こんにちは!卯月銀河(@gingacamera)です。
FUJIFILMのカメラがほしいけどどんなカメラがあるのかわからない、性能がよくわからないということがあるかと思います。
今回はFUJIFILM製のミラーレス、コンデジ、中判サイズカメラの中からおすすめカメラを12機種を一挙紹介したいと思います。
それに加えてミラーレスやコンデジのように性能を比較するカメラではない「インスタントカメラ」についても紹介します。
FUJIFILMのカメラに興味がある、FUJIFILMのカメラを購入検討している方には特におすすめの記事です。
ぜひ自分似合う最高のFUJIFILM製カメラを見つけてみてください。
- FUJIFILM(富士フイルム)のカメラとは。どんな種類のカメラを販売している?
- FUJIFILMのAPS-Cセンサー搭載ミラーレス一眼カメラのおすすめ6機種
- FUJIFILMのおすすめコンデジ4選
- FUJIFILMの中判サイズミラーレスのおすすめ2機種
- FUJIFILMにはinstaxシリーズの「チェキ」がある!「写ルンです」もある!
- おすすめAPS-Cミラーレスのスペックと価格比較一覧表
- おすすめコンデジのスペックと価格比較一覧表
- おすすめ中判サイズセンサー搭載ミラーレスのスペックと価格比較一覧表
- FUJIFILMが新発売している「日英2言語設定モデル」って何?
- もしFUJIFILMのカメラを買うならこの1台:卯月銀河視点
- 2025年のFUJIFILM製カメラの現状は。FUJIFILMのカメラの売れ筋はどんな機種?
- 【SDカード?CFExpress?】FUJIFILMの採用記録メディアとは
- FUJIFILM製カメラの売っている場所とは。Amazonや楽天などECショップで購入可能
- まとめ:APS-Cミラーレス・コンデジに加え、中判サイズカメラも展開するFUJIFILM!インスタントカメラもあり多方面で活躍!
FUJIFILM(富士フイルム)のカメラとは。どんな種類のカメラを販売している?
FUJIFILM(富士フイルム)は現在ミラーレス一眼やコンデジ、インスタントカメラなど複数のカメラの開発・販売を行っています。
そして以下が現行販売されているカメラシリーズになります。
- Xシステム
- GFXシステム
- 写ルンです
- instaxシリーズ(チェキ)
XシステムはFUJIFILM独自のイメージセンサー「X-Trans CMOS」や画像処理エンジン「X-Processor」、Xマウントレンズ群などを搭載するカメラシリーズとなっています。
XシステムはミラーレスであるFUJIFILM X-H2やコンデジであるFUJIFILM X100Ⅵなどの機種名に「X」が入る機種がこのシステムに分類されています。
GFXシステムは43.8×32.9mmの大型センサー、中判サイズセンサーを採用しており、Gマウントレンズ群を搭載するカメラシリーズとなっています。
GFXシステムはレンズ一体型のGFX100RFやミラーレスタイプであるGFX100S IIなど機種名に「GFX」が入る機種をこのシステムに分類しています。
さらにFUJIFILMはインスタントカメラの「写ルンです」、チェキでおなじみの「instaxリーズ
」など他社とは一線を画すカメラの販売を行っているところもFUJIFILMの特徴としてあげられます。
FUJIFILMのAPS-Cセンサー搭載ミラーレス一眼カメラのおすすめ6機種
ここではFUJIFILMのAPS-Cセンサー搭載ミラーレス一眼カメラを展開している「Xシステム」の中からおすすめを6機種紹介します。
以下が一覧です。
APS-Cセンサー搭載ミラーレスはフルサイズよりもセンサーが小型ということもあり、ボディ自体も軽量コンパクトになっているケースが多いです。
軽量コンパクトなボディは持ち運びにも非常に便利なので、少しのお出かけであったりカバンに忍ばせておくのにも非常に有用な機種となっています。
性能も価格も多種多様なため、順番に詳しく解説していきます。
※価格については日々変動の可能性があるため、あくまで参考としてご覧ください。
※おすすめAPS-Cミラーレスのスペック比較一覧表はこちらから
FUJIFILM X-T5
おすすめ1機種目は、FUJIFILM X-T5になります。
発売日は2022年11月25日となっており、見た目がレトロ調なのが外観的な特徴でかなりおしゃれな作りになっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
機種名 | X-T5 |
マウント | Xマウント |
画素数(有効画素数) | 4020万画素 |
センサーサイズ | APS-C |
ISO感度 | 125~12800 拡張:ISO64~51200 |
シャッタースピード | 電子:1/180000秒~15分 電子先幕・メカニカル:1/8000秒~15分 |
連続撮影速度 | 約20コマ/秒(電子シャッター、1.29Xクロップ時) 約15コマ/秒(メカニカルシャッター使用時) |
モニター | 3型(インチ) 184万ドット チルト液晶 |
ファインダー(倍率) | 有機EL電子ビューファインダー(0.8倍) |
記録メディア | SD/HC/XCカード ダブルスロット |
インターフェース | USB Type-C、HDMIマイクロ |
その他の機能 | 防塵防滴 手ぶれ補正 タイムラプス バルブ撮影 USB充電 4K60P動画対応(最大6.2K30P) Wi-Fi Bluetooth |
カラー | ブラック・シルバー |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 129.5x91x63.8 mm、557g(総重量) |
価格(Amazon参考) | 約268,290円 |
X-T5の特徴はなんといってもシャッタースピードです。
基本的にシャッタースピードはAPS-C機だと、概ね1/8000~30秒までが一般的なのですが、このX-T5はなんと電子シャッターで1/18000~15分を実現しています。
