こんにちは!卯月銀河(@gingacamera)です。
フルサイズセンサー搭載の一眼レフカメラはプロカメラマンや写真家の方も使用することもある一眼レフのフラッグシップ機になります。
今回はそんな一眼レフカメラの頂点であるフルサイズセンサー搭載の一眼レフカメラの特徴とおすすめ機種を紹介します。
一眼レフカメラに興味のある方、フルサイズセンサー搭載のカメラに興味のある方には特におすすめです。
結論、フルサイズセンサー搭載の一眼レフカメラで撮影の最高峰を体験してみよう。
“感動の1枚”をわずか3ステップで撮れる!一眼レフカメラ講座
フルサイズ(縦36.0mm×横24.0mm)について
※基本説明が不要な方はこちらからおすすめ機種へとジャンプできます。
フルサイズは縦36.0mm×横24.0mmのセンサーサイズになります。
基本的に、センサーサイズはこのフルサイズが基準で考えられ、35mm換算で使われているのがフルサイズセンサーのことです。
ではなぜフルサイズが基準になるのかというと、フィルムカメラ時代に主に使われていたフィルムサイズが35mm、つまりフルサイズだったからです。
その名残もあり、フルサイズが今でも基準となっています。
更に基準となっていることや、使用されてきた歴史が長いこともあり、35mmに対応している機材であれば現代のカメラにも応用して使用できる点もメリットです。
また、個人が購入できるカメラのセンサーとしては最大の大きさなのも、このフルサイズの特徴です。
センサーサイズについて
フルサイズはカメラのセンサーサイズの基準となるサイズで、焦点距離もよくフルサイズ換算、35mm換算と言われることがあります。
つまりセンサーサイズは大きさによってその性能は変わってくるということです。
よくフルサイズと引き合いに出されることが多い「APS-C」もセンサーの一つで、フルサイズ>APS-Cというのがサイズの順となります。
各センサーサイズの違いについては過去の記事にて詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
一眼レフとミラーレスの違いとは
今回紹介するのは「一眼レフ」、そしてそれと似たような機種として「ミラーレス」があります。
見た目はほぼ同じではありますが、内部の構造が違ってきます。
その代表的な違いが、ミラー(反射鏡)を使用しているかどうかです。
一眼レフカメラにはミラー(反射鏡)が入っており、レンズに入る光がミラー(反射鏡)に反射をする仕組みを採用しています。
それに対してミラーレスはミラー(反射鏡)を搭載しておらずミラー無しで撮影することになります。
ちなみに、デジタル一眼レフカメラの【レフ】とは【レフレックス(reflex)】の略で、「光を反射する」という意味があり、ミラーレスは「ミラー(鏡)レス(無し)」を表してます。
フルサイズ搭載一眼レフカメラの特徴
フルサイズ搭載一眼レフの特徴としては、ボディそのものが大型のものが多いということが一番に挙げられると思います。
ボディが大型な分防塵防滴性能など一つ一つの性能は非常にレベルが高く、プロカメラマンや写真家などが過酷な環境で使用したとしても耐えられるモデルが多数あります。
価格に関してもカメラ全体を通してみても高価な部類に入ってくるのも特徴ですが、その価格に見合った、むしろその価格以上の体験を提供してくれるのがフルサイズ搭載の一眼レフカメラだと思います。
おすすめのフルサイズ搭載一眼レフカメラ7選
今回紹介するおすすめのフルサイズ搭載一眼レフカメラは7機種あります。
- Canon EOS-1D X Mark Ⅲ
- Canon EOS 6D MarkⅡ
- Canon EOS 5D Mark Ⅳ
- Nikon D6
- Sony α99 Ⅱ
- PENTAX K-1 MarkⅡ
- Canon EOS 5D Mark Ⅱ
メーカー別に見ると、Canonが4機種、Nikonが1機種、SONYが1機種、PENTAXが1機種となっています。
レンズマウントや画素数、ISO感度、シャッタースピードなどカメラ性能や特徴について順番に解説していきます。
Canon EOS-1D X Mark Ⅲ
おすすめ1機種目は、EOS-1D X Mark Ⅲになります。
発売日は2020年2月14日となっており、Canonのフルサイズ一眼レフカメラの中では最新の機種となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
