こんにちは!卯月銀河(@gingacamera)です。
スマホのカメラでは物足りない、でも一眼レフやミラーレスまではなかなか手を出しづらい……。
そんな方におすすめなのがコンパクトデジタルカメラ、通称コンデジです。
今回はメーカー別のおすすめコンデジをご紹介しようと思います。
スマホじゃないからがほしい、コンパクトなカメラがほしい、一眼レフ・ミラーレス以外のカメラを知りたいなどの方におすすめです。
結論、カメラの入門としてコンデジはかなりおすすめ!
コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)とは
レンズとカメラ本体が一体になっている小型タイプのデジタルカメラ、これがコンパクトデジタルカメラこと、コンデジです。
もっと簡単に言うと、レンズとカメラ本体が一体型のものをコンデジ、レンズがカメラ本体から外せる交換式のものをデジタル一眼レフ、もしくはミラーレス一眼といいます。
※説明が不要な方はこちらからおすすめでコンデジ22選までジャンプできます。
コンデジとデジカメの違いは?
結論をいうと、コンデジもデジカメも同じカメラのことを指します。
コンパクトデジタルカメラのコンとカメを取っているのと、デジとカメを取っているかの違いに過ぎません。
一眼レフも正式名称はデジタル一眼レフカメラで、デジとカメを取ればデジカメとなりますが、デジタル一眼レフカメラは一眼レフと呼ぶことが多いためデジカメと略すことはあまりありません。
一眼レフカメラ・ミラーレス一眼との違いは?
基本的にはレンズ交換ができないカメラをコンデジといい、レンズ交換できるカメラを一眼レフ・ミラーレスといいます。
形状がどんなものであれレンズ交換できるかどうかがポイントとなるのでぜひ抑えておきましょう。
コンデジのメリット・デメリットとは
コンデジを購入するメリットを知るだけでなくデメリットも知ることでより一層コンデジ絵の理解が深まると思います。
の順で解説していきます。
デメリットの項目では対応策も解説しているので併せてご確認ください。
購入する機種のことを思い浮かべながら是非チェックしてみましょう。
※説明が不要な方はこちらからおすすめでコンデジ22選までジャンプできます。
コンデジの4つのメリット
コンデジのメリットは以下の4つがあげられます。
- 小型軽量端末なためいつでも気軽に持ち出すことができる
- スマホよりもクオリティの高い写真撮影を行うことができる
- レンズ交換を行う必要がない
- デザイン・カラー展開が豊富なことが多い
この中でも小型軽量端末というのがコンデジの最大のメリットかなと個人的に思います。
もちろんコンデジにもサイズはあるのでその中でも大小はありますが、概ね一眼レフカメラよりも小型なカメラと捉えておいていいかなと思います。
大きすぎると持ち運ぶ際にカバンを選ばないといけなかったり、重量問題も絡んできます。
ですが一眼レフカメラと比べるとコンデジは小型かつ軽く作られている事が多いため、取り回しが行いやすく、持ち運びにも非常に便利です。
さらにデザインやカラー展開に関しても一眼レフよりも豊富な場合が多いため、カジュアルに持ち運べるのもポイントかなとも思います。
それに加えてレンズ交換の必要がないのもメリットと言えます。
一眼レフカメラを使用しているとレンズ交換をするのが当たり前になりがちですが、レンズ交換をすること無くズーム機能が本体に内蔵されているのはかなりのメリットです。
物によっては開放F値が2と明るめに設定されている機種もあるので、昔のコンデジと比べてもボケ感も楽しめるようになってきています。
気軽に持ち運べてスマホよりもクオリテイの高い写真撮影が気軽にできるカメラ、それがコンデジですね。
コンデジの3つのデメリットと対応策
対するデメリットは3つあげさせていただきました。
- ボケ感のある写真撮影が難しい
- スマホカメラとの共存の難しさ
- 安いコンデジは性能があまりよくない
機種にもよりますが開放F値が一眼レフカメラほどではないため、一眼レフカメラと同等のボケ感を出すのは非常に厳しいです。
ただその分ズームができるので、背景を圧縮すればボケ感も楽しむことはできるかなと思います。
さらにスマホのカメラもどんどん性能が上がっているため、コンデジとの共存が難しいのもデメリットです。
ただ最近のスマホは画素数が大きくなりすぎたりしてファイル容量が大きくなりストレージを圧迫してしまうことが多くあります。
コンデジと2台持ちすることでストレージのことを気にせず撮影することができるし、何より撮影体験を得られるのはやはり専門的なカメラだと思います。