シャッタースピードの幅が広いと、F値やISO感度の調整の幅が広がったり、シャッターをひらっきっぱなしで撮影する際にも60秒までとはぜんぜん違う写真を撮影することが可能です。
電子先幕・メカニカルシャッターについても1/8000秒~15分を実現しており、APS-C機に絞るとシャッタースピードに関して右出るものはいないと個人的には考えています。
さらにダブルスロットを搭載しているので、シャッタースピードに付いてこられるだけの保存スピードが実現できそうです。
しかも画素数も4020万画素APS-C機の中で飛び抜けているのも特徴とメリットと言えそうです。
ちなみにX-T5は2025年3月にアップデート版としてX-T5 日英2言語設定モデル
を発売しています。
基本的な性能は同じですが、違いは言語設定が日英2言語に限定されているということです。
日英2言語設定モデルについては別項目で詳しく解説しているので合わせてご覧ください。
FUJIFILM X-T50
おすすめ2機種目は、X-T50になります。
発売日は2024年6月28日となっており、今回紹介するFUJIFILMの機種の中では一番新しい機種となっています。
X-T5同様レトロチックな外観も特徴です。
基本的なスペックは以下のとおりです。
機種名 | X-T50 |
マウント | Xマウント |
画素数(有効画素数) | 4020万画素 |
センサーサイズ | APS-C |
ISO感度 | 125~12800 拡張:ISO64~51200 |
シャッタースピード | 電子:1/180000秒~15分 電子先幕・メカニカル:1/8000秒~15分 |
連続撮影速度 | 約20コマ/秒(電子シャッター、1.29Xクロップ時) 約8コマ/秒(メカニカルシャッター使用時) |
モニター | 3型(インチ) 184万ドット チルト液晶 |
ファインダー(倍率) | 有機EL電子ビューファインダー(0.62倍) |
記録メディア | SD/HC/XCカード シングルスロット |
インターフェース | USB Type-C、HDMIマイクロ |
その他の機能 | 手ぶれ補正 タイムラプス バルブ撮影 USB充電 4K60P動画対応(最大6.2K30P) Wi-Fi Bluetooth4.2 内蔵フラッシュ |
カラー | ブラック・シルバー |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 123.8x84x48.8mm、438g(総重量) |
価格(Amazon参考) | 約209,682円 |
2機種紹介するFUJIFILMのAPS-C機の中で軽いのがこのX-T50になります。
X-T5と比べると発売日は新しいですが、シングルスロットに置き換わっていたり、防塵防滴機能がなくなっていたりと、機能に差があります。
ですがそれはデメリットにも見えますがそうではなく、その分価格が5万円近く値下がりしています。
撮影に必要と思われる機能はしっかり兼ね備えているため、自分に必要な機能がどれなのか、予算はどのくらいなのかで選べるのは非常にうれしいですね。
画素数も4020万画素APS-C機の中で飛び抜けているのも特徴とメリットと言えそうです。
ちなみにX-T50は2025年3月にアップデート版としてX-T50 日英2言語設定モデル
を発売しています。
基本的な性能は同じですが、違いは言語設定が日英2言語に限定されているということです。
日英2言語設定モデルについては別項目で詳しく解説しているので合わせてご覧ください。
FUJIFILM X-M5
おすすめ3機種目は、FUJIFILM X-M5になります。
発売日は2024年11月下旬となっており、FUJIFILMが新発売する機種としては最も新しい機種となります。
基本的なスペックは以下のとおりです。
機種名 | X-M5 |
マウント | Xマウント |
画素数(有効画素数) | 2610万画素 |
センサーサイズ | APS-C |
ISO感度 | 125~12800 拡張:ISO80~51200 |
シャッタースピード | 電子:1/32000秒~15分 電子先幕・メカニカル:1/4000秒~15分 |
連続撮影速度 | 約30コマ/秒(電子シャッター、1.25Xクロップ時) 約5コマ/秒(メカニカルシャッター使用時) |
モニター | 3型(インチ) 104万ドット バリアングル液晶 |
ファインダー(倍率) | なし |
記録メディア | SD/HC/XCカード シングルスロット |
インターフェース | USB Type-C、HDMIマイクロ |
その他の機能 | USB充電 バルブ撮影 4K60P動画対応(最大6.2K30P) Wi-Fi Bluetooth4.2 |
カラー | ブラック・シルバー |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 111.9×66.6x38mm、355g(総重量) |
価格(Amazon参考) | 約164,673円 |
X-M5の最大の特徴は軽量コンパクトなボディでありながら、最大6.2K動画対応やシャッタースピードが電子で1/32000秒~15分などフラッグシップモデルに引けを取らないスペックを保有しているところです。
重量が355gは今回紹介しているおすすめ機種の中でも非常に軽量な部類に入ってきます。
軽いということはそれだけ取り回しも良いので様々なシーンで活躍できます。
さらに荷物を極力減らしたいというときでも軽量コンパクトなボディは役立ちます。
ただ同FUJIFILMのX-T5やX-T50
と比べると全体的なスペックは劣ってしまいます。
その分価格も3機種の中では一番安価となっているので、FUJIFILMのAPS-C機入門としてもおすすめだと思います。
ちなみにX-M5は1本の記事として、ここでは行っていない後継機種との比較なども行っているので合わせてご覧ください。
FUJIFILM X-S20
おすすめ4機種目は、FUJIFILM X-S20になります。
発売日は2023年6月29日となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
