こんにちは!卯月銀河(@gingacamera)です。
APS-C用のRFマウントのズームレンズがほしいけどどんなレンズがあるのかわからない、各レンズの性能がよくわからないということがあるかと思います。
今回はAPS-C用RFマウント系レンズの中からおすすめ広角・標準・望遠・高倍率ズームレンズを11本紹介したいと思います。
APS-C用RFマウント系レンズに興味がある、APS-C用RFマウント系レンズを購入検討している方には特におすすめの記事です。
ぜひ自分に合う最高のAPS-C用RFマウント系レンズを見つけてみてください。
- APS-C用RFマウント系ズームレンズはどんなレンズ?
- APS-C用RFマウント系ズームレンズのおすすめ11本
- [広角ズーム]10-18mm F2.8 DC DN
- [広角ズーム]RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STM
- [広角ズーム]11-20mm F/2.8 Di III-A RXD (Model B060)
- [広角ズーム]RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZ
- [標準ズーム]17-40mm F1.8 DC
- [標準ズーム]RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM
- [標準ズーム]18-50mm F2.8 DC DN
- [望遠ズーム]RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM
- [高倍率ズーム]RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM
- [高倍率ズーム]18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)
- [高倍率ズーム]16-300mm F3.5-6.7 DC OS
- おすすめAPS-C用RFマウント系ズームレンズのスペックと価格比較一覧表
- もしAPS-C用RFマウント系ズームレンズを最初に買うならこの1本:卯月銀河視点
- APS-C用RFマウント系ズームレンズの売っている場所とは。Amazonや楽天などECショップで購入可能
- まとめ:APS-C用RFマウント系広角・標準・望遠・高倍率ズームレンズは多種多様で優秀なレンズばかり!
APS-C用RFマウント系ズームレンズはどんなレンズ?
APS-C用RFマウント系ズームレンズはCanonのRFマウントを持つAPS-Cミラーレス一眼で使用可能なレンズとなっています。
基本は広角ズームレンズ、標準ズームレンズ、望遠ズームレンズの3種類のレンズが分かれていますが、中には広角から望遠まで1本で対応できる高倍率ズームレンズというものも存在します。
フルサイズでも使用自体は可能なレンズとなっていますが、ケラレと呼ばれる写真の周辺部が暗く写ったり、黒い影が写り込んだりする現象が行ってしまうため、基本的にはEOS R50VなどのCanonのAPS-Cミラーレス一眼での使用が最適です。
CanonのおすすめAPS-Cミラーレス一眼は別の記事でも紹介しているので合わせてご覧ください。
APS-C用RFマウント系ズームレンズのおすすめ11本
ここではCanon、SIGMA、TAMRONのAPS-C用RFマウント系ズームレンズの中からおすすめを11本紹介します。
以下が一覧です。
- [広角ズーム]10-18mm F2.8 DC DN
- [広角ズーム]RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STM
- [広角ズーム]11-20mm F/2.8 Di III-A RXD (Model B060)
- [広角ズーム]RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZ
- [標準ズーム]17-40mm F1.8 DC
- [標準ズーム]RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM
- [標準ズーム]18-50mm F2.8 DC DN
- [望遠ズーム]RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM
- [高倍率ズーム]RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM
- [高倍率ズーム]18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)
- [高倍率ズーム]16-300mm F3.5-6.7 DC OS [キヤノンRF用]
性能も価格も多種多様なため、順番に詳しく解説していきます。
※価格については日々変動の可能性があるため、あくまで参考としてご覧ください。
※おすすめAPS-C用RFマウント系ズームレンズのスペック比較一覧表はこちらから
[広角ズーム]10-18mm F2.8 DC DN
おすすめ1本目は、SIGMAの10-18mm F2.8 DC DNになります。
発売日は2024年 9月26日となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
