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たくさん売られているSDカードの中でどのSDカードを購入すればいいか迷ったことはないでしょうか。
値段も容量も性能もメーカーも全く違うし、何を基準で選べば悩んでしまって至極当然だと思います。
そこで今回、卯月銀河おすすめするSDカードを選ぶ基準やおすすめSDカードを解説していければと思います。
SDカードがほしい、SDカードについて学びたい、選ぶポイントが知りたいなどの方にはおすすめです。
選ぶポイントをしっかり抑えて、SDカードに選ぶ知識を深めていきましょう。
結論、とにかく迷ったらProGrade Digital COBALT 256GBが卯月銀河的にはおすすめ!
- SDカードとは。名前(ロゴ)の意味は?
- 印字の表記の違いで見分けられる?サイズはすべて同じ?SDカードの種類とは
- SDカードの選び方・性能の見方のポイントとは。クラスの違い・書き込み速度・最大容量などチェック項目多数!
- SDカードのおすすめメーカー6選
- メーカー・容量・モデル別おすすめSDカードを比較一覧表で紹介
- SDカードを読み込むためのおすすめ外付けカードリーダー・アダプターは。SDカードスロット搭載PCでも有用!
- もしSDカードを1枚選ぶなら:卯月銀河視点
- SDカードの売っている場所とは。Amazonや家電量販店でも購入可能
- まとめ:転送速度最速を選ぶもよし、容量が多いものを選ぶもよし、性能比較をしながら自分の用途にあったSDカードを選択しよう
SDカードとは。名前(ロゴ)の意味は?
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読み方は「SDカード(えすでぃーかーど)」となっています。
正式には「SDメモリーカード」と表記します。
そんなSDカードは1999年にPanasonic、サンディスク(ウエスタンデジタル)、東芝(キオクシア)によって構成されたSD Groupによって発表されたのがSDカードの最初となっています。
SD規格のロゴは1990年代前半に東芝が開発したのですが、DVDの原型となった光ディスクである「Super Density Disc」のために制作されたものであり、ロゴのDは光ディスクの意味合いが込められています。
SDカードのSDは「Secure Digital」の略となっていますが、これは2005年以前の話で、2006年にはSDカードの企画書がver.2.0へと改良され、その際に「Secure Digital」の説明が消されており、2006年以降ではSDカードの「SD」には略称がない形となっています。
印字の表記の違いで見分けられる?サイズはすべて同じ?SDカードの種類とは
一口に「SD」といってもその中には容量やフォーマットによって種類が異なり、現在では下記の4種類が展開されています。
ただサイズに関してはすべて同じで、24mm×32mm×2.1mmとなっています。
ちなみにSDカードの小型版であるmicroSDは11mm×15mm×1mmとなっており、SDカードの約4分の1のサイズとなっています。
ではサイズ以外ではどう違うのか上記の順番で解説していきます。
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SDSCカード
SDSC(SD Standard Capacity)(えすでぃー・すたんだーど・きゃぱしてぃー)」 の略で、読み方としてはSCの部分には触れず、SD(えすでぃー)と読むことが多いです。
SDSCは事実上SDカードシリーズの標準フォーマットにあたります。
※以降SDSCはSDと表記
ファイルシステムにはFAT16を採用し、規格最大容量は2GBまでとなっている。
過去には2GB以上のSDも存在はしていたが、規格容量を超えているため対応するデバイスが少なく、使用できる環境はごく一部に限られてしまっていた。
現在では2GBを超えるモデルはSDHC、SDXC、SDUCと展開がされている。