機種名 | X-S20 |
マウント | Xマウント |
画素数(有効画素数) | 2610万画素 |
センサーサイズ | APS-C |
ISO感度 | 160~12800 拡張:ISO80~51200 |
シャッタースピード | 電子:1/32000秒~15分 電子先幕・メカニカル:1/4000秒~15分 |
連続撮影速度 | 約30コマ/秒(電子シャッター、1.25Xクロップ時) 約8コマ/秒(メカニカルシャッター使用時) |
モニター | 3型(インチ) 184万ドット バリアングル液晶 |
ファインダー(倍率) | 有機EL電子ビューファインダー(0.62倍) |
記録メディア | SD/HC/XCカード シングルスロット |
インターフェース | USB Type-C、HDMIマイクロ |
その他の機能 | 手ブレ補正機構 内蔵フラッシュ バルブ撮影 4K動画対応(最大6.2K) Wi-Fi Bluetooth4.2 バッテリー:NP-W235 |
カラー | ブラック |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 127.7×85.1×65.4mm、491g(総重量) |
価格(Amazon参考) | 約193,190円 |
X-S20の最大の特徴はNP-W235バッテリー
を搭載している機種としては最軽量な機種という点です。
NP-W235バッテリーは従来より使用されていたNP-W126S
よりも大容量のバッテリーとなっており、大幅に向上している長持ちバッテリーです。
バッテリーが長持ちするということは最大撮影枚数も大幅に向上するということで、同年に発売されたNP-W126Sを採用しているX-T50は最大撮影枚数が最大310枚に対して、NP-W235
を採用しているX-S20
は最大750枚と2倍以上の撮影枚数を実現しています。
NP-W235を採用している機種はフラッグシップモデルやハイエンドモデルの価格としては高価な機種がほとんどでしたが、X-S20
は20万円を切る価格を実現しています。
それでいて重量が491gとNP-W235を採用している機種の中では最軽量モデルとなっているのはX-S20の強みとなっています。
軽量コンパクトかつ大容量バッテリーの機種を探している場合はまっさきに購入候補に上がる機種だと思います。
ちなみにX-S20は2025年3月にアップデート版としてX-S20 日英2言語設定モデル
を発売しています。
基本的な性能は同じですが、違いは言語設定が日英2言語に限定されているということです。
日英2言語設定モデルについては別項目で詳しく解説しているので合わせてご覧ください。
FUJIFILM X-H2
おすすめ5機種目は、FUJIFILM X-H2になります。
発売日は2022年9月29日となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
機種名 | X-H2 |
マウント | Xマウント |
画素数(有効画素数) | 4020万画素 |
センサーサイズ | APS-C |
ISO感度 | 125~12800 拡張:ISO64~51200 |
シャッタースピード | 電子:1/180000秒~15分 電子先幕・メカニカル:1/8000秒~15分 |
連続撮影速度 | 約20コマ/秒(電子シャッター、1.29Xクロップ時) 約15コマ/秒(メカニカルシャッター使用時) |
モニター | 3型(インチ) 162万ドット バリアングル液晶 |
ファインダー(倍率) | 有機EL電子ビューファインダー(0.8倍) |
記録メディア | SD/HC/XCカード CFexpressカードTypeB ダブルスロット(CF/SD) |
インターフェース | USB Type-C、HDMI |
その他の機能 | 防塵防滴 手ブレ補正機構 USB充電 バルブ撮影 8K動画対応 Wi-Fi Bluetooth4.2 |
カラー | ブラック |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 136.3×92.9×84.6mm、660g(総重量) |
価格(Amazon参考) | 約257,800円 |
X-H2の最大の特徴はAPS-Cセンサー搭載機種にも関わらずCFexpressカードTypeBに対応し、さらに他スペックも高水準な点です。
まずCFexpressカードTypeBに対応しているAPS-Cセンサー搭載機種は、現行でFUJIFILMのX-H2とX-H2S
の2機種のみとなっており、その時点で非常に貴重な機種と言えます。
X-H2とX-H2Sはそれに合わせてダブルスロットも搭載しており、ここだけを見ても非常に優位な機種で2機種にはなりますが唯一無二の機能を兼ね備えた機種と言えます。
その他X-H2は画素数が4020万画素、シャッタースピードが1/180000秒~15分とFUJIFILMのハイエンド機種と同じとなっており、全体のスペックも高水準に位置しているのがわかります。
CFexpressカードTypeB+ダブルスロットに対応し、全体的に高スペックな機種を探している場合はX-H2が購入候補筆頭になること間違いなしです。
ちなみにX-H2は2025年3月にアップデート版としてX-H2 日英2言語設定モデルを発売しています。
基本的な性能は同じですが、違いは言語設定が日英2言語に限定されているということです。
日英2言語設定モデルについては別項目で詳しく解説しているので合わせてご覧ください。
FUJIFILM X-H2S
おすすめ6機種目は、FUJIFILM X-H2Sになります。
発売日は2022年7月14日となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
機種名 | X-H2S |
マウント | Xマウント |
画素数(有効画素数) | 2616万画素 |
センサーサイズ | APS-C |
ISO感度 | 160~12800 拡張:ISO80~51200 |
