こんにちは!卯月銀河(@gingacamera)です。
2024年7月に「EOS R5 Mark II 」と同時に発表されていた「EOS R1」がついに発売開始となりました。
今回は2024年11月29日に発売したCanonのフラッグシップモデルである「EOS R1」に付いてイ解説していきます。
Canonのカメラに興味がある、フラッグシップミラーレスカメラに興味がある方などにはおすすめの記事です。
結論、このカメラがあれば間違いなしのスペックです!
新エンジンシステム「Accelerated Capture」を搭載したフラッグシップ機「Canon EOS R1」とは
EOS R1は2024年7月に発売が発表され、2024年11月29日に発売した、Canonのフラッグシップモデルのミラーレス一眼カメラとなります。
エンジンシステムに新開発した「Accelerated Capture」を搭載しており、高速キャプチャー、高速解析、高速AF、高速連続撮影、ローリングシャッター歪みの低減等様々なことを実現しています。
更に詳しいことは公式サイトも掲載しているのでぜひご確認ください。
公式サイト:EOS R1
Canon EOS R1のスペック
機種名 | EOS R1 |
レンズマウント | RFマウント |
センサーサイズ | フルサイズ |
画素数(有効画素数) | 2420万画素 |
ISO感度 | 100~102400 拡張:ISO50、204800、409600 |
シャッタースピード | 電子:1/64000秒~30秒 電子先幕・メカニカル:1/8000秒~30秒 |
X同調速度 | メカシャッター:1/200秒 電子先幕:1/250秒 電子シャッター:1/320秒 |
連続撮影速度 | 電子シャッター時:最高約40コマ/秒 電子先幕・メカシャッター時:最高約12コマ/秒 |
メモリーカード | ダブルスロット CFexpressカードTypeB×2 |
フォーカス | デュアルピクセルCMOS AF 最大4368ポジション |
その他の機能 | 防塵防滴 手ブレ補正機構(8.5段) ゴミ取り機構 バリアングル液晶 USB給電 バルブ撮影 6K動画対応 Wi-Fi・Bluetooth USB Type-C、HDMI |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 約157.6×149.5×87.3 mm、約920g(本体のみ) |
フラッグシップモデルに相応しいスペックとなっていると思います。
スペック表の中で個人的に魅力に感じているのは連射速度です。
電子シャッターではありますが、最高約40コマ/秒ということで、モータースポーツなどの連射が必要な場面では大活躍すること間違いなしです。
さらに新エンジンシステム「Accelerated Capture」が搭載されたことによりローリング歪みの低減もされており、「EOS-1D X Mark III」のメカシャッターと同等レベルのローリングシャッター歪みを実現しています。
「EOS R1」「EOS R5 markⅡ」「α1Ⅱ」スペック比較一覧表
今回発売された「EOS R1」はCanonのフラッグシップモデルということで、同時期に発売のSONYのフラッグシップモデルである「α1Ⅱ」と、CanonがR1が同時に発表した「EOS R5 Mark II 」とスペック比較を行っていきたいと思います。
機種名 | EOS R1 | α1Ⅱ | EOS R5 Mark II |
レンズマウント | RFマウント | α Eマウント | RFマウント |
センサーサイズ | フルサイズ | フルサイズ | フルサイズ |
画素数(有効画素数) | 2420万画素 | 5010万画素 | 5030万画素 |
ISO感度 | 100~102400 拡張:ISO50、204800、409600 | 100~32000 拡張:ISO50~102400 | 100~51200 拡張:50、102400 |
シャッタースピード | 電子:1/64000秒~30秒 電子先幕・メカニカル:1/8000秒~30秒 | 電子:1/32000~30秒 メカニカル:1/8000~30秒 | 電子:1/32000~30秒 電子先幕・メカニカル:1/8000~30秒 |
X同調速度 | メカシャッター:1/200秒 電子先幕:1/250秒 電子シャッター:1/320秒 | 1/400 秒 (フルサイズ)、1/500 秒 (APS-Cサイズ) | メカシャッター:1/200秒 電子先幕:1/250秒 電子シャッター:1/160秒 |