SDカードは扱いやすい大きさ、形状、誤消去防止の物理プロテクトスイッチ、SD Music Initiative、著作権保護機能など様々な機能を搭載し、幅位広い用途を意識したメモリーカードであることが特徴となっています。
SDHCカード
汎用性が今のところ一番高いと感じるのがこのSDHCカードかなと思います。
SDHCは「(SD High Capacity」(えすでぃー・はい・きゃぱしてぃー)」 の略で、読み方としてはSDHC(えすでぃー・えいちしー)と読むことが多いです。
形状に関してはSDカードと同じとなっていて、見た目は表記が違うだけとなっています。
SDHCは2006年のSD 2.00で規定され、ファイルシステムをFAT32に対応させたことにより、最大容量が32GBまで増加することとなった。
SDHCはSDの上位互換性を持っているのでSDHC対応の機種でSDカードの使用は可能だが、下位互換は仕様上存在しないためSD対応機種に基本的にはSDHCの使用することはできません。
ただドライバ等のアップデートにより2GB以上の認識が開放されていれば対応可能となっています。
もしくはアップデート等がなくても認識できる場合もありますが、想定された使用の範囲外のため注意が必要です。
SDXCカード
記事執筆時点で(※2025年4月)一般販売されているSDカードの中で一番ハイエンドなのがSDXCカードとなります。
SDXC は「SD eXtended Capacity(えすでぃー・えくすてんど・きゃぱしてぃー)」 の略で、読み方としてはSDXC(えすでぃー・えっくすしー)と読むことが多いです。
SDXCは2009年のSD 3.00で規定され、ファイルシステムにはexFATを採用し、最大容量がなんと2TB(テラバイト)になりました。
転送速度は最大300 MB/sがロードマップ上で示されており、一部のカードでは実現しています。
こちらもSDHC同様に形状はSDカードと同じとなっていて、見た目は表記が違うだけとなっています。
つまり上位互換性があるのでSDXC対応の機種でSD、SDHCの使用が可能ということです。
ただ喜ばしいことばかりではなく、exFATはSDHCで採用されたFAT32とは使用されている技術が内部的に異なっている点があります。
なのでそのことを理解したうえで正しく従来のSDHC対応機種でFAT32にフォーマットを行ってから使用する必要があります。
基本的には各機器メーカーは推奨しておらず、完全自己責任になります。
exFATファイルが入ったSDXCカードをそのままSDXC非対応機種に挿入することは最悪の場合カードが破損する事態に見舞われる可能性もあり、実際過去にはそういう報告も出ているのでその点は注意が必要です。
物理的な破損ではないので正しくフォーマットを行えばまた使用することは可能ですが、それまで入っていたデータの復元はできないため理解しておくとよい知識となりそうです。
余談ですが、XCに関してはSDXCの他にMicroSDXCが存在していて、さらに発売はされてはいませんがminiSDXCも規格自体は仕様書に存在している。
だがminiSDにHCが存在しないようにXCは規格はしたものの販売的に厳しいという観点から規格をした段階で終了してしまっているという状況があります。
SDUCカード
現在で一番新しいSDカードの規格がSDUCカードとなります。
SDUCは「SD Ultra Capacity(えすでぃー・うるとら・きゃぱしてぃー)」の略で、読み方としてSDUC(えすでぃー・ゆーしー)と読むことが多いです。
これはSDカードシリーズの中では一番新しい規格で、2018年のSD 7.00で規定されたものになります。
ファイルシステムにはSDXCカードで使用されたexFAXを採用。
従来のSDカードとの後方互換を有するため、使い勝手は今までのSDカードと変わらないのが嬉しい点です。
ちなみにSDUCカードの最大容量は128TB(テラバイト)にも及びます。
SDカードの選び方・性能の見方のポイントとは。クラスの違い・書き込み速度・最大容量などチェック項目多数!