シャッタースピード | 電子:1/32000秒~15分 電子先幕・メカニカル:1/8000秒~15分 |
連続撮影速度 | 約40コマ/秒(電子シャッター使用時) 約15コマ/秒(メカニカルシャッター使用時) |
モニター | 3型(インチ) 162万ドット バリアングル液晶 |
ファインダー(倍率) | 有機EL電子ビューファインダー(0.8倍) |
記録メディア | SD/HC/XCカード CFexpressカードTypeB ダブルスロット(CF/SD) |
インターフェース | USB Type-C、HDMI |
その他の機能 | 防塵防滴 手ブレ補正機構 USB充電 バルブ撮影 4K動画対応(最大6.2K) Wi-Fi Bluetooth4.2 |
カラー | ブラック |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 136.3×92.9×84.6mm、660g(総重量) |
価格(Amazon参考) | 約311,801円 |
X-H2Sの最大の特徴は撮影速度がFUJIFILMのミラーレスの中で最高の40コマ/秒を実現している点です。
撮影速度は機種によって様々ですが、今回おすすめしてきたミラーレスカメラであるX-T5、X-T50、X-M5
、X-S20、
X-H2
と比べても一番撮影速度が早いのが、このX-H2Sになります。
さらに現在(※2025年7月時点)でFUJIFILMが販売している現行のカメラ全体で見ても、X-H2Sの最高40コマ/秒が最大の連写性能を誇っています。
他のスペックを見てもCFexpressカードTypeB対応やダブルスロット対応、防塵防滴仕様など全体的に高機能な1機種にまとまっています。
高性能な機種が良いけど、とにかくFUJIFILMで連写性能をメインに考えたいという場合はこの機種が購入候補の筆頭だと思います。
ちなみにX-H2Sは2025年3月にアップデート版としてX-H2S 日英2言語設定モデル
を発売しています。
基本的な性能は同じですが、違いは言語設定が日英2言語に限定されているということです。
日英2言語設定モデルについては別項目で詳しく解説しているので合わせてご覧ください。
FUJIFILMのおすすめコンデジ4選
FUJIFILMコンデジを展開している「Xシステム」「GFXシステム」の中からおすすめを4機種紹介します。
性能も価格も多種多様なため、順番に詳しく解説していきます。
※価格については日々変動の可能性があるため、あくまで参考としてご覧ください。
FUJIFILM X100Ⅵ
おすすめ1機種目は、FUJIFILM X100Ⅵになります。
発売日は2024年3月28日となります。
基本的なスペックは以下のとおりです。
機種名 | FUJIFILM X100Ⅵ |
---|---|
画素数(有効画素数) | 4020万画素 |
センサーサイズ | APS-C |
焦点距離 | 23mm(35mm判換算値:35mm) |
ズーム | なし |
F値 | F2 |
ISO感度 | 125~12800 拡張:64~100、25600~51200 |
シャッタースピード | 30~1/180000 秒 |
最短撮影距離 | 10cm(標準) |
連続撮影速度 | 20コマ/秒 |
モニター | 3インチ 162万ドット チルト液晶 |
ファインダー | ハイブリッドビューファインダー |
メモリーカード | SD/SDHC/SDXCカード |
インターフェース | USB Type-C、HDMIマイクロ端子 |
その他の機能 | 手ぶれ補正機構 USB充電 バルブ撮影 6K30P動画対応 顔認識 Wi-Fi Bluetooth |
カラー | シルバー、ブラック |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 128×74.8×55.3mm、521g(総重量) |
価格(Amazon参考) | 約299,800円 |
FUJIFILM X100Ⅵの最大の特徴はコンデジにも関わらずファインダーが搭載されている点だと思います。
コンデジは軽量コンパクトを優先するうえで、ネオ一眼を除くコンデジはファインダーを削る機種がほとんどです。
そんな中、FUJIFILM X100Ⅵは軽量コンパクトを実現しながらもファインダーを搭載しているという移植の機種とも言えます。
その他のスペックを見ていくと、画素数は4020万画素、F値は2、焦点距離が35mm換算で35mmと画質面、明るさ面などでも非常に優秀なことがわかります。
F値も2ということで、開放撮影時のボケ感も非常に期待できます。
更にシャッタースピードが1/180000 秒まで対応しているのも嬉しいところです。
他にも端子にUSB Type-Cを搭載していたり、4K動画にも対応し、手ぶれ補正もセンサーシフト式と電子式と両方搭載しているなどとても万能なコンデジとなっています。
本体サイズは128×74.8×55.3 mm、重量は471g(本体のみ)となっており、コンデジ全体で見ると少し重い部類に感じますが、APS-Cセンサー搭載でファインダーも搭載していることを考えると非常に軽量コンパクトに収まっています。
そして個人的な一番のオススメポイントはその外観にあります。
外観がレトロなフィルム風というのが非常に特徴的で、FUJIFILMならではの見た目となっています。
撮影している感覚というのも、他のカメラとは一線を画す存在となっています。
性能としても非常に高性能で、焦点距離が35mm換算で35mmなので非常に使い勝手も取り回しも良い、かつ見た目がレトロで撮影しがいがある機種となっています。
ちなみにX100Ⅵは2025年にアップデート版としてX100VI 日英2言語設定モデル
を発売しています。
基本的な性能は同じですが、違いは言語設定が日英2言語に限定されているということです。
日英2言語設定モデルについては別項目で詳しく解説しているので合わせてご覧ください。
FUJIFILM X100V
おすすめ2機種目は、FUJIFILM X100Vになります。
発売日は2020年2月27日となっています。