レンズマウント | キヤノンEFマウント |
画素数 | 2140万画素 |
ISO感度 | 100~102400 拡張:50、204800、409600、819200 |
シャッタースピード | 電子:1/8000秒~0.5秒 電子先幕・メカニカル:1/8000秒~30秒 |
メモリーカード | CFexpressカードTypeB |
その他の機能 | ファインダー形式:ペンタプリズム ダブルスロット 防塵・防滴 バルブ撮影 4K対応(最大5.5K) USB Type-C(USB3.1 Gen2) Wi-Fi・Bluetooth miniHDMI |
幅x高さx奥行き、重量 | 158×167.6×82.6 mm、1250g(本体のみ) |
EOS-1D X Mark Ⅲの最大の特徴はスクエア型のボディです。
このスクエア型のボディのお陰でバッテリー、ボタン類等様々な点で他の一眼レフカメラよりも優位に立っています。
さらにCFexpressカードTypeBがダブルスロットの両方で装着でき、高速のデータ転送が可能となっています。
マウントはEFマウントとなっており、フィルム時代から豊富にあるレンズ資産を存分に活かすことができます。
他にも4K対応、USB Type-C搭載、連写撮影が最高約20コマ/秒と申し分ないスペックをしています。
唯一難点を上げるとすれば、ボディサイズが非常に大きく、重量も1250gと重いことです。
ただ上記でもあげていた通り、バッテリー性能やボタン類の数を考えると決してデメリットとは言えず、シーンによっては非常に大きなメリットとなります。
過酷な状況で使用する機会が多い人や様々なシチュエーションでの撮影を行いたい人には特におすすめの1機種です。
Canon EOS 6D MarkⅡ
おすすめ2機種目は、Canon EOS 6D MarkⅡになります。
発売日は2017年8月4日となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
レンズマウント | キヤノンEFマウント |
画素数 | 2710万画素 |
ISO感度 | 100~40000 拡張:50、51200、102400 |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 |
メモリーカード | SDカード SDHCカード SDXCカード |
その他の機能 | ファインダー形式:ペンタプリズム シングルスロット 防塵・防滴 タイムラプス バリアングル液晶 バルブ撮影 Wi-Fi・Bluetooth・NFC PictBridge対応 USB 2.0 miniHDMI |
幅x高さx奥行き、重量 | 144×110.5×74.8 mm、685g(本体のみ) |
Canon EOS 6D MarkⅡの特徴はフルサイズ一眼レフカメラの中では安価な点です。
価格としてはショップにもよりますが20万円前後、安いところで20万円を切る価格での販売となっています。
でも安価だからと行って性能が悪いわけではなく、マウントはEFマウントなのでフィルム時代からのレンズ資産を活用することができ、防塵防滴、バリアングル液晶、Wi-Fi・Bluetoothなど備わっていると嬉しい機能がしっかり搭載されています。
記録媒体も汎用性の高いSDカード系統が使用可能なのでフルサイズを購入してみたいと言う層にもおすすめできる1機種となっています。
ちなみにEOSシリーズのフルサイズセンサー搭載一眼レフカメラにおいて一番最初にバリアングル液晶を搭載したのもこのCanon EOS 6D MarkⅡとなっています。
Canon EOS 5D Mark Ⅳ
おすすめ3機種目は、Canon EOS 5D Mark Ⅳになります。
発売日は2016年9月8日となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
レンズマウント | キヤノンEFマウント |
画素数 | 3170万画素 |
ISO感度 | 100~32000 拡張:50、51200、102400 |
シャッタースピード | 1/8000~30秒 |
メモリーカード | SDカード SDHCカード SDXCカード コンパクトフラッシュ |