SDカードはその見た目こそはほとんど同じですが、内容は天と地ほどの差があります。
用途によって正しいSDカードを選べるようにポイントを覚えておきましょう。
SDカードを選ぶ際のポイントが4つあります。
- 対応しているメモリーカード
- 選ぶ容量の目安
- 転送速度(読み込み速度・書き込み速度)
- バスインターフェーススピード(UHS-Ⅰ or Ⅱ),ビデオスピードクラス,UHSスピードクラス,SDスピードクラスについて
順番に解説していきます。
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対応しているメモリーカード
基本的には対応しているSDカードをしっかり把握し、選んでいく必要がある。
対応していない規格のものを挿してしまった場合はリスクもあるのでその点も注意が必要です。
カードを挿したい機種の外箱や説明書に記載があったり、もしそういうものが手元にない場合は機種名をネット検索するのも一つの手段だと思います。
大切なデータを保存する記録媒体なため、SDカードを選ぶ際に一番気にしないといけないのがこの「対応しているメモリーカード」を把握することです。
選ぶ容量の目安
標準フォーマットであるSDカードからSDUCまで考えると2MBから128TBまで幅広い容量が存在します(※今回は市販されていない容量も含んで説明しています)。
自分がどんな用途に使うのかを考えたうえで容量は決めますが、基本的には大は小を兼ねると考えておいて良いかなと思います。
2GBよりも4GB、8GBよりも16GBが良いかなと個人的には考えています。
近年ではミラーレス一眼やコンデジなどのカメラの画素数も非常に大きくなり、その分1写真・動画あたりのデータサイズも非常に大きくなっています。
そのため容量が小さなSDカードではすぐに容量がいっぱいになってしまう可能性があります。
なので大きい容量を選ぶことに越したことはないと思います。
ですがその分値段も上がっていってしまうので、お財布と相談しつつになると思います。
ただ一度買った後はなかなか買い替えることは少ないと思うので、その点も考慮しながら容量を選ぶ必要があります。
転送速度(読み込み速度・書き込み速度)
転送速度が早いと撮影をしたときに早く保存されたり、パソコンなどに移す作業が高速化されるので、連射を行う場合や動画撮影で長回しする際、大量の写真等をパソコンに移す場合には特に重要になってきます。
転送速度の見方は基本的に◯◯MB/sと書かれているのでその表示が大きいほど転送速度が早いという感じです。
現時点(※2025年4月)で最大だとSDXCカードの300 MB/sが最大速度なのでなるべくこの値に近いほうがベストと言えます。
現時点(※2025年4月)で確認できた最大転送速度を見ていくと下記のシリーズが読込最大速度300MB/sを誇っています。
- ProGrade Digital COBALTシリーズ
- SanDisk Extreme PROシリーズ
- Lexar Professional 2000xシリーズ
- Nextorage F2PROシリーズ
- SUNEAST ULTIMATE PROシリーズ
書き込み速度では最大速度299MB/sを出すことが可能なNextorage F2PROシリーズがあります。
なのでなるべくこの値に近いほうがベストと言えます。
ただこのあたりは使用機種との相性も多少はあるため、「数字はなるべく大きいほうがいい」というふうにだけ覚えておいても良いかもしれません。
それに加えてUHS-ⅠやUHS-Ⅱの表記があればより早いSDカードと捉えておいて間違いはないと思います。
バスインターフェーススピード(UHS-Ⅰ or Ⅱ),ビデオスピードクラス,UHSスピードクラス,SDスピードクラスについて
SDカードには様々な表記があります。
- SDスピードクラス
└ (クラス2,4,6,10)「最大毎秒10MBを保証」 - UHSスピードクラス
└(U1,3)「最大毎秒30MBを保証」 - ビデオスピードクラス
└(V6,10,30,60,90)「最大毎秒90MBを保証」 - アプリケーションパフォーマスクラス
└(最大A2) - バスインターフェーススピード
└UHS-Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ「最大転送速度624MB/秒」
これらは基本的にすべて書かれている方が良いと考えておいていいです。
厳密にはなくても良いものもありますが、何も書かれていないよりは書かれているものが良い、と考えておきましょう。
更に記載されている数字は大きいもののほうが性能が高い、ということも合わせて覚えておきましょう。
表記があると良い理由については対応機器がどのスピードクラスに対応しているかが様々だからです。
なるべくたくさんのスピードクラスに対応していると対応機器がどのスピードクラスに対応しているか考えなくても良くなるため、表記がある方が有利だという考えです。
