こんにちは!卯月銀河(@gingacamera)です。
令和になった今でも新作のハーフフィルムカメラが発売されたり、フィルムに特化したSNSサービスが始まったりとフィルムカメラ関連のニュースが跡を絶ちません。
ただフィルムに関しては特に新しいニュースが流れるでもなくどうなるか気になっている方もおられると思います。
ということで今回は「フィルムの現状」について解説していければと思います。
フィルムのことを知りたい、フィルムを購入するための情報集めをしたいという方におすすめです。
結論、フィルムはまだまだ元気な市場で購入もできます!
写真フィルムはまだ購入可能?
結論から言うと、フィルムは現在でも購入可能です。
店舗で販売されている数は縮小されてきており、見かける機会が少なくなっていますが、まだ販売は続いているため、購入は可能となっています。
写真フィルムを購入できる場所は
楽天市場、Yahoo!ショッピング、AmazonなどのECショップなどで販売されていたり、ヨドバシカメラなど一部のネットショップでも販売は続けられています。
実店舗も店舗にはよりますが販売されているところもまだあります。
ただフィルム自体の規模が縮小しているのも事実で、購入できる機会というのは少しずつ減っているのが実情です。
ECショップだと店舗のように売り場面積を確保する必要がないため、比較的購入できるハードルは低いかなと思います。
写真フィルムの価格は?
フィルムの価格はメーカーや撮影できる枚数によって異なります。
ただ基本的にはISO400よりもISO100が高価であったり、撮影枚数も多いほうが高価になっています。
同じISO、同じ撮影枚数であってもグレードによっても価格は変わってくるので注意が必要です。
さらに時代の流れもあり写真フィルム自体が高騰しています。
ざっくりですが2000円前後から3000円までの写真フィルムが多いと感じています。
一昔前に比べると値段も上がっているため、安い瞬間を見つけたら即購入というのもありかもしれません。
写真フィルムを製造しているメーカーは
今現在私が確認している、国内で購入できるかつおすすめできる写真フィルムメーカーは3社。
- 富士フィルム
- Kodak
- RETO Amber (アンバー)
となっています。
海外メーカーなども含めるともっと販売しているので写真フィルムがどうしてもほしい、でも高価だから手が出せない。のような場合の一つの選択肢として持っておいても良いかもしれません。
おすすめの写真フィルムは。比較一覧表を掲載
個人的にはどの写真フィルムもおすすめです。
なぜかというと選択肢をたくさん持っておいたほうが、写真撮影の幅が広がるということもあるし、気に入っていたフィルムが無くなったとしても別のフィルムも気兼ねなく使用できるからです。
一つだけに固執していると、いざそのフィルムがなくなぅてしまったときにどのフィルムを購入しようか選定することから始まってしまい時間も取られてしまいます。
どの写真フィルムもきれいに撮影できるのでお財布事情に合わせての購入でも良いかなと考えています。
今現在購入可能なおすすめ写真フィルムを一覧表にまとめてみました。
この記事をぜひブックマークしてご活用ください。
35mm以外の写真フィルムの種類とは
基本的には写真フィルムは2種類あり、カラーフィルムと黒白フィルムとなっています。
富士フィルムはカラーフィルムも黒白フィルムも販売しています。
これが35mmフィルムとなり、フィルムカメラやハーフフィルムカメラ、二眼カメラに使用可能なフィルムとなっています。
富士フイルム(FUJIFILM) カラーネガフイルム フジカラー PREMIUM 400 36枚撮り
富士フイルム(FUJIFILM) 黒白フィルム ネオパン100 ACROS II135サイズ 36枚撮
その他にも「フィルム」というジャンルで言えば「写ルンです」や「チェキ」、「35mmリバーサル」なんてものもあったりします。
富士フィルム チェキ フィルム instax mini JP2 インスタントカメラ 20枚入×1セット
富士フイルム(FUJIFILM) リバーサルフィルム フジクローム Velvia 100 35mm 36枚
フィルムはデジタルに押されてその市場は縮小してしまってはいますが、並べてみるとフィルムがまだまだ元気であることも同時に証明できるので、元気な市場とも言えそうです。