その他の機能 | ファインダー形式:ペンタプリズム ダブルスロット(SD・コンパクトフラッシュ) タイムラプス 防塵・防滴 4K動画対応 バルブ撮影 Wi-Fi・NFC PictBridge対応 USB3.0 miniHDMI |
幅x高さx奥行き、重量 | 150.7×116.4×75.9 mm、800g(本体のみ) |
Canon EOS 5D Mark ⅣはEOS 5Dシリーズの最新の機種となります。
EOS 5Dシリーズの歴史は比較的長く、初代は2005年に発売したので、Canon EOS 5D Mark Ⅳは10年以上続いているシリーズの最新機種ということになります。
Canon EOS 5D Mark Ⅳの特徴はなんといってもバランスの良いところかなと思います。
同キャノンのCanon EOS 6D MarkⅡとEOS-1D X Mark Ⅲと比較をすると、まず価格は3機種を並べるとCanon EOS 5D Mark Ⅳが真ん中の価格となります。
性能においてもCanon EOS 6D MarkⅡが対応していないダブルスロットや4K動画に対応していたり、逆にEOS-1D X Mark Ⅲが対応している記録メデジアのCFexpressカードTypeBは対応していなかったりと3機種のちょうど中間にいるような立ち位置の性能をしています。
もしフルサイズ一眼レフカメラの購入で悩んだときには一番最初に候補になるのが価格・性能のバランスが取れたCanon EOS 5D Mark Ⅳかなと思います。
Nikon D6
おすすめ4機種目は、Nikon D6になります。
発売日は2020年6月5日となっており、Nikonのフルサイズ一眼レフカメラの中では最新の機種となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
レンズマウント | ニコンFマウント |
画素数 | 2133万画素 |
ISO感度 | 100~102400 拡張:50、3280000相当 |
シャッタースピード | 1/8000~30秒 |
メモリーカード | XQDカード CFexpressカードTypeB |
その他の機能 | ファインダー形式:ペンタプリズム ダブルスロット(XQDカード・CFexpressカードTypeB) タイムラプス 防塵・防滴 4K動画対応 バルブ撮影 Wi-Fi・Bluetooth USB Type-C miniHDMI |
幅x高さx奥行き、重量 | 160x163x92 mm、1270g(本体のみ) |
Nikon D6はフラッグシップ機にふさわしく防塵防滴、ダブルスロット、4K動画対応、USB Type-C、CFexpressカードTypeB対応などフラッグシップには欲しい機能がしっかり備わっています。
更にボディはスクエア型でサイズが大きく重量はあるものの、ボタン類の大幅拡張やバッテリー時間の向上に役立っていると考えると非常に大きなメットになるのかなと思います。
他社のスクエア型フラッグシップ機と比べてみると、Canon EOS-1D X Mark Ⅲよりも定価だとNikon D6のほうが安価になっているのも魅力的な点です。
マウントがFマウントというのもメリットの一つで、フィルムカメラ時代から続く豊富なレンズ資産をそのまま現代でも使用することができるので、多彩な撮影・環境で使用できるかなと思います。
Sony α99 Ⅱ
おすすめ5機種目は、SONY α99 Ⅱになります。
発売日は2016年11月25日となっており、SONYのフルサイズ搭載一眼レフカメラの中では最新の機種となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
レンズマウント | a Aマウント |
画素数 | 4360万画素 |
ISO感度 | 100~25600 拡張:ISO50~102400 |
シャッタースピード | 1/8000~30秒 |
メモリーカード | SDカード SDHCカード SDXCカード メモリースティックPRO Duo |
その他の機能 | ファインダー形式:電子ビューファインダー XGA OLED Tru-Finder ダブルスロット(SDカード・SD or MSカード) 防塵・防滴 手ブレ補正機構 タイムラプス 3軸チルト液晶 4K動画対応 バルブ撮影 Wi-Fi・Bluetooth・NFC マイクロUSB2.0 HDMIマイクロ |