さらにUHS-ⅠやUHS-Ⅱの表記があればスピードに関しての信頼性はかなり高いものとなります(UHS-Ⅲは一般販売品としてはまだ存在していません)。
SDスピードクラス、UHS-1スピードクラス、ビデオスピードクラスに関しては最低速度を保証する規格に対して、UHS-Ⅰ,Ⅱ,Ⅲに関しては最大転送速度を示すものとなっています。
そのため、SDスピードクラス、UHS-1スピードクラス、ビデオスピードクラスの表記がもしなかったとしても、UHS-ⅠやUHS-Ⅱの表記があれば概ね転送速度の早いSDカードと見て良いかなと思います。
なので個人的な表示を見る際の優先順位を上げるとすると、UHS-Ⅰ or Ⅱ>ビデオスピードクラス>UHS-1スピードクラス>SDスピードクラスといった感じになります。
特に「UHS-Ⅱ」の表記は現時点では一番優先すべき性能なので、検討しているSDカードに「UHS-Ⅱ」表記が含まれていれば積極的に購入する価値はあると思います。
SDカードのおすすめメーカー6選
今やSDカードはかなり複数のメーカーによって製造されています。
その中で個人的におすすめできるかつ、信頼できると感じているメーカーをピックアップして紹介できればと思います。
- ProGrade(プログレード)
- SanDisk(サンディスク)
- Lexar(レキサー)
- Nextorage(ネクストレージ)
- KIOXIA(キオクシア)
- SUNEAST(サンイースト)
SDカードは大事なデータを保存するために非常に重要な機材になります。
自分が信頼できるメーカーを選定することは非常に大事だと考えています。
上記で上げたメーカーは少なくとも個人的にはすべて信頼できるメーカーと考えているので参考にされて下さい。
メーカー・容量・モデル別おすすめSDカードを比較一覧表で紹介
メーカー・容量・モデル別におすすめSDカードを紹介していきます。
複数紹介する理由としてはSDカードの容量や性能の幅がかなりあるためです。
そのため性能の高いものだけを紹介しても価格が高かったり、価格が安いものだけを紹介しても性能がイマイチだったりするため、どんな用途でも、初心者でも上級者でも対応できるよう複数のメーカー、容量、モデルを紹介しています。
ぜひ自分に合う1枚を見つけてみて下さい。
下記のメーカーごとに紹介していきます。
※価格ベースについてはAmazonを参考にしていますが、日々変動するため、目安として捉えてください。
購入・価格ベースは誰でもどこでも購入できるよう、大手ECサイトであるAmazonや楽天市場などをベースに考えています。
ProGrade(プログレード)
ProGrade(プログレード)は2017年創業で、「Lexar(レキサー)」ブランドの総責任者であったウェス・ブリュワー氏が創業者となっています。
ProGrade(プログレード)のおすすめSDカードは以下の表のとおりです。
※性能は左から順に高いモデルとなっています。
スペック | UHS-Ⅱ,V90,U3,C10 読込最大300MB/s, 書込最大250MB/s | UHS-Ⅱ,V60,U3,C10 読込最大250MB/s, 書込最大100~130MB/s |
---|---|---|
64GB | ProGrade Digital COBALT 64GB | |
128GB | ProGrade Digital COBALT 128GB | ProGrade Digital GOLD 128GB |
256GB | ProGrade Digital COBALT 256GB | ProGrade Digital GOLD 256GB |
512GB | ProGrade Digital COBALT 512GB | ProGrade Digital GOLD 512GB |
価格帯 | 約11,000~82,500円 | 約8,300~27,300円 |
おすすめしたProGrade(プログレード)のSDから1枚選ぶとすると、ProGrade Digital COBALT 256GBを選出します。
選出の理由としては、何と言ってもUHS-Ⅱに対応し、ビデオスピード、UHSスピードクラス、SDスピードクラスのすべての項目でランクの最上位となっているからです。
それに加えて読込最大300MB/s, 書込最大250MB/sと転送速度も他のSDカードと比べてもトップクラスだという点です。
512GBではなく256GBを選んだ理由については価格が512GBになると一気に跳ね上がってしまうため、それであれば256GBを複数枚購入という選択肢が出てくると考え、256GBととしました。
基本性能は申し分なく、信頼性も非常に高いメーカーなため、ProGradeのSDカードを選ぶという時点で個人的には間違いはないと思います。
SanDisk(サンディスク)
SanDisk(サンディスク)は1988年に設立された、アメリカに本拠地を置くフラッシュメモリー製品を中心に製造を行う企業となります。