メーカー | SIGMA(シグマ) |
機種名 | 10-18mm F2.8 DC DN |
レンズタイプ | 広角ズーム |
マウント | キヤノンRFマウント |
開放F値 | F2.8 |
焦点距離(フルサイズ換算) | 10~18 mm(16~29mm相当) |
最短撮影距離 | 11.6cm(広角端) 19.1cm(望遠端) |
レンズ構成 | 10群13枚 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
その他の特徴 | 超広角ズームレンズ 防塵防滴 APS-C専用 |
フィルター径 | 67mm |
最大径×長さ | 72.2×62 mm |
重さ | 270g |
価格(Amazon参考) | 約94,102円 |
10-18mm F2.8 DC DNは広角端が35mm換算値で16mm相当の焦点距離となっており、広角ズームレンズの中でも「超広角ズーム」と呼ばれるカテゴリに分類されるレンズです。
超広角ズームは普段の広角レンズよりも広く撮影できるため、風景写真などで広大な写真撮影などを行えます。
F値がF2.8の通しとなっているため、ズームをしてもF値が変わらないのは撮影するうえで非常に使いやすいと思います。
更にボディもF2.8通しながら軽量コンパクトな作りになっているため、持ち運びにも便利な設計となっています。
防塵防滴耐性があるのも見逃せない魅力です。
F2.8通しの16mm始まりの超広角ズームレンズは貴重なレンズなので、性能の高い超広角ズームレンズの購入を検討している場合には10-18mm F2.8 DC DNはかなり良い選択肢になると思います。
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[広角ズーム]RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STM
おすすめ2本目は、CanonのRF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STMになります。
発売日は2023年12月 8日となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
メーカー | Canon(キヤノン) |
機種名 | RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STM |
レンズタイプ | 広角ズーム |
マウント | キヤノンRFマウント |
開放F値 | F4.5-6.3 |
焦点距離(フルサイズ換算) | 10~18 mm(16~29mm相当) |
最短撮影距離 | 0.14m(AF時) 0.086m(MF・10mm時) |
レンズ構成 | 10群12枚 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
その他の特徴 | 超広角レンズ 手ブレ補正機構 APS-C専用 |
フィルター径 | 49mm |
最大径×長さ | 69×44.9 mm |
重さ | 150g |
価格(Amazon参考) | 約59,184円 |
RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STMはCanon純正のAPS-C用RFマウントレンズとしては唯一の超広角ズームレンズとなっています。
F値がF4.5-6.3と可変F値となっており、決して明るいレンズではありませんがそれと引き換えに圧倒的な軽量コンパクトなボディを手に入れています。
しかもCanon純正という安心感とともに、手ブレ補正機構を搭載している点も見逃せないポイントです。
さらに超広角ズームレンズの中では価格も約5万円台と安価になっているの嬉しいところです。
安価に超広角ズームレンズが欲しい場合にはRF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STMはかなりより選択肢になると思います。
[広角ズーム]RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STM
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[広角ズーム]11-20mm F/2.8 Di III-A RXD (Model B060)
おすすめ3本目は、TAMRONの11-20mm F/2.8 Di III-A RXD (Model B060)になります。
発売日は2024年12月12日となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
メーカー | TAMRON(タムロン) |
機種名 | 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD (Model B060) |
レンズタイプ | 広角ズーム |
マウント | キヤノンRFマウント |
開放F値 | F2.8 |
焦点距離(フルサイズ換算) | 11~20 mm(17.6mm~32mm相当) |
最短撮影距離 | 15cm(広角端) 24cm(望遠端) |
レンズ構成 | 10群12枚 |
絞り羽根枚数 | 7 枚 |
その他の特徴 | 超広角レンズ 大口径 防滴 APS-C専用 |