基本的なスペックとしては以下のとおりです。
機種名 | FUJIFILM X100V |
---|---|
画素数(有効画素数) | 2610万画素 |
センサーサイズ | APS-C |
焦点距離 | 23mm(35mm判換算値:35mm) |
ズーム | なし |
F値 | F2 |
ISO感度 | 160~12800 拡張:80、100、125、25600、51200 |
シャッタースピード | 4~1/32000 秒 |
最短撮影距離 | 10cm(標準) |
連続撮影速度 | 11コマ/秒 |
モニター | 3インチ 162万ドット チルト液晶 |
ファインダー | ハイブリッドビューファインダー |
メモリーカード | SD/SDHC/SDXCカード |
インターフェース | USB Type-C、HDMIマイクロ端子 |
その他の機能 | USB充電 バルブ撮影 4K動画対応 顔認識 Wi-Fi Bluetooth |
カラー | ブラック |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 128×74.8×53.3mm、478g(総重量) |
価格(Amazon参考) | 約287,272円 |
APS-Cセンサーを搭載し、画素数は2610万画素。
F2.0、焦点距離23mm(35mm換算で35mm)のレンズを採用しています。
4K動画の撮影可能、USB Type-C搭載、USB給電可能などほしいと思われるような機能は一通り入っているので安心です。
本体サイズは128×74.8×53.3 mm、重量が428g(本体のみ)となっています。
名前や同じファインダーが搭載されていることからも分かる通り、この機種はFUJIFILM X100Ⅵの前機種となっています。
となりそうですがそれぞれおすすめしているのには理由があります。
まずは価格ですが、前機種ということもあり新品での価格、中古での価格共にFUJIFILM X100Vのほうが安価となる場合が多いです。
さらに本体サイズと重量ですが、X100VとX100Ⅵを比べたときにX100Vのほうが少し本体サイズが小柄で重量も抑えられています。
つまりFUJIFILM X100Ⅵよりも安価で軽量コンパクトなのがFUJIFILM X100Vということになります。
少しでも安価にFUJIFILMの機種を購入したい、少しでも軽量コンパクトな機種にしたいという場合には、FUJIFILM X100Vが刺さるのではないかと思い選出しました。
X half(エックスハーフ) FUJIFILM X-HF1
おすすめ3機種目は、X half(エックスハーフ) FUJIFILM X-HF1になります。
発売日は2025年6月26日となっており、今回紹介しているFUJIFILMのコンデジの中で発売日が一番新しいものとなっています。
基本的なスペックとしては以下のとおりです。
機種名 | X half(エックスハーフ) FUJIFILM X-HF1 |
---|---|
画素数(有効画素数) | 1774万画素 |
センサーサイズ | 1型 |
焦点距離 | 10.8mm (35mm判換算値:32mm) |
ズーム | なし |
F値 | F2.8 |
ISO感度 | 200~12800 |
シャッタースピード | 30~1/2000 秒 |
最短撮影距離 | 10cm(標準) |
連続撮影速度 | なし |
モニター | 2.4型(インチ) 92万ドット |
ファインダー | 逆ガリレオ式ファインダー |
メモリーカード | SD/SDHC/SDXCカード |
インターフェース | USB Type-C |
その他の機能 | USB充電 WQHD動画対応 顔認識 Wi-Fi Bluetooth |
カラー | ブラック シルバー チャコールシルバー |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 105.8×64.3×45.8 mm、240g |
価格(Amazon参考) | 約148,000円 |
X half(エックスハーフ) FUJIFILM X-HF1の最大の特徴はハーフサイズカメラとなっており、撮影サイズが3:4となっている点です。
フィルムカメラ時代から人気のあるハーフカメラですが、今回X half(エックスハーフ) FUJIFILM X-HF1はそんなハーフカメラのデジタル版といった位置づけとなっています。
アスペクト比が3:4となっており、他のコンデジと違い通常の持ち方をして撮影しても、縦長の写真が撮影可能となっています。
更に特筆すべきは2枚の縦長の写真を1つの画像として撮影できる「2in1」機能を搭載している点です。
この2in1機能があることで、よりフィルム時代のハーフカメラの写真を彷彿とさせる写真を作り上げることができます。
組み合わせが「静止画+静止画」の他にも「動画+動画」や「静止画+動画」の2in1もできるようになっており、幅広い組み合わせが可能となっています。
2in1機能は撮影時でも行えますが、専用アプリ「X half」でも行うことができ、その場合は分割線の色やサイズ、写真の左右の入れ替えなど様々なカスタマイズが可能となっています。
X half(エックスハーフ) FUJIFILM X-HF1
FUJIFILM GFX100RF
おすすめ4機種目は、FUJIFILM GFX100RFになります。
発売日は2025年4月10日となっています。
基本的なスペックとしては以下のとおりです。
機種名 | GFX100RF |
---|---|
画素数(有効画素数) | 1億200万画素 |
センサーサイズ | 中判サイズ |
焦点距離 | 35mm (35mm判換算値:28mm) |
ズーム | なし |
F値 | F4 |
ISO感度 | 80~12800 拡張:ISO40~102400 |
シャッタースピード | 30秒~1/16000 秒 |
最短撮影距離 | 20cm(標準) |
連続撮影速度 | 6コマ/秒 |
モニター | 3.15型(インチ) 210万ドット チルト液晶 |