SanDisk(サンディスク)のおすすめSDカードは以下の表のとおりです。
※性能は左から順に高いモデルとなっています。
スペック | UHS-Ⅱ,V90,U3,C10 読込最大300MB/s, 書込最大260MB/s | UHS-Ⅱ,V60,U3,C10 読込最大250~280MB/s, 書込最大100~150MB/s | UHS-Ⅱ,V60,U3,C10 読込最大250~280MB/s, 書込最大100~150MB/s | UHS-Ⅰ,V30,U3,C10 読込最大200~250MB/s, 書込最大90~150MB/s | UHS-Ⅰ,V30,U3,C10 読込最大170~180MB/s, 書込最大80~130MB/s |
---|---|---|---|---|---|
64GB | SanDisk Extreme PRO 64GB | SanDisk Extreme PRO 64GB | SanDisk Extreme PRO 64GB | SanDisk Extreme 64GB | |
128GB | SanDisk Extreme PRO 128GB | SanDisk Creator 128GB | SanDisk Extreme PRO 128GB | SanDisk Extreme PRO 128GB | SanDisk Extreme 128GB |
256GB | SanDisk Extreme PRO 256GB | SanDisk Creator 256GB | SanDisk Extreme PRO 256GB | SanDisk Extreme PRO 256GB | SanDisk Extreme 256GB |
512GB | SanDisk Extreme PRO 512GB | SanDisk Creator 512GB | SanDisk Extreme PRO 512GB | SanDisk Extreme 512GB | |
1TB | SanDisk Creator 1TB | SanDisk Extreme PRO 1TB | SanDisk Extreme PRO 1TB | ||
2TB | SanDisk Extreme PRO 2TB | ||||
価格帯 | 約14,950~122,767円 | 約1,1234~5,5297円 | 約5,804~56,064円 | 約2,606~56,064円 | 約2,000~11,917円 |
おすすめしたSanDisk(サンディスク)のSDから1枚選ぶとすると、SanDisk Extreme PRO 256GBを選出します。
SanDiskはシリーズ展開がかなり豊富ですが、その中でも読込最大300MB/s, 書込最大260MB/sとスペックが非常に高い点が選出した理由です。
UHS-Ⅱにも対応し、ビデオスピード、UHSスピードクラス、SDスピードクラスのすべての項目でランクの最上位となっています。
ベストは512GBではありましたが、価格が512GBになると一気に跳ね上がってしまうため、それであれば256GBを複数枚購入という選択肢が出てくると考え,、SanDisk Extreme PRO 256GBを選出しています。
Lexar(レキサー)
Lexar(レキサー)は中国に本拠を構えるLongsys社のフラッシュメモリー製品のブランドの一つになります。
Lexar(レキサー)のおすすめSDカードは以下の表のとおりです。
※性能は左から順に高いモデルとなっています。
スペック | UHS-Ⅱ,V90,U3,C10 読込最大300MB/s, 書込最大260MB/s | UHS-Ⅱ,V60,U3,C10 読込最大280MB/s, 書込最大205~210MB/s | UHS-Ⅱ,V60,U3,C10 読込最大250MB/s, 書込最大120MB/s | UHS-Ⅰ,V30,U3,C10 読込最大205MB/s, 書込最大90~140MB/s |
---|---|---|---|---|
32GB | Lexar Professional 2000x 32GB | |||
64GB | Lexar Professional 2000x 64GB | Lexar Professional GOLDシリーズ 1800x 64GB | Lexar Professional SILVERシリーズ 1667x 64GB | Lexar Professional SILVER 64GB |
128GB | Lexar Professional 2000x 128GB | Lexar Professional GOLDシリーズ 1800x 128GB | Lexar Professional SILVERシリーズ 1667x 128GB | Lexar Professional SILVER 128GB |