フィルター径 | 67mm |
最大径×長さ | 73×84.2 mm |
重さ | 340g |
価格(Amazon参考) | 約89,820円 |
11-20mm F/2.8 Di III-A RXD (Model B060)はTAMRONのAPS-C用RFマウントレンズとしては唯一の超広角ズームレンズとなっています。
SIGMAやCanonも10-18mmの超広角ズームレンズがありますがTAMRONは焦点距離が若干違い、広角端が11mm(17.6mm相当)で1mm分削られてはいますが、その分望遠端が20mm(32mm相当)と2mm長くなっており、焦点距離の幅は3本の中で一番大きくなっている点は見逃せません。
F値も2.8の通しとなっており、ズームをしてもF値を気にしなくても良い点は非常にポイントが高いと思います。
超広角レンズがほしい、でもなるべく様々な焦点距離を選べるようにしたいという場合には11-20mm F/2.8 Di III-A RXD (Model B060)が有力な選択肢に一角になると思います。
[広角ズーム]11-20mm F/2.8 Di III-A RXD (Model B060)
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[広角ズーム]RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZ
おすすめ4本目は、CanonのRF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZになります。
発売日は2025年 7月11日となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
メーカー | Canon(キヤノン) |
機種名 | RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZ |
レンズタイプ | 広角ズーム |
マウント | キヤノンRFマウント |
開放F値 | F4-6.3 |
焦点距離(フルサイズ換算) | 14~30 mm(22.4mm~48mm相当) |
最短撮影距離 | 0.15m |
レンズ構成 | 9群10枚 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
その他の特徴 | 手ブレ補正機構 APS-C専用 |
フィルター径 | 58mm |
最大径×長さ | 69.6×62 mm |
重さ | 181g |
価格(Amazon参考) | 約53,955円 |
RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZは広角から標準まで対応するズームレンズとなります。
カテゴリとしては広角ですが望遠端は35mm換算で48mmとなっており、広角から標準域までカバーしているのは使い勝手としては非常に大きなメリットです。
Canon純正ということで手ぶれ補正がしっかり搭載されている点も使い勝手の良さをアップさせています。
さらにボディサイズも非常にコンパクトに収まっており、今回紹介するおすすめレンズの中でも3番目の軽さを誇っている点も見逃せません。
広角から標準域までカバーしていて尚且つ軽量コンパクトなボディ、価格も約5万円台とお手頃なことも考えると、最初の一本にRF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZは
良い選択肢になると思います。
[広角ズーム]RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZ
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[標準ズーム]17-40mm F1.8 DC
おすすめ5本目は、SIGMA Artシリーズの17-40mm F1.8 DCになります。
発売日は2025年 8月 7日となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
メーカー | SIGMA(シグマ) |
機種名 | 17-40mm F1.8 DC |
レンズタイプ | 標準ズーム |
マウント | キヤノンRFマウント |
開放F値 | F1.8 |
焦点距離(フルサイズ換算) | 17~40 mm(25.5~60mm相当) |
最短撮影距離 | 28cm |
レンズ構成 | 11群17枚 |
絞り羽根枚数 | 11 枚 |
その他の特徴 | 大口径 防塵防滴 APS-C専用 |
フィルター径 | 67mm |
最大径×長さ | 72.9×115.9 mm |
重さ | 560g |
価格(Amazon参考) | 約132,272円 |
17-40mm F1.8 DCは今回おすすめしているズームレンズ全体の中で一番明るい、F1.8通しのズームレンズとなっています。
F値は数値が小さければ小さいほど明るく撮影することができ、暗所での撮影にも強い傾向があります。
さらにボケの演出でもF値の数値は小さいほうが有利なため、ポートレート撮影などでも活躍が期待できます。
ズームとしては35mm換算で25.5~60mm相当の撮影に対応し、非常に使い勝手のいい帯域となっています。