幅x高さx奥行き、重量 | 142.6×104.2×76.1 mm、770g(本体のみ) |
SONY α99 Ⅱは全体を通して多機能というのが魅力的な点です。
フルサイズ一眼レフの中では一番付加性能が高いと感じていて、防塵防滴、ダブルスロット、4K動画など他のカメラでも付いている機能に加えて、フルサイズ一眼レフでは意外と搭載されていない手ブレ補正機構やチルト液晶なども搭載されているため、非常に性能面で魅力的な機種と言えます。
基本スペックを取ってみても、画素数が4360万画素と他の一眼レフカメラと比べても高いことから基本スペックで妥協がないことも伺えます。
さらにダブルスロットに置いても、SD・SDカードのダブルスロットが可能で、これは現在(2024年)でよく使われている記録メディアのスロットと同等であり、それが2016年で完成していたというのもフラッグシップ機としてはふさわしいと思います。
そしてマウントがAマウントであるところも特徴の一つです。
AマウントはもともとMINOLTAというメーカーのもので、ミノルタAマウントとして活躍していましたが、それがSONYへと移り変わり現在のAマウントが誕生しました。
そのためMINOLTA時代のミノルタAマウントレンズがそのままAマウントとして使用可能というわけです。
ただ一つ難点を上げるとすれば、すでに新品での購入が難しく中古での販売が主になっているということです。
ただその分安価で購入できるということにはなるので、SONYのフルサイズ一眼レフの購入を考えているのであれば、SONY α99 Ⅱが一番オススメできる機種です。
PENTAX K-1 MarkⅡ
おすすめ6機種目は、PENTAX K-1 MarkⅡになります。
発売日は2018年4月20日となっており、PENTAXのフルサイズ搭載一眼レフカメラの中では最新の機種となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
レンズマウント | ペンタックスKマウント |
画素数 | 3677万画素 |
ISO感度 | 100~819200 |
シャッタースピード | 1/8000~30秒 |
メモリーカード | SDカード SDHCカード SDXCカード |
その他の機能 | ファインダー形式:ペンタプリズム ダブルスロット 防塵・防滴 手ブレ補正機構 タイムラプス フレキシブルチルト式液晶 バルブ撮影 Wi-Fi microUSB2.0 HDMIマイクロ |
幅x高さx奥行き、重量 | 136.5x110x85.5 mm、925g(本体のみ) |
PENTAX K-1 MarkⅡの特徴は上下左右に稼働する、フレキシブルチルト液晶です。
基本的にはチルト液晶は上下、バリアングル液晶は横の動きに強い液晶ですが、PENTAX K-1 MarkⅡのフレキシブルチルト液晶は上下左右に稼働するため、チルトの良いところとバリアングルの良いところを兼ね備えて液晶と言っていいと思います。
最近のカメラ(※2024年現在)だとSONY α7RVが4軸マルチアングル液晶を搭載して話題となりましたが、それと似たような感じと捉えて良いと思います。
その可動域の広い液晶が2018年に使用可能となっているというのはフラッグシップ機にふさわしい機能と言えそうです。
その他に機能についても申し分なく、間違いなく購入しても損はしない性能をしています。
PENTAXの機種が購入候補に入るのであれば、購入候補の一つに確実に入ってくる1機種です。
Canon EOS 5D Mark Ⅱ
おすすめ7機種目は、Canon EOS 5D Mark Ⅱになります。
発売日は2008年11月29日となっており、Canonのフルサイズ搭載一眼レフカメラの中では一番発売が古い機種となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
レンズマウント | キヤノンEFマウント |
画素数 | 2110万画素 |
ISO感度 | 100~6400 拡張:50、12800、25600 |
シャッタースピード | 1/8000~30秒 |
メモリーカード | コンパクトフラッシュ(CFカード) |
その他の機能 | ファインダー形式:ペンタプリズム シングルスロット 防塵防滴 バルブ撮影 PictBridge対応 |