256GB | Lexar Professional 2000x 256GB | Lexar Professional GOLDシリーズ 1800x 256GB | Lexar Professional SILVERシリーズ 1667x 256GB | Lexar Professional SILVER 256GB |
512GB | Lexar Professional GOLDシリーズ 1800x 512GB | |||
価格帯 | 約12,062~35,003円 | 約4,800~28,800円 | 約3,880~9,800円 | 約1,980~5,280円 |
おすすめしたLexar(レキサー)のSDから1枚選ぶとすると、Lexar Professional 2000x 256GBを選出します。
選出の理由としては、何と言ってもUHS-Ⅱに対応し、読込最大300MB/s, 書込最大260MB/sと全SDカードで比べたとしても転送速度がトップクラスだという点です。
V90、U3、C10に対応している点も評価は高いです。
容量は256GBもあるため必要十分な容量はあると思います。
Nextorage(ネクストレージ)
Nextorage(ネクストレージ)はソニーにおけるメモリーストレージ20年の歴史を継ぐ技術者とスタッフ集団を中心に2019年に設立された、日本ブランドのメーカーとなっています。
Nextorage(ネクストレージ)のおすすめSDカードは以下の表のとおりです。
※性能は左から順に高いモデルとなっています。
スペック | UHS-Ⅱ,V90,U3,C10 読込最大300MB/s, 書込最大299MB/s | UHS-Ⅱ,V60,U3,C10 読込最大280MB/s, 書込最大100~170 MB/s | UHS-Ⅰ,V30,U3,C10 読込最大200MB/s, 書込最???MB/s |
---|---|---|---|
64GB | Nextorage F2PROシリーズ pSLC 64GB | ||
128GB | Nextorage F2PROシリーズ pSLC 128GB | Nextorage F2SEシリーズ 128GB | Nextorage NX-F2CLシリーズ 128GB |
256GB | Nextorage F2PROシリーズ pSLC 256GB | Nextorage F2SEシリーズ 256GB | Nextorage NX-F2CLシリーズ 256GB |
512GB | Nextorage F2SEシリーズ 512GB | Nextorage NX-F2CLシリーズ 256GB | |
価格帯 | 約9,600~31,980円 | 約7,120~16,830円 | 約2,790~9,180円 |
おすすめしたNextorage(ネクストレージ)のSDから1枚選ぶとすると、Nextorage F2PROシリーズ pSLC 256GBを選出します。
選出の理由としては、何と言ってもUHS-Ⅱに対応し、読込最大300MB/s, 書込最大299MB/sと全SDカードで比べたとしても転送速度がトップを誇っている点です。
当然のようにV90、U3、C10に対応している点も評価は高いです。
容量は256GBもあるため必要十分な容量はあると思います。
SUNEAST(サンイースト)
SUNEAST(サンイースト)は大阪に本社を構える、株式会社 旭東エレクトロニクスのブランドの一つとなります。
SUNEAST(サンイースト)のおすすめSDカードは以下の表のとおりです。
※性能は左から順に高いモデルとなっています。
スペック | UHS-Ⅱ,V90,U3,C10 読込最大300MB/s, 書込最大28 0~290MB/s | UHS-Ⅱ,V60,U3,C10 読込最大280MB/s, 書込最大100~150MB/s | UHS-Ⅱ,V60,U3,C10 読込最大270~275MB/s, 書込最大100~145MB/s | UHS-Ⅰ,V30,U3,C10 読込最大208MB/s (NX-DF1CL |
---|---|---|---|---|
64GB | SUNEAST ULTIMATE PRO 64GB | SUNEAST ULTIMATE PRO 64GB | ||
128GB | SUNEAST ULTIMATE PRO 128GB | SUNEAST ULTIMATE PRO 128GB | SUNEAST ULTIMATE PRO silver 128GB | SUNEAST ULTIMATE PRO S225 128GB |
256GB | SUNEAST ULTIMATE PRO 256GB | SUNEAST ULTIMATE PRO 256GB | SUNEAST ULTIMATE PRO silver 256GB | SUNEAST ULTIMATE PRO S225 256GB |