レンズ構成や絞り羽の枚数なども周囲のレンズよりも特出しており、ArtシリーズでSIGMAが謳っている「圧倒的な描写性能。表現者のためのレンズ。」にふさわしいレンズに仕上がっています。
描写にとことんこだわりたいという方には17-40mm F1.8 DCは購入候補筆頭と言っても過言ではないと思います。
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[標準ズーム]RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM
おすすめ6本目は、CanonのRF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STMになります。
発売日は2022年 6月23日となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
メーカー | Canon(キヤノン) |
機種名 | RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM |
レンズタイプ | 標準ズーム |
マウント | キヤノンRFマウント |
開放F値 | F4.5-6.3 |
焦点距離(フルサイズ換算) | 18~45 mm(29~72mm相当) |
最短撮影距離 | 0.2m(AF・18mm時) 0.15m(MF・18mm時) |
レンズ構成 | 7群7枚 |
絞り羽根枚数 | 7 枚 |
その他の特徴 | 手ブレ補正機構 APS-C専用 |
フィルター径 | 49mm |
最大径×長さ | 69×44.3 mm |
重さ | 130g |
価格(Amazon参考) | 約22,800円 |
RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STMはおすすめしているレンズ全体の中でも最軽量の標準ズームレンズです。
軽量ということは持ち運びの際にも非常に重宝するスペックなので見逃せません。
さらに価格に関してもおすすめしているレンズ全体の中で最安価な点も同時に大きなポイントで、価格を抑えたいときに選ぶレンズや初心者の1本目としても非常に良いと思います。
その分開放F値が4.5と少し暗めだったり、レンズ構成や絞り羽枚数も控えめではありますが、それを差し置いても最軽量・最安価という最強の武器を持っているRF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STMは十分購入対象になってくると思います。
[標準ズーム]RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM
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[標準ズーム]18-50mm F2.8 DC DN
おすすめ7本目は、SIGMA Contemporaryシリーズの18-50mm F2.8 DC DNになります。
発売日は2024年 7月11日となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
メーカー | SIGMA(シグマ) |
機種名 | 18-50mm F2.8 DC DN |
レンズタイプ | 標準ズーム |
マウント | キヤノンRFマウント |
開放F値 | F2.8 |
焦点距離(フルサイズ換算) | 18~50 mm(29-80mm相当) |
最短撮影距離 | 12.1cm(広角端) 30cm(望遠端) |
レンズ構成 | 10群13枚 |
絞り羽根枚数 | 7 枚 |
その他の特徴 | 大口径 防塵防滴 APS-C専用 |
フィルター径 | 55mm |
最大径×長さ | 69.2×74.5 mm |
重さ | 300g |
価格(Amazon参考) | 約66,636円 |
18-50mm F2.8 DC DNはF2.8通しの標準ズームレンズとなっており、F2.8通しズームは貴重な1本となっています。
通しズームは広角端にしても望遠端にしてもF値が変化することなく撮影することができるため優秀ですが、その中でもF2.8通しは大三元レンズとも呼ばれ非常に優秀な明るいズームレンズです。
SIGMA Contemporaryシリーズは「高性能、しかも小型・軽量。 真の「オールマイティ」レンズ。」を謳っていますが、その名の通りF2.8通しズームにも関わらず重量が300gサイズが69.2×74.5 mmと非常に軽量コンパクトとなっており、写りと機動性を兼ね備えた1本に仕上がっています。
写りも機動性も両立したい場合には18-50mm F2.8 DC DNはかなり良い選択肢になると思います。
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[望遠ズーム]RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM
おすすめ9本目は、CanonのRF-S55-210mm F5-7.1 IS STMになります。
発売日は2023年 3月17日となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
メーカー | Canon(キヤノン) |
機種名 | RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM |
