm、1010g152×113.5x75mm、810g
特徴などスペック表参照スペック表参照スペック表参照スペック表参照スペック表参照スペック表参照スペック表参照スペック表参照スペック表参照

もしフルサイズ搭載一眼レフカメラを購入するならこの一台:卯月銀河視点

最後に卯月銀河がもしフルサイズ搭載一眼レフカメラを一台購入するならこのカメラ、ということで紹介します。

おすすめで紹介したカメラは全て自分のおすすめなので、どのカメラを購入しても自分の中では100%当たりのカメラです。

ですがもしも一台だけ購入するならということで厳選しました。

その一台は、EOS 5D Mark Ⅳになります。

性能、価格、ボディサイズのバランスが非常によく、更にバッテリーグリップを装着することで機能拡張もできるためEOS 5D Mark Ⅳを選びました。

フルサイズの購入を検討している時点で一眼レフ内では最高峰のカメラの購入を検討しているのと同義だと思っているため、基本的にはどの機能も妥協したくはありません。

EOS 5D Mark Ⅳは妥協しないバランスを非常にうまく取っている機種で全体的に上手にまとまっている機種だと思います。

性能面だけで見ればEOS-1D X Mark Ⅲが一番に購入候補に上がりましたが、バランスという面を見た時の総合評価として、EOS 5D Mark Ⅳが上に来たという格好です。

さらにEOS 5D Mark Ⅳは週間売れ筋ランキングでもランクインすることもあり、人気機種も持ち合わせている機種と言えます。

ただ今回はあくまで一台を選ぶならということでEOS 5D Mark Ⅳを選出しましたが、おすすめしたカメラはどれも個人的にはどれも良いカメラだと感じているので、是非気に入った一台を見つけてみてください。

EOS 5D Mark Ⅳ

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2025年のフルサイズ搭載一眼レフカメラの現状は。Canon・Nikon・SONY・PENTAXそれぞれ新機種の発売は?

今回紹介したフルサイズ一眼レフカメラの最新機種は2020年6月5日発売のNikon D6となっています。

記事執筆時が2025年5月なため、約5年間は新作のフルサイズ一眼レフカメラは発売されていないということになります。

これはミラーレス一眼の普及にも関係しており、各社ミラーレス一眼への開発にシフトしている点が理由としてあげられます。

特にSONYに関しては今回紹介したα99 Ⅱが2016年発売なので、約9年もの間新作のフルサイズ一眼レフカメラは発表されていません。

今後もフルサイズ一眼レフカメラが発売される可能性は低いと考えられるため、今現状で発売されている機種・入手できる機種はとても貴重な機種だと考えています。

フルサイズセンサー搭載一眼レフの売っている場所とは。Amazonや楽天などECショップで購入可能

フルサイズセンサー搭載一眼レフの販売は大手ECサイトであるAmazon楽天市場Yahoo!ショッピングなどのネットショップが主流となっています。

実店舗である家電量販店などでも見かけることはありますが数は多くないと感じます。

数が少ない点や発売から年数が経っている機種もあるため、実店舗での扱いが少ないものと思われます。

なので基本的な購入はAmazonなどのECショップでの購入をおすすめします。

ただ実店舗では実物に触れるというメリットもあるので、気になる機種があれば一度実店舗に赴いて探してみるのも良いかもしれません。

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【センサーサイズ別・種類別】おすすめミラーレス・一眼レフ・コンデジまとめ

今回はフルサイズ搭載一眼レフカメラの解説してきましたが、他にも同じ一眼レフカメラであってもセンサーサイズの違うAPS-C一眼レフがあります。

更にミラーレス一眼やコンデジなど種類が違うカメラというのもあります。

ほか記事では他のセンサーサイズや種類のカメラもまとめてているので合わせてご覧ください。

ミラーレス一眼

フルサイズAPS-Cマイクロフォーサーズ

一眼レフカメラ

フルサイズAPS-C

コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)

フルサイズAPS-C1型1/2.3型

おすすめカメラまとめ

ミラーレス一眼一眼レフカメラコンデジネオ一眼
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まとめ:スペックは最強!フルサイズ一眼レフカメラを入手して最高峰を体験しよう

今回はフルサイズセンサー搭載の一眼レフカメラの特徴とおすすめ機種を紹介してきました。

フルサイズ一眼レフカメラは高価であったり、ボディが大きかったりと購入を敬遠される方もいると思います。

ただフルサイズ一眼レフカメラは確実に最高峰のカメラであり、プロカメラマンや写真家も使用する使用していた機種であることも間違いはありません。

以下が今回紹介したカメラと画素数、サイズとなります。
※それ以外のスペックは各スペック表を参照ください。

メーカー機種画素数サイズ特徴など
CanonEOS-1D X Mark Ⅲ2010万画素158×167.6×82.6mm、1440gスペック表参照
CanonEOS 6D MarkⅡ2620万画素144×110.5×74.8mm、765gスペック表参照
CanonEOS 5D Mark Ⅳ3040万画素150.7×116.4×75.9mm、890gスペック表参照
NikonD7802450万画素143.5×115.5x76mm、840gスペック表参照
NikonD8504575万画素146x124x78.5mm、1005gスペック表参照
NikonD62082万画素160x163x92mm、1450gスペック表参照
SONYα99 Ⅱ4240万画素142.6×104.2×76.1mm、849gスペック表参照
PENTAXPENTAX K-1 MarkⅡ3640万画素136.5x110x85.5mm、1010gスペック表参照
CanonEOS 5D Mark Ⅱ2110万画素152×113.5x75mm、810gスペック表参照

さらにその中で「1機種を選ぶなら」ということで、Canon EOS 5D Mark Ⅳを選んでいるのでご参考にされてください。

フルサイズ一眼レフカメラはAPS-C搭載一眼レフカメラやミラーレス一眼、コンデジとはまた違った世界を体験することができるので、ぜひフルサイズ一眼レフカメラを購入して最高の撮影体験をしてみて下さい。

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