512GB | SUNEAST ULTIMATE PRO 512GB | SUNEAST ULTIMATE PRO 512GB | SUNEAST ULTIMATE PRO silver 512GB | SUNEAST ULTIMATE PRO S225 512GB |
1TB | SUNEAST ULTIMATE PRO silver 1TB | |||
価格帯 | 約17,800~79,800円 | 約8,180~35,892円 | 約6,880~25,205円 | 約2,380~7,136円 |
おすすめしたSUNEAST(サンイースト)のSDから1枚選ぶとすると、SUNEAST ULTIMATE PRO 256GBを選出します。
選出の理由としては、何と言ってもUHS-Ⅱに対応し、読込最大300MB/s, 書込最大290MB/sと全SDカードで比べたとしても転送速度がトップクラスだという点です。
当然のようにV90、U3、C10に対応しています。
全容量の中で256GBを選出した理由については、書き込み速度の違いがあったためです。
SUNEAST ULTIMATE PRO 512GBだけは書き込み速度が少し制限がされていて、書込最大280MB/sとなっているため、書込最大290MB/sに達していて、かつ最大容量のSUNEAST ULTIMATE PRO 256GBを選出したという格好です。
KIOXIA(キオクシア)
KIOXIA(キオクシア)は東京に本社を構える、主にNAND型フラッシュメモリを製造する半導体メーカーとなっています。
旧東芝としても有名なメーカーです。
KIOXIA(キオクシア)のおすすめSDカードは以下の表のとおりです。
※性能は左から順に高いモデルとなっています。
スペック | UHS-Ⅰ,V30,U3,C10 読込最大100MB/s, 書込最大65~90MB/s | UHS-Ⅰ,U1,C10 読込最大100MB/s, |
---|---|---|
32GB | KIOXIA EXCERIA G2 32GB | |
64GB | KIOXIA EXCERIA PLUS G2 64GB | KIOXIA EXCERIA G2 64GB |
128GB | KIOXIA EXCERIA PLUS G2 128GB | KIOXIA EXCERIA G2 128GB |
256GB | KIOXIA EXCERIA PLUS G2 256GB | KIOXIA EXCERIA G2 256GB |
512GB | KIOXIA EXCERIA PLUS G2 512GB | KIOXIA EXCERIA G2 512GB |
1TB | KIOXIA EXCERIA PLUS G2 1TB | KIOXIA EXCERIA G2 1TB |
価格帯 | 約5,480~48,800円 | 約1,680~35,800円 |
おすすめしたKIOXIA(キオクシア)のSDから1枚選ぶとすると、KIOXIA EXCERIA PLUS G2 1TBを選出します。
選出理由としては容量が1TBあるということが非常に大きな理由です。
メーカーによっては1TB以上を製造していない場合もあるため、1TBはなにげに貴重な容量と言えます。
SDカードを読み込むためのおすすめ外付けカードリーダー・アダプターは。SDカードスロット搭載PCでも有用!
SDカードスロットがパソコンに内蔵されているタイプもありますが、SDカードスロットがないデスクトップパソコン・ノートパソコンも存在します。
そんなときに使用するのがカードリーダーです。
おすすめはProGrade(プログレード)のProGrade Digital 【SD/microSD UHS-II】 ダブルスロットカードリーダーです。
非常にコンパクトなので取り回しもしやすいと思います。
SDカードだけでなく、microSDカードスロットが付属しているのも魅力の一つです。
更にSDカードスロットが搭載されているデスクトップパソコン・ノートパソコンでも非常に有用な働きをするのがこのカードリーダーで、このカードリーダーは「UHS-Ⅱ」に対応した高速転送が可能となっています。
せっかくSDカードがUHS-Ⅱに対応していても、スロット側がUHS-Ⅱに対応していなくてはせっかくの転送速度を活かし切ることができません。
ぜひProGrade Digital 【SD/microSD UHS-II】 ダブルスロットカードリーダーをゲットして高速転送を体感してみて下さい。
ProGrade Digital 【SD/microSD UHS-II】 ダブルスロットカードリーダー
もしSDカードを1枚選ぶなら:卯月銀河視点
各メーカー紹介でもおすすめの一枚を紹介してきましたが、もし卯月銀河がおすすめした全SDカードの中から1枚選ぶとしたら、ProGrade Digital COBALT 256GBを個人的には選びます。
選んだポイントとしては「転送速度が読込最大300MB/s, 書込最大250MB/s」と速い点、そして容量が「256GB」である点、さらに「UHS-Ⅱ対応」という点です。