レンズタイプ | 望遠ズーム |
マウント | キヤノンRFマウント |
開放F値 | F5-7.1 |
焦点距離(フルサイズ換算) | 55~210 mm(88mm~336mm相当) |
最短撮影距離 | 1m(広角端) 0.73m(望遠端) |
レンズ構成 | 8群11枚 |
絞り羽根枚数 | 7 枚 |
その他の特徴 | 手ブレ補正機構 APS-C専用 |
フィルター径 | 55mm |
最大径×長さ | 69×92.9 mm |
重さ | 270g |
価格(Amazon参考) | 約44,880円 |
RF-S55-210mm F5-7.1 IS STMはおすすめしているズームレンズの中では唯一の望遠ズームレンズとなっています。
望遠ズームレンズとしては非常に軽量コンパクトな1本となっており、機動性が非常にある望遠レンズとなっています。
手ブレ補正機構も内蔵しており、望遠で撮影しても手ブレが抑えられるのは撮影者としては非常に嬉しいメリットです。
価格が約4万円台と安価に購入できる望遠ズームレンズという点も見逃せない魅力です。
安価に望遠レンズを購入したいという場合にはRF-S55-210mm F5-7.1 IS STMというのは良い選択肢の一つだと思います。
[望遠ズーム]RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM
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[高倍率ズーム]RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM
おすすめ8本目は、CanonのRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMになります。
発売日は2022年 6月23日となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
メーカー | Canon(キヤノン) |
機種名 | RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM |
レンズタイプ | 高倍率ズーム |
マウント | キヤノンRFマウント |
開放F値 | F3.5-6.3 |
焦点距離(フルサイズ換算) | 18~150 mm(29~240mm相当) |
最短撮影距離 | 17cm(広角端) 12cm(望遠端) |
レンズ構成 | 13群17枚 |
絞り羽根枚数 | 7 枚 |
その他の特徴 | 手ブレ補正機構 APS-C専用 |
フィルター径 | 55mm |
最大径×長さ | 69×84.5 mm |
重さ | 310g |
価格(Amazon参考) | 約126,954円 |
RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMは広角から望遠まで対応可能な高倍率ズームレンズとなっています。
焦点距離としては35mm換算で29~240mm相当ということでかなり幅広い撮影に対応できると思います。
手ぶれ補正も対応しているため、望遠での札時でも手ブレを最小限に抑えられる点も撮影時には嬉しなところです。
さらにボディサイズが69×84.5 mm、重量が310gと非常に軽量コンパクトになっている点も魅力として見逃せません。
何でもこなせる手軽な1本がほしいということであれば、RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMはかなりよい選択肢になると思います。
[高倍率ズーム]RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM
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[高倍率ズーム]18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)
おすすめ10本目は、[高倍率ズーム]18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)になります。
発売日は2025年 9月26日となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
メーカー | TAMRON(タムロン) |
機種名 | 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061) |
レンズタイプ | 高倍率ズーム |
マウント | キヤノンRFマウント |
開放F値 | F3.5-6.3 |
焦点距離(フルサイズ換算) | 18~300 mm(29-480mm相当) |
最短撮影距離 | 15cm(広角端) 99cm(望遠端) |
レンズ構成 | 15群19枚 |
絞り羽根枚数 | 7 枚 |
その他の特徴 | 手ブレ補正機構 防滴 APS-C専用 |
フィルター径 | 67mm |
最大径×長さ | 75.5×123.6 mm |
重さ | 625g |
価格(Amazon参考) | 約83,160円 |
18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)は35mm換算で29~480mmまでの幅広い焦点距離に対応している高倍率ズームです。