ファインダー | 0.5型有機ELファインダー(576万ドット) |
メモリーカード | SD/HC/XCカード |
インターフェース | USB Type-C、HDMIマイクロ |
その他の機能 | USB充電 バルブ撮影 4K動画対応 顔認識 Wi-Fi Bluetooth |
カラー | ブラック・シルバー |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 133.5×90.4×76.5mm、735g |
価格(カメラのキタムラ参考) | 約747,450円 |
GFX100RFの最大の特徴はコンデジでありながら中判サイズのセンサーを搭載しているという点です。
センサーサイズは基本的に大きいほうがより多くの光を取り込むことが出来るため暗所での撮影に強く、また焦点距離も長くなるためボケの量が多くなるという特性があります。
FUJIFILMの中でもFUJIFILM X100ⅥやFUJIFILM X100V
は「APS-Cセンサー」というコンデジの中では珍しい大型のセンサーを搭載していますが、中判サイズはそれよりも大きく、SONYのα7C IIやCanonのEOS R6 Mark Ⅱ
などが搭載している「フルサイズ」よりもさらに大きなサイズとなっており、市販されているセンサーサイズの中で「最大サイズのセンサー」となっています。
コンデジでこの中判サイズのセンサーを搭載している機種はGFX100RFの1機種のみとなっており、名実ともに唯一無二の機種となっています。
さらに画素数が1億200万画素というのも外せないスペックの一つとなっています。
その他のスペックを見てもISO感度やシャッタースピードの設定の幅も大きく、USB充電やチルト液晶、ファインダー搭載などコンデジ全体で見たとしても非常にハイスペックな機種に仕上がっています。
とにかく高性能な1機種がほしいということであれば、GFX100RFは非常に良い選択肢になると思います。
FUJIFILMの中判サイズミラーレスのおすすめ2機種
ここではFUJIFILMの中判サイズセンサー搭載ミラーレス一眼を展開している「GFXシステム」の中からおすすめ2機種を紹介します。
以下が一覧です。
2機種ですが性能も価格も違っているため、順番に詳しく解説していきます。
※価格については日々変動の可能性があるため、あくまで参考としてご覧ください。
※おすすめ中判サイズミラーレスのスペック比較一覧表はこちらから
FUJIFILM GFX100 II
おすすめ1機種目は、FUJIFILM GFX100 IIになります。
発売日は2023年9月28日となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
機種名 | GFX100 II |
マウント | Gマウント |
画素数(有効画素数) | 1億200万画素 |
センサーサイズ | 中判サイズ |
ISO感度 | 80~12800 拡張:ISO40~102400 |
シャッタースピード | 電子:1/32000秒~60分 GFX 電子先幕・メカニカル:1/4000秒~60分 |
連続撮影速度 | 約8.7コマ/秒(電子シャッター、35mmフォーマットモードON時) 約8コマ/秒(メカニカルシャッター使用時) |
モニター | 3.2型(インチ) 236万ドット チルト液晶 |
ファインダー(倍率) | 有機EL電子ビューファインダー |
記録メディア | SD/HC/XCカード CFexpressカードTypeB ダブルスロット(CF/SD) |
インターフェース | USB Type-C、HDMI |
その他の機能 | 手ブレ補正機構 USB充電 バルブ撮影 8K動画対応 Wi-Fi Bluetooth4.2 |
カラー | ブラック |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 152.4×103.5×73.5mm、948g(総重量) |
価格(Amazon参考) | 約1,423,119円 |
GFX100 IIの最大の特徴は中判サイズセンサー搭載、1億200万画素、CFexpressカードTypeB対応とどの方面から見てもハイスペックな点です。
中判サイズのセンサー搭載の機種としてはコンデジにGFX100RFがありますが、あくまでコンデジなのでレンズ交換はすることができません。
ですがGFX100 IIは中判サイズのセンサーを搭載しながら、作りはミラーレスカメラとなっているため多数展開されているGマウントのレンズが使用可能となるのです。
Gマウントのレンズは焦点距離23mmレンズから500mmのレンズまで幅広く用意されており、使用したい焦点距離に合わせて交換できる点は非常に大きなメリットと言えます。
さらに1億200万画素とFUJIFILMのカメラ全体を通しても最高画素数を有しており、ダブルスロットかつCFexpressカードTypeB対応、通常サイズのHDMI搭載、8K動画対応などあらゆる面でハイスペックな1機種となっています。
とにかく最高性能を追い求めているユーザーにとってGFX100 IIは非常に魅力的な機種に映ると思います。
FUJIFILM GFX100S II
おすすめ2機種目は、FUJIFILM GFX100S IIになります。
発売日は2024年6月28日となっています。
基本的なスペックは以下のとおりです。
機種名 | GFX100S II |
マウント | Gマウント |
画素数(有効画素数) | 1億200万画素 |
センサーサイズ | 中判サイズ |
ISO感度 | 80~12800 拡張:ISO40~102400 |
シャッタースピード | 電子:1/16000秒~60分 電子先幕・メカニカル:1/4000秒~60分 |
連続撮影速度 | 約4.1コマ/秒(電子シャッター、35mmフォーマットモードON時) 約7コマ/秒(メカニカルシャッター使用時) |
モニター | 3.2型(インチ) 236万ドット チルト液晶 |
ファインダー(倍率) | 有機EL電子ビューファインダー(0.84倍) |