SDカードの選び方のポイントでも解説しましたが、転送速度は速いに越したことはないと思います。
保存のスピードやバックアップのスピードが格段に早くなり、撮影もスムーズに行うことができるからです。
容量に関しても256GBあれば数日の撮影でも問題なく乗り切れるなと思い、256GBを選んでいます。
512GBも捨てがたいですが、複数枚SDカードを購入すること考えるとそこまで大きくなくてもよいのと、購入金額もかなり膨れ上がってしまうため256GBを選出しています。
更にUHS-Ⅱ対応に関しては個人的に所持しているミラーレス一眼がα7C IIでUHS-Ⅱ対応は絶対条件だと感じているので、これらの条件を満たすSDカードを考えると、ProGrade Digital COBALT 256GBが選出されたというわけです。
ただ今回はあくまで1枚を選ぶならということでProGrade Digital COBALT 256GBを選出しましたが、おすすめしたSDカードはどれも個人的にはおすすめです。
同じ256GBであっても今回はProGrade Digital COBALT 256GBですが、SanDisk Extreme PRO 256GBであったり、Nextorage F2PROシリーズ pSLC 256GBもスペック的には似たよな感じです。
スピードクラスについても各上位モデルはビデオスピード、UHSスピードクラス、SDスピードクラスのすべての項目でランクの最上位となっており、UHS-Ⅱにもほぼ対応しています。
なのであとは好みやSDカードの見た目の問題かなとも思います。
そして用途によってその性能や容量なども変わってくるので、ご自身の用途に合った1枚を見つけてみて下さい。
追記:SDカードにプラスしてSDカードの最大能力を引き出すために、ProGrade Digital 【SD/microSD UHS-II】 ダブルスロットカードリーダーも同時購入すると思います。
SDカードの売っている場所とは。Amazonや家電量販店でも購入可能
SDカードは今や様々なところで販売されています。
大手ECサイトであるAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピング。
実店舗である家電量販店やコンビニ、100円均一ショップ。
今回紹介した6つのおすすめメーカーに厳選すると販売されているショップが少し限られてはしまいますが、SDカードと広い括りでみると様々な場所で販売されているのが現状です。
ただやはり大切なデータを預ける大事な記録媒体となるので、今回おすすめした7メーカーであるProGrade(プログレード)、SanDisk(サンディスク)、Lexar(レキサー)、Nextorage(ネクストレージ)、SUNEAST(サンイースト)、KIOXIA(キオクシア)のいずれかの商品を選べると良いと個人的には思います。
まとめ:転送速度最速を選ぶもよし、容量が多いものを選ぶもよし、性能比較をしながら自分の用途にあったSDカードを選択しよう
今回はSDカードの解説に加え、メーカー・容量・モデル別のおすすめSDカードを紹介をしてきました。
SDカードは今やなくてはならない存在となっています。
しかも大事なデータを扱う媒体なため、選び方も慎重にならねばなりません。
適応したSDカード、容量、転送速度など選ぶポイントは様々ですが、なによりもまずは大事なデータを預けておける信頼したメーカーであるということが大前提です。
今回紹介したProGrade(プログレード)、SanDisk(サンディスク)、Lexar(レキサー)、Nextorage(ネクストレージ)、SUNEAST(サンイースト)、KIOXIA(キオクシア)、の6メーカーが発売するSDカードは個人的にはどれも信頼できると思っています。
その中で「1枚を選ぶなら」ということで、ProGrade Digital COBALT 256GBを選んでいるのでご参考にされてください。
ちなみに各メーカーの中でおすすめした一覧は下記のとおりです。
メーカー | 各メーカーおすすめSD |
---|---|
ProGrade(プログレード) | ProGrade Digital COBALT 256GB |
SanDisk(サンディスク) | SanDisk Extreme PRO 256GB |
Lexar(レキサー) | Lexar Professional 2000x 256GB |
Nextorage(ネクストレージ) | Nextorage F2PROシリーズ pSLC 256GB |
SUNEAST(サンイースト) | SUNEAST ULTIMATE PRO 256GB |
KIOXIA(キオクシア) | KIOXIA EXCERIA PLUS G2 1TB |
是非今回の記事を参考にしてご自身の用途に合った1枚を見つけてみて下さい。
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