サイズや重量は標準ズームなどと比べても大きく重くはなっていますが、2本以上のレンズで同じ焦点距離をカバーするよりも1本でカバーするほうが機動性や重量・サイズは小さくなるので、結果的に高倍率ズームのほうが軽量コンパクトになるという見方があります。
手ブレ補正機構搭載や防滴にも対応しているので使い勝手も良いと思います。
しかも幅広い焦点距離に対応しているにも関わらず、価格が約8万円台と決して高すぎない点も魅力としては外せません。
安価に1本のレンズで完結させたい場合には18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)は良い選択肢の候補にあがると思います。
[高倍率ズーム]18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)
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[高倍率ズーム]16-300mm F3.5-6.7 DC OS
おすすめ11本目は、SIGMA Contemporaryシリーズの16-300mm F3.5-6.7 DC OSになります。
発売日は2025年 5月となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
メーカー | SIGMA(シグマ) |
機種名 | 16-300mm F3.5-6.7 DC OS |
レンズタイプ | 高倍率ズーム |
マウント | キヤノンRFマウント |
開放F値 | F3.5-6.7 |
焦点距離(フルサイズ換算) | 16~300 mm(26-480mm相当) |
最短撮影距離 | 17cm(広角端) 105cm(望遠端) |
レンズ構成 | 14群20枚 |
絞り羽根枚数 | 9 枚 |
その他の特徴 | 手ブレ補正機構 防塵防滴 APS-C専用 |
フィルター径 | 67mm |
最大径×長さ | 73.8×121.4 mm |
重さ | 625g |
価格(Amazon参考) | 約101,698円 |
16-300mm F3.5-6.7 DC OSは35mm換算で26-480mm相当とおすすめしているレンズの中で最大幅の焦点距離をカバーする高倍率ズームレンズとなっています。
最大幅の焦点距離をカバーしながらも手ブレ補正機構搭載や防塵防滴対応もしており、使い勝手の良いスペックとなっています。
広角端が26mm相当ということで自撮りをする際にもしっかり風景を入れながら撮影できる距離となっているのも意外と大きな魅力です。
価格も約10万円とすべてを1本に集約できると考えると決して高い価格ではなく、むしろ2本以上のレンズを購入するよりも状況によっては安価になる点は抑えておくべきポイントです。
すべてを1本のレンズで完結させたい場合には16-300mm F3.5-6.7 DC OSが最有力候補になると思います。
[高倍率ズーム]16-300mm F3.5-6.7 DC OS
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おすすめAPS-C用RFマウント系ズームレンズのスペックと価格比較一覧表
各機種の一部の主要スペックと価格を「広角レンズ」「標準・望遠レンズ」「高倍率レンズ」に分けて比較一覧表に掲載しています。
更に詳しいスペックや特徴は各スペック表を御覧ください。
広角レンズ
機種名 | 10-18mm F2.8 DC DN | RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STM | 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD (Model B060) | RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZ |
メーカー | SIGMA | Canon | TAMRON | Canon |
レンズタイプ | 広角ズーム | 広角ズーム | 広角ズーム | 広角ズーム |
マウント | キヤノンRFマウント | キヤノンRFマウント | キヤノンRFマウント | キヤノンRFマウント |
開放F値 | F2.8 | F4.5-6.3 | F2.8 | F4-6.3 |
焦点距離 (フルサイズ換算) | 10~18 mm (16~29mm相当) | 10~18 mm (16~29mm相当) | 11~20 mm (17.6mm~32mm相当) | 14~30 mm (22.4mm~48mm相当) |
最短撮影距離 | 11.6cm(広角端) 19.1cm(望遠端) | 0.14m(AF時) 0.086m(MF・10mm時) | 15cm(広角端) 24cm(望遠端) | 0.15m |
レンズ構成 | 10群13枚 | 10群12枚 | 10群12枚 | 9群10枚 |
絞り羽根枚数 | 7 枚 | 7 枚 | 7 枚 | 7 枚 |
フィルター径 | 67mm | 49mm | 67mm | 58mm |
最大径×長さ | 72.2×62 mm | 69×44.9 mm | 73×84.2 mm | 69.6×62 mm |
重さ | 270g | 150g | 340g | 181g |
