【初心者カメラ教室】人物撮影はポートレート?スナップ?その差と特徴について解説

記事タイトル 【初心者カメラ教室】人物撮影はポートレート?スナップ?その差と特徴について解説 初心者カメラ教室
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こんにちは!卯月銀河(@gingacamera)です。

写真を撮影するうえで「ポートレート」「スナップ」という撮影方法を聞いたことはないでしょうか?

どちらも人物を撮影するときに用いる言葉なのですが、実はこの2つには大きな違いが存在しています。

今回はそんな人物撮影でよく用いられる言葉、「ポートレート」「スナップ」の違いや特徴を解説していきたいと思います。

ポートレートやスナップについて詳しくなりたい、そもそもポートレートとスナップを知らないからまず知りたいという方におすすめの記事です。

結論、「ポートレート」と「スナップ」の差は「意識」の差

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ポートレートとは

ポートレートとは被写体(モデル)が撮られるという意識を持って撮影する写真のことをポートレートと呼びます。

ボケ感がある写真がポートレートと思われがちですが、半分正解で半分は間違っています。

ボケ感があってもなくても被写体が撮られる意識が特になく撮影されていたとしたらそれはポートレートとは少し違ってきます。

あらかじめポーズの相談をしていたり、撮影方法を決めていたりして被写体とカメラマンが一緒に撮影に望み、作品を作り出すというのがわかりやすいかなと思います。

ちなみにポートレートとは、直訳すると「肖像画」という意味になります。

ポートレートの特徴

あらかじめポーズや撮影方法を決めて撮影をするので、望んだ写真が撮影しやすいです。

更に一緒に作り出す作品のため被写体とカメラマンのコミュニケーションが大事となるのもポートレートの特徴と言えます。

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スナップとは

スナップとは被写体(モデル)が撮影される意識がなく撮影をするのがスナップと呼ばれる撮り方になります。

何気ない日常を切り抜いたり、不意にシャッターを切ったりという撮影方法がしっくり来るかなと思います。

ちなみにスナップとは、もとは狩りの早撃ちなどに用いられていた言葉で、とある天文学者で科学者のジョン・ハーシェル氏が素早く撮影を行った際に「まるでスナップショットだ」と発言したことが意識なく素早く撮影することを指すスナップの始まりだと言われています。

スナップの特徴

被写体が意識なく撮影されるため、自然な表情だったり、景色に自然と溶け込んだりする写真が撮影できるのが特徴です。

家族写真や旅行先での写真などがスナップに当てはまるかなと思います。

ポートレートとスナップの違いは?

では改めてポートレートとスナップの違いをまとめてみましょう。

  • 被写体が撮られることを意識している撮影=ポートレート
  • 被写体が撮られることを意識していない撮影=スナップ

同じ人物撮影ではありますが撮影方法や意識で呼び方も撮影できる写真も全く違ってくるので、撮影の際には何を撮影したいのか考えて撮ると自分が望む写真が撮影できるかもしれませんね。

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ポートレートやスナップにおすすめのカメラ・レンズ

今回は自分がSONYのカメラを使用していることから、ソニーのカメラで紹介させていただこうと思います。
※今回はSONYですが、CanonやNikonなど他のメーカーでも同様の装備は整えることが可能です。