写真フィルムをデータ・デジタル化する方法
今現在フィルムで撮影した写真は現像の際にデータ化をしてもらえますが、過去に撮影したフィルムではそういうわけには行きません。
※現像はカメラのキタムラで行うことが可能です。
そこで活躍するのがフィルムのデータ化サービスです。
個人的におすすめなのが「まんてん録」というデータ化サービスです。
「まんてん録」では写真フィルムのほかにもチェキだったりプリクラ、ビデオテープなんかもデータ化する事が可能です。
ユネスコがマグネティック・テープ・アラートを警鐘した今、家に眠っているフィルムのデジタル化を進める良い機会かもしれません。
写真フィルムの製造について
写真フィルムも市場は縮小しているものの普通に販売されているので使い手が減ったり、売り場が減少しているだけで以前と状況は変わっていないのか、というとそんな事はありません。
写真フィルム大手の富士フィルムは2021年11月18日に「フジカラー 100」と「フジカラー SUPERIA PREMIUM 400」のシリーズを36枚撮り1本化にすると発表したのです。
つまり2つのシリーズで今まで販売されていた、「フジカラー 100 24枚撮」と「フジカラー SUPERIA PREMIUM 400 27枚撮」が販売終了となってしまったのだ。
出荷終了時期が2022年1月と3月なので、この2種類のフィルムはすでに姿を消している形となります。
もちろん同シリーズの36枚撮りは健在です。
ただ少しだけ撮影したいニーズには応えることが難しくなるし、36枚撮りということは25枚や27枚とは価格の差も大きくなってしまいます。
余談ですが、価格についても富士フィルムやKodakは一部の商品での値上げを行っています。
このようになかなか目につかないだけで写真フィルムの状況も刻一刻と変化しているのです。
フィルムに特化した写真投稿・共有SNSサービス「filmbiyori(フィルム日和)」
2024年6月24日にフィルムカメラに特化した写真投稿・共有サービス「filmbiyori(フィルム日和)」が開始されています。
フィルムは世界的にもどんどん減ってしまっているのが現状なので、こういったサービスが今開始されたというのは非常に大きいと個人的には思います。
filmbiyori(フィルム日和)は誰でも参加することが可能なサービスで誰かの紹介などがなくても参加可能です。
更に写真を閲覧するだけれあれば登録も不要なのでそこも嬉しいところです。
サービス開始当初はβ版から開始されていることもあり、今後も進化していく可能性が高いfilmbiyori(フィルム日和)。
フィルムカメラを使用する際にはぜひ活用してみてください。
【初心者でも上達可能】プロカメラマンやフォトグラファーから写真・カメラを学べる機会を紹介
誰かに教わるというのは、カメラを上達させるうえで非常に重要だと感じています。
そんな中で教わる人がプロのフォトグラファーやプロカメラマンだったとしたら、それにまさる指導者はいないと思います。
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カメラの基本知識や撮影方法に加えて、プロならではの写真を撮影するコツやキーポイント、注意点なども学べるので是非プロからカメラを学んでみましょう!
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まとめ:写真フィルムはまだまだ購入可能
今回はフィルムの製造や販売、価格について解説してきました。
フィルムは店舗で見かけることが減っていっているため購入できるのか不安になる方もおられると思います。
ですが結論は、まだ写真フィルムは購入可能です。
ただ店舗で見かけることが非常に少なくなってきているので、楽天市場、Yahoo!ショッピング、AmazonなどのECショップの活用が良いかもしれません。
新作のフィルムカメラが登場したり、フィルムに特化したSNSサービスが開始されたように、写真フィルムの需要は今現在高いと思います。
この機会に波に乗り、写真フィルムの世界に足を踏み入れてみましょう。
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