こんにちは!卯月銀河(@gingacamera)です。
今回はキヤノンが22年連続でレンズ交換式デジタルカメラの世界シェアNo.1になったと発表があったため紹介したいと思います。
22年間の一眼レフ・ミラーレスカメラの販売歴や現状販売されているカメラの紹介もしていきます。
キヤノンが22年連続でデジタル一眼レフカメラ・ミラーレスカメラの世界シェアNo.1を達成
2025年2月25日、キヤノン株式会社はレンズ交換式デジタルカメラ(デジタル一眼レフカメラ・ミラーレスカメラ)の世界市場において22年連続で台数シェアNo.1を達成したことを発表しました。
22年連続は2003年から2024年までの期間を指しており、Canonのデジタル一眼レフ「EOS 10D」の発売が2003年3月、「EOS Kiss Digital」の発売が2003年9月だったため、これらの機種が22年連続世界シェアNo.1への道筋を立てていたようです。
22年間でのCanonのデジタル一眼レフ・ミラーレスカメラ販売歴を一覧表で紹介。EOSシリーズの懐かしい機種も登場
22年連続世界シェアNo.1を獲得したCanonですが、22年間には様々な機種が展開されてきました。
年代別に発売された機種の一部を紹介したいと思います。
- 2003年:EOS 10D、EOS Kiss Digital
- 2004年:EOS 20D、EOS-1D Mark IIなど
- 2005年:EOS Kiss Digital N、EOS 5Dなど
- 2006年:EOS 30D、EOS Kiss Digital X
- 2007年:EOS 40D、EOS-1D Mark IIIなど
- 2008年:EOS 50D、EOS Kiss X2、EOS 5D Mark IIなど
- 2009年:EOS 7D、EOS Kiss X3、EOS-1D Mark IV
- 2010年:EOS 60D、EOS Kiss X4
- 2011年:EOS Kiss X5、EOS Kiss X50
- 2012年:EOS 5D Mark III、EOS-1D X、EOS Kiss X6i、EOS Mなど
- 2013年:EOS Kiss X7i、EOS 70D、EOS M2など
- 2014年:EOS 7D Mark II、EOS Kiss X70
- 2015年:EOS Kiss X8i、EOS 8000D、EOS M3など
- 2016年:EOS 80D、EOS 5D Mark IV、EOS-1D X Mark IIなど
- 2017年:EOS 9000D、EOS Kiss X9i、EOS 6D Mark IIなど
- 2018年:EOS Kiss X90、EOS Kiss M、EOS R
- 2019年:EOS Kiss X10、EOS M6 Mark II、EOS RPなど
- 2020年:EOS-1D X Mark III、EOS Kiss X10i、EOS R5、EOS R6など
- 2021年:EOS R3
- 2022年:EOS R7、EOS R6 Mark IIなど
- 2023年:EOS R50、EOS R8、EOS R100
- 2024年:EOS R1、EOS R5 Mark II
22年間の間どの年でも1台以上新機種を発売している点が非常にすごいところです。
ですがさらに遡れば、2000年発売のEOS D30から毎年新機種が発売されているので、25年間連続で新機種を投入している点も、22年連続世界シェアNo.1を獲得した要因と言えそうです。
機種に目を向けると2003年にEOS Kiss Digitalの初代が発売され、長らく愛されている機種の初代、EOS 5D
が2005年に発売されています。
2012年になると最上位機種として君臨していた「1Ds」の後期モデルとして「EOS-1DX
」が登場しました。
同年2012年にはCanon初のミラーレスカメラ、「EOS M」も登場しました。
そして2018年、RFマウントを搭載した「EOS R」が発売開始。
ここからEFマウントからRFマウントへと移行していきました。
2020年には「EOS R5」「EOS R6
」が発売し、現在販売されているEOS R6 Mark II
などの主力商品の原型が完成しています。
2024年には最新モデルである「EOS R1」「EOS R5 Mark II
」が発売されています。
2025年にはレンズ交換式カメラではないですが、PowerShot V1(コンデジ)の発売を発表しているため、2025年も動向に注目したいところです。
現在販売されているCanonのデジタル一眼レフ・ミラーレスカメラとは。ラインナップごとに紹介
現在CanonではフルサイズセンサーもしくはAPS-Cセンサー搭載のデジタル一眼レフカメラとミラーレスカメラが販売ラインナップとしてあります。
今回現在販売されている機種として紹介するのはCanonのオンラインショップで購入できるもの(※2025年3月23日現在)を参考にしています。
ここで登場しないカメラでも各ショップが抱えている在庫があったり、中古で販売されているものもあるのでぜひ気になる機種があれば探してみてください。
順番にどんな機種が現状販売されているのか紹介していきます。
※各項目からジャンプできます。
フルサイズ一眼レフカメラ
フルサイズセンサー搭載の一眼レフカメラは現在2機種が購入可能となっています。