ですが撮影体験を得たいからと言って安すぎるコンデジもあるので注意が必要です。
激安コンデジは性能が良くない場合が多々あり、せっかくの写真が台無しになってしまう場合があるので、安すぎるコンデジの性能に関してはかなりのデメリットになります。
その点は今回メーカ別におすすめのコンデジを紹介しているのでそちらをチェックしていただければ万事解決かなと思います。
コンデジを選ぶポイント
実際のコンデジを選ぶポイントを解説していきます。
順番に見ていきましょう。
※説明が不要な方はこちらからおすすめでコンデジ22選までジャンプできます。
本体サイズと重量
持ち運びやすい小型サイズのコンデジを探しているのに、いざネットで購入すると思っているよりも大きかった、なんてこともあります。
なので購入する前にサイズと重量については確認しておきましょう。
自分の持ち運ぶスタイルを想像しながら、カバンのどこにいれるか、ポケットにいれるならどうするかなどを考えながら確認するとより良いかも知れません。
さらに実際に店頭に行ってサイズ感を確認するのもおすすめです。
センサーサイズ
コンデジのセンサーサイズは1/2.3型センサーか1型センサーを搭載している場合が多いです。
少し値段が高い高級コンデジは1型を搭載している場合が多いです。
センサーサイズは大きければ大きいほど光を多く取り込めるので、より明るい写真を撮影することができます。
気になるコンデジが見つかったらどんなセンサーが搭載せれているのか確認すると良いと思います。
ズーム機能(広角・望遠)
より遠くの物を取りたいのにズームが足りなかった、そんなことが起こらないためにもズーム機能についてはよく確認することをおすすめします。
機種によってズームできる幅は大きく異なります。
更に広角端も機種によって違うので併せてチェックしておくといいかもしれません。
自分がどんな撮影を望んでいるのかを考えながら、どの程度のズームがあればいいか、広角の場合どこまであれば事足りるのか、確認をしながら選ぶといいと思います。
マクロ機能
マクロ機能が充実していないと、寄った写真撮影がしたいのに思いの外寄れなかった、なんてこともあります。
機種によって最短撮影距離は変わってくるのでマクロ撮影したい場合にどれだけ寄れるのかの指標である、最短撮影距離の項目をチェックする必要があります。
短いものだと1cmまで寄れる機種もあるので要チェックです。
液晶が可動式であるか
液晶は稼働しないもの、チルト、バリアングルと様々なタイプがあります。
基本的にはチルトやバリアングルといった稼働するもののほうが汎用性は高く使いやすいです。
ローアングルで撮影をしたかったり、自撮りをしたいといった場合には可動式だとかなり便利なので、その点もチェックする必要がありそうです。
個人的にはチルトとバリアングルだと、バリアングルのほうが使用しやすいかなと思います。
チルト式
バリアングル式
稼働しないもの
動画撮影で4Kが対応しているか
動画をよりきれいに取りたい場合には4K撮影に対応しているかが大きな鍵となります。
FHDでも十分綺麗ではありますが、4Kモニターや4Kテレビが普及してきた今だともしかするとFHDでは物足りない人もいるかも知れません。
より綺麗な動画撮影を行いたい場合は4K以上の撮影ができるかどうかを是非チェックしてみてください。
Wi-Fi・Bluetoothが搭載されているか
ワイヤレス関係の機能が搭載されていると使用体験が大きく変わります。
Wi-FiやBluetoothが搭載されていると、画像の転送が容易になったり、遠隔で操作が可能だったりとかなり便利にカメラを使用することができるようになります。
必ず必要ではないかも知れませんが、後々つけることはできない機能なため、便利機能は豊富についているに越したことはありません。
Wi-FiとBluetoothはワイヤレス関連の肝になるのでぜひついているかチェックしてみましょう。
防塵防滴があるかどうか
撮影環境によって水辺で撮影をしたり、砂埃が舞う環境での撮影、水中撮影なんかも行う場合もあるかも知れません。
そういった場合に防塵防滴機能が備わっていないと、コンデジの故障につながってしまうかも知れません。
アウトドアでの撮影を考えている場合は防塵防滴機能は必須機能と考えておいても良いかも知れません。
コンデジを制作しているメーカー
コンデジを製造しているメーカーは複数あります。
ここではコンデジを製造している主なメーカーを9社紹介します。
- SONY(ソニー)
- CANON(キャノン)
- Nikon(ニコン)
- FUJIFILM(富士フィルム)
- パナソニック
- OM SYSTEM(オリンパス)
- RICOH(リコー)