価格(Amazon参考) | 約94,102円 | 約59,184円 | 約89,820円 | 約53,955円 |
その他特徴 | スペック表参照 | スペック表参照 | スペック表参照 | スペック表参照 |
標準レンズ・望遠レンズ
機種名 | 17-40mm F1.8 DC | RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM | 18-50mm F2.8 DC DN | RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM |
メーカー | SIGMA | Canon | SIGMA | Canon |
レンズタイプ | 標準ズーム | 標準ズーム | 標準ズーム | 望遠ズーム |
マウント | キヤノンRFマウント | キヤノンRFマウント | キヤノンRFマウント | キヤノンRFマウント |
開放F値 | F1.8 | F4.5-6.3 | F2.8 | F5-7.1 |
焦点距離 (フルサイズ換算) | 17~40 mm (25.5~60mm相当) | 18~45 mm (29~72mm相当) | 18~50 mm (29-80mm相当) | 55~210 mm (88mm~336mm相当) |
最短撮影距離 | 28cm | 0.2m(AF・18mm時) 0.15m(MF・18mm時) | 12.1cm(広角端) 30cm(望遠端) | 1m(広角端) 0.73m(望遠端) |
レンズ構成 | 11群17枚 | 7群7枚 | 10群13枚 | 8群11枚 |
絞り羽根枚数 | 11 枚 | 7 枚 | 7 枚 | 7 枚 |
フィルター径 | 67mm | 49mm | 55mm | 55mm |
最大径×長さ | 72.9×115.9 mm | 69×44.3 mm | 69.2×74.5 mm | 69×92.9 mm |
重さ | 560g | 130g | 300g | 270g |
価格(Amazon参考) | 約132,272円 | 約22,800円 | 約66,636円 | 約44,880円 |
その他特徴 | スペック表参照 | スペック表参照 | スペック表参照 | スペック表参照 |
高倍率レンズ
機種名 | RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM | 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061) | 16-300mm F3.5-6.7 DC OS |
メーカー | Canon | TAMRON | SIGMA |
レンズタイプ | 高倍率ズーム | 高倍率ズーム | 高倍率ズーム |
マウント | キヤノンRFマウント | キヤノンRFマウント | キヤノンRFマウント |
開放F値 | F3.5-6.3 | F3.5-6.3 | F3.5-6.7 |
焦点距離 (フルサイズ換算) | 18~150 mm (29~240mm相当) | 18~300 mm (29-480mm相当) | 16~300 mm (26-480mm相当) |
最短撮影距離 | 17cm(広角端) 12cm(望遠端) | 15cm(広角端) 99cm(望遠端) | 17cm(広角端) 105cm(望遠端) |
レンズ構成 | 13群17枚 | 15群19枚 | 14群20枚 |
絞り羽根枚数 | 7 枚 | 7 枚 | 9 枚 |
フィルター径 | 55mm | 67mm | 67mm |
最大径×長さ | 69×84.5 mm | 75.5×123.6 mm | 73.8×121.4 mm |
重さ | 310g | 625g | 625g |
価格(Amazon参考) | 約126,954円 | 約83,160円 | 約101,698円 |
その他特徴 | スペック表参照 | スペック表参照 | スペック表参照 |
※おすすめAPS-C用RFマウント系ズームレンズ一覧へ戻るにはこちらから
もしAPS-C用RFマウント系ズームレンズを最初に買うならこの1本:卯月銀河視点
最後に卯月銀河がもしAPS-C用RFマウント系ズームレンズを1本最初に購入するならこのレンズ、ということで「広角ズーム」「標準・望遠ズーム」「高倍率ズーム」の3つのカテゴリに分けて紹介します。
広角ズームの1本はSIGMAの10-18mm F2.8 DC DNです。
10-18mm F2.8 DC DNを選んだ主な理由は広角ズームレンズで唯一の防塵防滴対応な点、F2.8通しな点、35mm換算で16mm相当と超広角ズームレンズとなっている点などです。
10-18mm F2.8 DC DNは防塵防滴仕様となっており、様々な環境での使用を考えたときに防塵防滴仕様だと安心して撮影ができるので非常にありがたい機能です。
さらにF2.8通しの大三元レンズとなっており、ズームをしてもF値が変わらないのは撮影するうえで非常に使いやすいと思います。
焦点距離も35mm換算で16mm相当とおすすめしている広角ズームレンズの中でも一番広く撮影でき、超広角に対応している点も選ぶ上で欠かせないポイントです。
F2.8通しで超広角、かつ防塵防滴仕様は10-18mm F2.8 DC DNが唯一無二だと思い、購入するならこの1本に選出しました。
つづいて標準・望遠ズームの1本はSIGMAの17-40mm F1.8 DCです。