一眼レフカメラはミラーレスカメラの販売が開始されてから数が減ってきており、メーカーによっては完全にミラーレスに移行しているところもあるので、フルサイズセンサー搭載一眼レフカメラが購入できるというのは非常にありがたいところです。
APS-C一眼レフカメラ
APS-Cセンサー搭載の一眼レフカメラは現在2機種が購入可能となっています。
APS-Cセンサー搭載一眼レフカメラはフルサイズセンサー搭載のものに比べると非常にコンパクトで取り回しが良くなっているのが特徴です。
更に価格も抑えられているため、一眼レフを使ってみたい初心者にもおすすめとなっています。
フルサイズミラーレスカメラ
フルサイズセンサー搭載のミラーレスカメラは現在7機種が購入可能となっています。
今回紹介するカメラの種類の中では一番多い数となっています。
フルサイズセンサー搭載のミラーレスカメラは現状一番種類も豊富で、EOS R1のようなプロモデルからEOS RPのような比較的安価なフルサイズミラーレスの購入も可能となっています。
APS-Cセンサー搭載の機種よりも価格的には高価ですが、その分性能も非常に高いため、本気でカメラを始めたいという方は最初からフルサイズセンサー搭載ミラーレスを購入しておくと後々買い直すこともないので良いのかなと思います。
APS-Cミラーレスカメラ
APS-Cセンサー搭載のミラーレスカメラは現在4機種が購入可能となっています。
ミラーレスカメラを使ってみたいという方の最初の入口として、APS-Cセンサー搭載ミラーレスは非常におすすめできます。
フルサイズよりも価格も抑えられていてサイズもフルサイズよりも小型なため購入が億劫になるや、持ち運びが億劫になるという悩みも軽減されていると思います。
Canonのカメラを一台購入するならどのカメラ?:卯月銀河視点
個人的にCanonのカメラを一台購入するならフルサイズセンサー搭載ミラーレスカメラの「EOS R6 Mark II」を選びます。
選んだ理由としてはまずフルサイズセンサー搭載である点です。
APS-Cセンサーのほうがコンパクトで価格も抑えめのため手は出しやすいですが、現状APS-C専用のRFレンズがあまり豊富ではありません。
なので結局重くて大きなフルサイズ対応レンズを装着しないといけないことを考えると、フルサイズセンサー搭載ミラーレスを購入しても大差はないのかなという考えです。
さらに後々フルサイズセンサー搭載ミラーレスが欲しくなったときの買い替えも発生しないためトータルで価格も抑えられると考えました。
機種単体の価格面で考えても、プロモデルなどのEOS R1やEOS R3、EOS R5 Mark II
と比べると圧倒的に安いので手が出しやすいです。
それでいて手ブレ補正機構が搭載されていたりダブルスロットだったりと上位機種に匹敵する機能を搭載しています。
価格面、性能面などのバランスを考えると、卯月銀河が選ぶ1台は「EOS R6 Mark II」という結論に至りました。
「EOS R6 Mark II」のざっくりとしたスペックは以下のとおりです。
※公式サイトもあるので更に詳しい情報はそちらでご確認ください。
機種名 | EOS R6 Mark II |
マウント | RFマウント |
画素数(有効画素数) | 2560万画素(総画素) 2420万画素(有効画素) |
センサーサイズ | フルサイズ |
ISO感度 | 100~102400 拡張:50、204800 |
シャッタースピード | 電子:1/16000秒、1/8000秒~30秒 電子先幕・メカニカル:1/8000秒~30秒 |
連続撮影速度 | 電子シャッター時:最高約40コマ/秒 電子先幕・メカシャッター時:最高約12コマ/秒 |
モニター | 3型(インチ) 162万ドット |
記録メディア | SD/HC/XCカード |
その他の機能 | バリアングル液晶 ダブルスロット 防塵防滴 手ぶれ補正 USB充電 4K60P動画対応 タイムラプス バルブ撮影 HDMIマイクロ USB Type-C Wi-Fi・Bluetooth |
カラー | ブラック |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 約138.4×98.4×88.4 mm 約670g(総重量) |
今回は数あるCanonの機種の中で1台を選ぶということで「EOS R6 Mark II」を選択しましたが、どの機種もそれぞれ個性があり、用途によってはどの機種も非常に輝くと思っています。
ぜひ自分似合う一大を模索してみて、それでも迷ったら今回選んだ1台、「EOS R6 Mark II」を検討されてみてください。
まとめ:Canonの22年連続でレンズ交換式デジタルカメラの世界シェアNo.1は毎年新機種を投入した功績とも言える
今回はCanonが22年連続でレンズ交換式デジタルカメラの世界シェアNo.1を達成したことを紹介してきました。
多数のカメラメーカーがある中で22年連続世界シェアNo.1を達成するというのは並大抵の努力では出来にと思います。
22年間の販売歴でも見た通り、22年間毎年新機種を発売し続けたのも22年連続世界シェアNo.1へなったきっかけの一つだったのではないかなと思います。
この22年連続は簡単には破られない記録になったと思うし、2025年もCanonが記録を伸ばすのか、はたまた別のメーカーが奪うのか注目したくなるようなそんな記録ですね。
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