記録メディア | SD/HC/XCカード ダブルスロット |
インターフェース | USB Type-C、HDMIマイクロ |
その他の機能 | 防塵防滴 手ブレ補正機構 USB充電 バルブ撮影 4K動画対応 Wi-Fi Bluetooth4.2 |
カラー | ブラック |
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量) | 150×104.2×87.2mm、883g(総重量) |
価格(カメラのキタムラ参考) | 約762,300円 |
GFX100S IIの最大の特徴は中判サイズセンサー搭載かつ、中判センサー搭載機種としては安価な価格設定になっている点です。
中判サイズのセンサー搭載の機種は総じて高価な価格設定になっていることがあります。
GFX100S IIも他の機種と比べると高価な価格となってはいますが、中判センサー搭載機種同士を比べると非常に安価な価格設定となっています。
今回はFUJIFILMの中判センサー搭載機種に加えて、Hasselblad(ハッセルブラッド)の1機種と価格比較をしてみたいと思います。
メーカー | 機種名 | 価格 (各ECサイト参考) | タイプ |
---|---|---|---|
FUJIFILM | GFX100S II | 約762,300円 | ミラーレス |
FUJIFILM | GFX100 II | 約1,423,119円 | ミラーレス |
FUJIFILM | GFX100RF | 約747,450円 | コンデジ |
Hasselblad | 907X & CFV 100C | 約1,128,600円 | ミラーレス |
中判サイズセンサー搭載の機種全体で見るとコンデジであるGFX100RFが最安値となります。
そんなコンデジであるGFX100RFとの価格差が非常に少なく、中判サイズセンサー搭載ミラーレスとしてはかなり安価な価格設定になっていると思います。
GFX100 IIや907X & CFV 100Cは高価な分当然それ相応のスペックを有する部分もありますが、たとえば中判サイズを搭載する4機種のなかで防塵防滴に対応しているのはGFX100S II
だけだったりGFX100S II
が優位に立つ部分はたしかに存在します。
中判サイズセンサーを試してみたい、でもなるべく安価に購入したときにはGFX100S IIは非常に魅力的な1機種になると思います。
FUJIFILMにはinstaxシリーズの「チェキ」がある!「写ルンです」もある!
FUJIFILMにはミラーレスやコンデジとは別路線のinstaxシリーズ、通称「チェキ」があります。
チェキは従来のインスタントカメラとしての機能のみを搭載したアナログシリーズと、インスタントカメラの機能に加えて、デジタルカメラ及びチェキフィルムへのプリント機能を搭載したハイブリッドシリーズが展開されており、ミラーレスやコンデジとは一線を画す機種となっています。
以下が機種一覧となります。
アナログシリーズ
ハイブリッドシリーズ
さらに「写ルンです」が販売されているのもFUJIFILMです。
インスタントカメラはお手軽さやデジタルカメラが持っていかない場面・持っていけない場所などでも活躍する非常に優れたカメラです。
これら写ルンですやチェキはミラーレスカメラやコンデジなどのように性能を比べるカメラではなく、「全てが独自路線のカメラ」として捉えるのが良いと考えています。
チェキことinstaxシリーズに関しては別記事でも解説しているので合わせてご覧ください。
おすすめAPS-Cミラーレスのスペックと価格比較一覧表
各機種の一部の主要スペックと価格を比較一覧表に掲載しています。
更に詳しいスペックや特徴は各スペック表を御覧ください。
機種名 | X-T5 | X-T50 | X-M5 | X-S20 | X-H2 | X-H2S |
マウント | Xマウント | Xマウント | Xマウント | Xマウント | Xマウント | Xマウント |
画素数 | 4020万画素 | 4020万画素 | 2610万画素 | 2610万画素 | 4020万画素 | 2616万画素 |
センサー | APS-C | APS-C | APS-C | APS-C | APS-C | APS-C |
ISO | 125~12800 | 125~12800 | 125~12800 | 160~12800 | 125~12800 | 125~12800 |
SS | 1/180000秒~15分 | 1/180000秒~15分 | 1/32000秒~15分 | 1/32000秒~15分 | 1/180000秒~15分 | 1/32000秒~15分 |
撮影速度 | 最高約20コマ/秒 | 最高約20コマ/秒 | 最高約30コマ/秒 | 最高約30コマ/秒 | 最高約20コマ/秒 | 最高約40コマ/秒 |
モニター | 3インチ チルト液晶 | 3インチ チルト液晶 | 3インチ バリアングル液晶 | 3インチ バリアングル液晶 | 3インチ バリアングル液晶 | 3インチ バリアングル液晶 |
ファインダー | 有機EL電子ビューファインダー | 有機EL電子ビューファインダー | なし | 有機EL電子ビューファインダー | 有機EL電子ビューファインダー | 有機EL電子ビューファインダー |
メディア | SD/HC/XCカード ダブルスロット | SD/HC/XCカード シングルスロット | SD/HC/XCカード シングルスロット | SD/HC/XCカード シングルスロット | SD/HC/XCカード CF TypeB ダブルスロット(CF/SD) | SD/HC/XCカード CF TypeB ダブルスロット(CF/SD) |
端子類 | USB Type-C、HDMIマイクロ | USB Type-C、HDMIマイクロ | USB Type-C、HDMIマイクロ | USB Type-C、HDMIマイクロ | USB Type-C、HDMI | USB Type-C、HDMI |