幅x高さx奥行き、重量 | 152×113.5×75 mm、810g(本体のみ) |
Canon EOS 5D Mark Ⅱはをなぜ紹介するかと言うと、Canon EOS 5D Mark Ⅳの2世代前の機種となります。
なぜCanon EOS 5D Mark Ⅳをおすすめをしているのに、2世代も前のCanon EOS 5D Mark Ⅱを紹介するのかと言うと、現在(※2024年)中古市場で非常に安価で購入できるフルサイズ一眼レフカメラだからです。
EOS 5Dシリーズはもともと評判の良い機種なため、年月が経過した今でも根強い人気のある機種です。
もちろん2008年の機種なため、最新機種には機能としての劣りを感じますが、撮影という面においては非常に描写性能もよく、それが中古市場で安価で購入できるというのは非常に魅力的です。
しかもEFマウントなので、Canon EOS 5D Mark ⅣなどのCanonの一眼レフで使用できるレンズと同じものを使用できるためレンズ性能としての劣りもありまえん。
フルサイズ一眼レフの入門機として購入するでもよし、Canonのフルサイズ一眼レフを触るために購入するでもよし、サブカメラとして購入するでもよし、様々なシチュエーションでの購入に期待ができるのがこのCanon EOS 5D Mark Ⅱかなと思っています。
おすすめ機種のスペック比較一覧表
各機種の一部の特徴をメインに比較表を作成しています。
ぜひご活用ください。
メーカー | 機種名 | 画素数 | ISO感度 | シャッタースピード | 本体サイズ | 発売日 | 特徴など |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Canon | EOS-1D X Mark Ⅲ | 2140万画素 | 100~102400 拡張:50、204800、409600、819200 | 電子:1/8000秒~0.5秒 電子先幕・メカニカル:1/8000秒~30秒 | 158×167.6×82.6 mm、1250g(本体のみ) | 2020年2月14日 | 各スペック表参照 |
Canon | EOS 6D MarkⅡ | 2710万画素 | 100~40000 拡張:50、51200、102400 | 1/4000~30秒 | 144×110.5×74.8 mm、685g(本体のみ) | 2017年8月4日 | 各スペック表参照 |
Canon | EOS 5D Mark Ⅳ | 3170万画素 | 100~32000 拡張:50、51200、102400 | 1/8000~30秒 | 150.7×116.4×75.9 mm、800g(本体のみ) | 2016年9月8日 | 各スペック表参照 |
Nikon | Nikon D6 | 2133万画素 | 100~102400 拡張:50、3280000相当 | 1/8000~30秒 | 160x163x92 mm、1270g(本体のみ) | 2020年6月5日 | 各スペック表参照 |
SONY | α99 Ⅱ | 4360万画素 | 100~25600 拡張:ISO50~102400 | 1/8000~30秒 | 142.6×104.2×76.1 mm、770g(本体のみ) | 2016年11月25日 | 各スペック表参照 |
PENTAX | PENTAX K-1 MarkⅡ | 3677万画素 | 100~819200 | 1/8000~30秒 | 136.5x110x85.5 mm、925g(本体のみ) | 2018年4月20日 | 各スペック表参照 |
Canon | Canon EOS 5D Mark Ⅱ | 2110万画素 | 100~6400 拡張:50、12800、25600 | 1/8000~30秒 | 152×113.5×75 mm、810g(本体のみ) | 2008年11月29日 | 各スペック表参照 |
もしフルサイズ搭載一眼レフカメラを購入するならこの一台:卯月銀河視点
最後に卯月銀河がもしフルサイズ搭載一眼レフカメラを一台購入するならこのカメラ、ということで紹介します。
おすすめで紹介したカメラは全て自分のおすすめなので、どのカメラを購入しても自分の中では100%当たりのカメラです。
ですがもしも一台だけ購入するならということで厳選しました。