連続撮影速度 | 電子シャッター時:最高約40コマ/秒 電子先幕・メカシャッター時:最高約12コマ/秒 | AUTO/電子シャッター時: Hi+時: 最高約30コマ/秒 メカシャッター時: Hi+: 最高約10コマ/秒 | 電子シャッター:最高約30コマ/秒 電子先幕・メカシャッター:最高約12コマ/秒 |
メモリーカード | ダブルスロット CFexpressカードTypeB×2 | ダブルスロット SDカード・CFexpressカードTypeA×2 | ダブルスロット CFexpressカードTypeB SD/SDHC/SDXCカード |
フォーカス | デュアルピクセルCMOS AF 最大4368ポジション | ファストハイブリッドAF 測距点数最大759点 | デュアルピクセルCMOS AF 最大5850ポジション |
その他の機能 | 防塵防滴 手ブレ補正機構(8.5段) ゴミ取り機構 バリアングル液晶 USB給電 バルブ撮影 6K動画対応 Wi-Fi・Bluetooth USB Type-C、HDMI | 防塵防滴 手ブレ補正機構(8.5段) ゴミ取り機構 チルト+バリアングル液晶 USB給電 バルブ撮影 8K動画対応 Wi-Fi・Bluetooth USB 3.2 Type-C(10 Gbps)、HDMI | 防塵防滴 手ぶれ補正 タイムラプス バリアングル液晶 USB給電 4K・8K動画対応 Wi-Fi・Bluetooth |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 約157.6×149.5×87.3 mm、約920g(本体のみ) | 約136.1 x 96.9 x 82.9mm、約658g(本体のみ) | 138.5×101.2×93.5 mm、656g(本体のみ) |
EOS R1が優れている点もあればα1Ⅱが優れている点もあり、EOS R5 Mark II が優れている点も見受けられます。
個人的には連射を求めるのであればEOS R1、多様な環境で使用するならα1Ⅱ、3機種の平均値を取るならEOS R5 Mark II かなと思います。
EOS R1の価格は?
Canonオンラインショップでは1,089,000円(税込)となっています。
各ECサイトではまた違った価格で販売されている場合もあるので、自分の購入しやすい環境をぜひ見つけてみてください。
EOS R1の評価は?:卯月銀河視点
個人的な評価としては、EOS R1はプロ向けとしても一般向けとしても満足できるカメラかなと思いました。
フラッグシップモデルということで連射速度などプロ向けにチューニングされていることはもちろんですが、新エンジンシステム「Accelerated Capture」を搭載していることでローリングシャッター歪みなどが低減されているため、一般人向けとしても非常に良い選択肢になるのではないかなと感じました。
価格はフラッグシップモデルにふさわしく100万円近くしてしまうため、高価な買い物になることは避けることはできなさそうです。
ただその分のスペックは十分確保されているため、購入後の満足感も段違いかなと感じました。
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誰かに教わるというのは、カメラを上達させるうえで非常に重要だと感じています。
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まとめ:最高のスペックを誇るフラッグシップモデル「Canon EOS R1」が発売!
今回はCanonが発売したフラッグシップのミラーレス一眼カメラEOS R1の紹介やスペック比較を行ってきました。
新エンジンシステム「Accelerated Capture」を搭載していたり、連射が最高約40コマ/秒だったりとフラッグシップモデルにふさわしスペックをしています。
同社のミラーレス一眼や、他社のミラーレス一眼と比較をしても引けを取らないスペックをしており、プロ向けとして一線で活躍すること間違いなしです。
一般人目線からしてもEOS R1は非常に高スペックなため、購入して不満に感じることはほぼないと思われます。
ぜひ購入検討されてみてください。
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