17-40mm F1.8 DCを選んだ主な理由はF1.8通しな点です。
F1.8通しレンズはおすすめしている全レンズを見ても17-40mm F1.8 DCの1本のみとなり、いかに貴重な通しズームレンズかがわかります。
しかもF1.8は単焦点レンズでも使用されるほどの明るいレンズとなっており、それでズームまで可能となっているのでまさに最強の1本と言っても過言ではありません。
その分価格は上がってしまっていますが、F1.8の標準ズームレンズは購入してしまえばかなり長く活躍すると思うので、使用期間が長いことを考慮すると決して高すぎるという価格ではなくなってきます。
17-40mm F1.8 DCはF1.8通しの最強の標準ズームレンズになりうると思い、購入するならこの1本に選出しました。
最後に高倍率ズームの1本はTAMRONの18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)です。
18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)を選んだ理由は広角端での最短撮影距離が15cmな点、価格が約8万円台な点、手ぶれ補正+防滴に対応している点などです。
まず高倍率ズームということで35mm換算で29-480mm相当とかなり幅広い焦点距離に対応できる点は非常に大きく、かなり強力な1本となっています。
その中でも広角端での最短撮影距離が15cmとほか2本の高倍率ズームレンズと比べても寄った撮影ができるのが大きなメリットになると思います。
さらに手ブレ補正機構搭載や防滴にも対応し、使い勝手も非常に良くなっています。
それでいて価格が約8万円台と非常に安価な価格となっているのは魅力としては外せません。
安価に1本のレンズで完結させられるのは18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)だけだと思い、購入するならこの1本に選出しました。
今回はあくまで最初の一本を選ぶならということで、広角ズームではSIGMAの10-18mm F2.8 DC DN、標準・望遠ズームではSIGMAの17-40mm F1.8 DC、高倍率ズームではTAMRONの18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)
を選出しましたが、これら以外のおすすめしたレンズはどれも優秀なレンズとなっています。
購入するユーザーが何を重視してレンズを選ぶのかによって見方も変わるため、「最初の1本を選ぶなら」で選んだレンズが全ユーザーに対しての最良の答えではないとは思います。
おすすめしたレンズはどれも個人的にはどれも良いレンズだと感じているので、是非気に入った1本を見つけてみてください。
APS-C用RFマウント系ズームレンズの売っている場所とは。Amazonや楽天などECショップで購入可能
APS-C用RFマウント系ズームレンズの販売は大手ECサイトであるAmazonや楽天市場
、Yahoo!ショッピング
などや公式サイトなどのネットショップが主流となっています。
実店舗である家電量販店などでも見かけることはありますが、今回おすすめしたレンズが11選あるように、APS-C用RFマウント系ズームレンズは非常に多くあるため、展示スペースに販売レンズすべてを並べることは難しいと思います。
その点ECサイトであれば展示スペースを必要としないため、おおよそのどんなレンズでも新品・中古含めて取り揃えられているという状況です。
なので基本的な購入はAmazonなどのECショップや公式サイトでの購入をおすすめします。
ただ実店舗では実物に触れることができるというメリットもあるので、気になる機種があれば一度実店舗に赴いて探してみるのも良いかもしれません。
もし新品ではなく中古で購入して価格をより抑えたいという場合には、カメラのキタムラなどの中古カメラを扱うショップで探してみるというのも一つの手段になると思います。

まとめ:APS-C用RFマウント系広角・標準・望遠・高倍率ズームレンズは多種多様で優秀なレンズばかり!
今回はおすすめAPS-C用RFマウント系ズームレンズを広角・標準・望遠・高倍率ズームにカテゴリ分けをして11本紹介してきました。
APS-C用RFマウント系ズームレンズはCanonがRFマウントの提供を開始した2024年4月から順次Canon以外でも発売されていっていますが、まだまだ数が少ないのが現状です。
その中でも今回おすすめした11本はどれも優秀な11本となっています。
そんな優秀な11本のレンズは以下のとおりです。
さらにその中で「1本を選ぶなら」ということで、広角ズームではSIGMAの10-18mm F2.8 DC DN、標準・望遠ズームではSIGMAの17-40mm F1.8 DC、高倍率ズームではTAMRONの18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)
を選んでいるのでレンズ選びに迷った際にはご参考にされてください。
おすすめした5本はすべて個人的に素晴らしいと思っているので、自分のお気に入りのAPS-C用RFマウント系単焦点レンズを見つけて、最高の撮影体験をしてみてください!




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