その一台は、Canon EOS 5D Mark Ⅳになります。
性能、価格、ボディサイズのバランスが非常によく、更にバッテリーグリップを装着することで機能拡張もできるためCanon EOS 5D Mark Ⅳを選びました。
フルサイズの購入を検討している時点で一眼レフ内では最高峰のカメラの購入を検討しているのと同義だと思っているため、基本的にはどの機能も妥協したくはありません。
Canon EOS 5D Mark Ⅳは妥協しないバランスを非常にうまく取っている機種で全体的に上手にまとまっている機種だと思います。
性能面だけで見ればEOS-1D X Mark Ⅲが一番に購入候補に上がりましたが、バランスという面を見た時の総合評価として、Canon EOS 5D Mark Ⅳが上に来たという格好です。
ただ今回はあくまで一台を選ぶならということでCanon EOS 5D Mark Ⅳを選出しましたが、おすすめしたカメラはどれも個人的にはどれも良いカメラだと感じているので、是非気に入った一台を見つけてみてください。
Canon・Nikon・SONY・PENTAXのフルサイズ搭載一眼レフカメラの現在は
今回紹介したフルサイズ一眼レフカメラの最新機種は2020年6月5日発売のNikon D6となっています。
記事執筆時が2024年9月なため、おおよそ4年間は新作のフルサイズ一眼レフカメラは発売されていないということになります。
これはミラーレス一眼の普及にも関係しており、各社ミラーレス一眼への開発にシフトしていっている点が理由としてあげられます。
特にSONYに関しては今回紹介したα99 Ⅱが20216年発売なので、およそ8年もの間新作のフルサイズ一眼レフカメラは発表していません。
今後もフルサイズ一眼レフカメラが発売される可能性は低いと考えられるため、今現状で発売されている機種・入手できる機種はとても貴重な機種だと考えています。
【センサーサイズ別・種類別】おすすめミラーレス・一眼レフ・コンデジまとめ
今回はフルサイズ搭載一眼レフカメラの解説してきましたが、他にも同じ一眼レフカメラであってもセンサーサイズの違うAPS-C一眼レフがあります。
更にミラーレス一眼やコンデジなど種類が違うカメラというのもあります。
ほか記事では他のセンサーサイズや種類のカメラもまとめてているので合わせてご覧ください。
ミラーレス一眼
一眼レフカメラ
コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)
おすすめカメラまとめ
初心者でも上達可能!【フォトグラファーによるカメラ上達講座】を紹介
誰かに教わるというのは、カメラを上達させるうえで非常に重要だと感じています。
そんな中で教わる人がプロのフォトグラファーやプロカメラマンだったとしたら、それにまさる指導者はいないと思います。
一眼レフカメラ上達講座ではプロのフォトグラファーである高崎勤さんのカマラ上達講座を受講することが可能です。
カメラの基本知識や撮影方法に加えて、プロならではの写真を撮影するコツやキーポイント、注意点なども学べるので是非プロからカメラを学んでみましょう!
【初心者カメラ教室】と併せて【フォトグラファーによるカメラ上達講座】でも知識を蓄えていってください!
まとめ:フルサイズ一眼レフカメラを入手して最高峰を体験しよう
今回はフルサイズセンサー搭載の一眼レフカメラの特徴とおすすめ機種を紹介してきました。
フルサイズ一眼レフカメラは高価であったり、ボディが大きかったりと人によっては非常に使いにくい機種と見えるかもしれません。
ただフルサイズ一眼レフカメラは確実に最高峰のカメラであり、プロカメラマンや写真家も使用する・使用していた機種であることも間違いはありません。
APS-C搭載一眼レフカメラやミラーレス一眼、コンデジとはまた違った世界を体験することができるので、ぜひフルサイズ一眼レフカメラを購入して最高の撮影体験をしてみて下さい。
“感動の1枚”をわずか3ステップで撮れる!一眼レフカメラ講座
【初心者カメラ教室】
カメラの知識を身に着けてカメラスキルを上げてみよう!
【初心者カメラ教室 基本まとめ①】F値、ISO感度、シャッタースピードの関連性とは
【初心者カメラ教室 基本まとめ②】写真における主要な保存形式の種類や特徴を解説
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