順に見ていきましょう。

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ポートレートにおすすめのカメラ

ポートレートは被写体とともに作品づくりを行っていく観点から、個人的にはフラッグシップに近いモデルが良いかなと思います。

よりハイスペックなカメラを使用することで被写体が撮られていて気持ちいいと感じてもらえるような撮影をできる可能性が高いと感じるからです。

そんな中でおすすめはこの2機種です。

a7M4

a9Ⅲ

どちらもフラッグシップに相応しいカメラとなっており、a7M4はお値段も比較的抑えめなのが嬉しいところです。

それでいて性能は非常に高いためおすすめです。

ポートレートにおすすめのレンズ

続いてレンズですが、ポートレートの場合はどのような画角て撮影するなどのことをあらかじめ決めておいて撮影を行うため、単焦点レンズがおすすめです。

単焦点レンズのほうがボケ感の出るので、より被写体を背景から際立たせて撮影することが可能です。

レンズの距離は35mm50mm85mm105mm135mmがポートレートで一般的に使用されることもあり、個人的にもおすすめです。

中でも50mmは汎用性もよくボケ感も非常に綺麗に出ることもあり、この5本の中だと個人的に一番おすすめできます。

35mm F1.2 DG DN

50mm F1.2 DG DN

85mm F1.4 DG DN

105mm F2.8 DG DN MACRO

FE 135mm F1.8 GM SEL135F18GM

スナップにおすすめのカメラ

スナップの場合は小型のカメラが個人的にはと回しも良くて良いかなと思っています。

少し外に出るときに小型のカバンにでもスッとはいるサイズだと持ち運びに困ることなく、撮影したいときにはすぐに取り出せるので良いかなという感じです。

そんな小型カメラの中からSonyα7c2をおすすめしたいと思います。

α7c2

小型の端末が好きな方はa7c2一択かなと言っていいほどおすすめの機種です。

小型のボディにフルサイズのa7M4の性能が詰め込まれつつ、更に進化している部分もあるため小型を選ぶ際に迷ったらとりあえずこれ、という端末かなと思います。

もう一台、a6700が個人的におすすめです。

a6700

a6700はAPS-Cカメラですが非常にコンパクトで軽いです。

それでいてAPS-Cカメラの中では軍を抜いて性能が高いと思います。

価格に関しても上記で上げたα7c2よりも安価なため手を出しやすいのも良い点です。

スナップにおすすめのレンズ

スナップに使用するレンズは単焦点だと小型で軽いもの、もしくはズームレンズが個人的におすすめです。

カメラ自体がコンパクトなカメラを推していることもあり、大きなレンズは写りはもちろん良いですが、コンパクトな取り回しが良い装備を考えると、やはり小型のレンズが良いかなと思います。

単焦点ではSONYから発売されている、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Zをおすすめします。

ZEISSのレンズということもあり、発売からしばらく経ちますがその人気は非常に高いものとなっています。

さらにとてもコンパクトで軽量なため、小型のカメラには非常にぴったりの一本です。

Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z

ズームレンズだと自分の移動に加えてズームでも距離を稼げたりするため、少し距離があるものを瞬時に撮りたいときにもおすすめできるかなと思います。

中でもTAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXDとSIGMAの28-70mm F2.8 DG DNは個人的に非常におすすめのズームレンズです。

F値が可変してしまいますが、最大で200mmまで行けるため、一本持っていればそれだけで広角から望遠まで撮影可能な超万能レンズです。

TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD

SIGMAの28-70mm F2.8 DG DNは広角から標準域まで幅広く撮影できるかつ、F値が2.8通しの大三元レンズとなっているため、どの距離から撮影してもボケ感が期待できる一本となっています。

28-70mm F2.8 DG DN

【初心者でも上達可能】プロカメラマンやフォトグラファーから写真・カメラを学べる機会を紹介

誰かに教わるというのは、カメラを上達させるうえで非常に重要だと感じています。

そんな中で教わる人がプロのフォトグラファーやプロカメラマンだったとしたら、それにまさる指導者はいないと思います。

ぎんがのカメラブログではそんなプロに教わることができる教室やカメラ上達講座の紹介も行っています。

カメラの基本知識や撮影方法に加えて、プロならではの写真を撮影するコツやキーポイント、注意点なども学べるので是非プロからカメラを学んでみましょう!

【初心者カメラ教室】と併せてぜひ知識を蓄えていってください!

まとめ:「ポートレート」と「スナップ」の差は「意識」の差

今回は意外と知らない「ポートレート」と「スナップ」の違いや特徴について解説してきました。

今回少し専門的用語になってしまいましたが、結局のところ「意識」の差が「ポートレート」と「スナップ」の違いだということが記事内でわかったかなと思います。

この2つを理解しておくことで、自分の撮影がどういうものだったのか、今後自分が何を撮りたいのかの参考にもなると思うので、ぜひ「ポートレート」と「スナップ」をここで覚えていきましょう。

では次回の初心者カメラ教室でお会いしましょう。

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