- Kodak(コダック)
- ケンコー・トキナ
他にもコンデジを発売しているメーカーはありますが、今回は国内でも有名な主要メーカー9社に絞らせていただきました。
プライベートブランドで発売されている機種やアミューズメント用に作られている機種、中華系機種など探せばコンデジメーカーはかなり複数あると思います。
メーカー別おすすめコンデジ
ではメーカーごとにおすすめの機種を紹介していきます。
気になるメーカーがあればそこに飛んでみてください。
※今回は前述したポイントを考えながら卯月銀河が独自で選出しています。
複数おすすめを選出したのですが、そのおすすめの中から自分のライフスタイルや撮影スタイルに合ったコンデジをチョイスしてもらえればいいなという想いで複数選出させていただきました。
SONY(ソニー)
SONYでは下記の4機種がおすすめです。
CANON(キャノン)
CANONではこちらの4機種がおすすめです。
Nikon(ニコン)
Nikonではこちらの2機種がおすすめです。
FUJIFILM(富士フィルム)
富士フィルムではこちらの2機種がおすすめです。
パナソニック
パナソニックではこちらの2機種がおすすめです。
LUMIX コンパクトデジタルカメラ DC-FZ1000M2
OM SYSTEM(オリンパス)
オリンパスではこちらの1機種がおすすめです。
RICOH(リコー)
RICOHではこちらの3機種がおすすめです。
Kodak(コダック)
コダックではこちらの3機種がおすすめです。
ケンコー・トキナ
ケンコー・トキナーではこちらの2機種がおすすめです。
もしも迷ったらこの1台!:卯月銀河視点(初心者にもおすすめ)
手っ取り早くこれが一番良いっていうのを教えて!
正直性能もサイズ感も全く違うものばかりなので万人にこれ一台というのは難しいところです。
なので今回は卯月銀河が買うならこのコンデジ、ということで提案させていただきます。
そのコンデジはSONYのCyber-shot DSC-RX100M7です。
何と言っても性能が高いです。
フルサイズミラーレスである『α9』と同等の高速・AF性能をこのサイズのコンデジで再現しているのですから間違いはないです。
さらに24-200mmズームレンズを搭載しているので広角端から望遠端まですべてカバーすることが可能で、かなり使い勝手はいいと思います。
Cyber-shot DSC-RX100M7が卯月銀河の思う最適解のコンデジです。
もしよければ一度ネットショップや店頭でもご覧ください。
店頭に直接行って手に取ってみるとより機種の良さを感じられるかもしれません。
カメラレンタルという選択肢 GOOPASS(グーパス)
コンデジはほしいけど購入するのはまだ不安があるという方はカメラレンタルのサービスを利用することを検討してもいいかもしれません。
カメラレンタルはその名の通りレンタルなので、気になるカメラを実際に触ってみることが可能となります。
カメラレンタルにはいくつかの企業さんがありますが、個人的には【GOOPASS(グーパス)】がおすすめです。
GOOPASS(グーパス)については別で記事にしているので併せてご確認ください。
初心者でも上達可能!【フォトグラファーによるカメラ上達講座】を紹介
誰かに教わるというのは、カメラを上達させるうえで非常に重要だと感じています。
そんな中で教わる人がプロのフォトグラファーやプロカメラマンだったとしたら、それにまさる指導者はいないと思います。
一眼レフカメラ上達講座ではプロのフォトグラファーである高崎勤さんのカマラ上達講座を受講することが可能です。
カメラの基本知識や撮影方法に加えて、プロならではの写真を撮影するコツやキーポイント、注意点なども学べるので是非プロからカメラを学んでみましょう!
【初心者カメラ教室】と併せて【フォトグラファーによるカメラ上達講座】でも知識を蓄えていってください!
まとめ:自分のライフスタイルに合ったコンデジを選択しよう
今回はメーカー別のおすすめコンデジをご紹介しました。
一台のカメラで全員が望む機能を全て備えているというのはなかなか難しいです。
今回複数おすすめを紹介させていただいたのは、そのおすすめの中から自分のライフスタイルや撮影スタイルに合ったコンデジをチョイスしてもらえればいいなという想いで選出させていただきました。
自分から見てもおすすめであげたコンデジは全て優秀で、どれを使ってもはずれはないと思います。
ですがその中で、これだけは欲しいという機能を見つけて、それを基準にコンデジ選びをしてみてください。
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