本体サイズ | 129.5x91x63.8mm、557g | 123.8x84x48.8mm、438g | 111.9×66.6x38mm、355g | 127.7×85.1×65.4mm、491g | 136.3×92.9×84.6mm、660g | 136.3×92.9×84.6mm、660g |
発売日 | 2022年11月 | 2024年6月 | 2024年11月 | 2023年6月 | 2022年9月 | 2022年7月 |
価格 | 約268,290円 | 約209,682円 | 約164,673円 | 約193,190円 | 約257,800円 | 約311,801円 |
その他特徴 | スペック表参照 | スペック表参照 | スペック表参照 | スペック表参照 | スペック表参照 | スペック表参照 |
おすすめコンデジのスペックと価格比較一覧表
各機種の一部の主要スペックと価格を比較一覧表に掲載しています。
更に詳しいスペックや特徴は各スペック表を御覧ください。
機種名 | FUJIFILM X100Ⅵ | FUJIFILM X100V | X half(エックスハーフ) FUJIFILM X-HF1 | GFX100RF |
画素数 | 4020万画素 | 2610万画素 | 1774万画素 | 1億200万画素 |
センサー | APS-C | APS-C | 1型 | 中判サイズ |
焦点距離 | 35mm (35mm換算) | 35mm (35mm換算) | 10.8mm (35mm換算) | 28mm (35mm換算) |
ズーム | なし | なし | なし | なし |
F値 | F2 | F2 | F2.8 | F4 |
ISO | 100~12800 | 100~12800 | 200~12800 | 80~12800 |
SS | 30~1/180000 秒 | 4~1/32000 秒 | 30~1/2000 秒 | 30秒~1/16000 秒 |
最短撮影 | 10cm(標準) | 10cm(標準) | 30cm(標準) 1cm(マクロ) | 20cm(標準) |
撮影速度 | 20コマ/秒 | 11コマ/秒 | 10cm(標準) | 6コマ/秒 |
モニター | 3インチ チルト液晶 | 3インチ チルト液晶 | 2.4インチ | 3.15インチ チルト液晶 |
ファインダー | ハイブリッドビューファインダー | ハイブリッドビューファインダー | 逆ガリレオ式ファインダー | 0.5型有機ELファインダー |
メディア | SD/SDHC/SDXCカード | SD/SDHC/SDXCカード | SD/SDHC/SDXCカード | SD/SDHC/SDXCカード |
端子類 | USB Type-C、HDMIマイクロ端子 | USB Type-C、HDMIマイクロ端子 | USB Type-C | USB Type-C、HDMIマイクロ |
本体サイズ | 128×74.8×55.3mm、521g | 128×74.8×53.3mm、478g | 105.8×64.3×45.8mm、240g | 133.5×90.4×76.5mm、735g |
発売日 | 2024年3月 | 2020年2月 | 2025年6月 | 2025年4月 |
価格 | 約299,800円 | 約287,272円 | 約148,000円 | 約747,450円 |
その他特徴 | スペック表参照 | スペック表参照 | スペック表参照 | スペック表参照 |
おすすめ中判サイズセンサー搭載ミラーレスのスペックと価格比較一覧表
各機種の一部の主要スペックと価格を比較一覧表に掲載しています。
更に詳しいスペックや特徴は各スペック表を御覧ください。
機種名 | GFX100S II | GFX100 II |
マウント | Gマウント | Gマウント |
画素数 | 1億200万画素 | 1億200万画素 |
センサー | 中判サイズ | 中判サイズ |
ISO | 80~12800 | 80~12800 |
SS | 1/16000秒~60分 | 1/32000秒~60分 |
撮影速度 | 最高7コマ/秒 | 最高約8.7コマ/秒 |
モニター | 3.2インチ チルト液晶 | 3.2インチ チルト液晶 |
ファインダー | 有機EL電子ビューファインダー | 有機EL電子ビューファインダー |
メディア | SD/HC/XCカード ダブルスロット | SD/HC/XCカード CF TypeB ダブルスロット(CF/SD) |
端子類 | USB Type-C、HDMIマイクロ | USB Type-C、HDMI |
本体サイズ | 150×104.2×87.2mm、883g | 152.4×103.5×73.5mm、948g |
発売 | 2024年6月 | 2023年9月 |
価格 | 約762,300円 | 約1,423,119円 |
その他特徴 | スペック表参照 | スペック表参照 |
FUJIFILMが新発売している「日英2言語設定モデル」って何?
FUJIFILMは2025年3月より、従来モデルのアップデート版として「日英2言語設定モデル」の販売を開始しています。
アップデート版が販売されている機種が下記の機種になります。
- X-T5 日英2言語設定モデル
- X-T30 II 日英2言語設定モデル
- X-T50 日英2言語設定モデル
- X-S20 日英2言語設定モデル
- X-H2 日英2言語設定モデル
- X-H2S 日英2言語設定モデル
- X100VI 日英2言語設定モデル
これらは基本的な性能は同じで、違いは言語設定が日英2言語に限定されているということです。
今までのFUJIFILMの機種では2言語に限定はしておらず様々な言語選択が可能となっていました。
日本で使用する場合はおそらくほとんどが日本語、もしくは英語での使用シーンが多いとは思うので大きな弊害にはならないユーザーが大半だと思いますが、日英の2言語以外の言語を使用したいユーザーは限定されてないX100ⅥやX-T5
などの従来のモデルを購入するのが良いと思います。
もし2言語のみでいいという場合には日英2言語設定モデルを購入することで言語設定が見やすくなるというメリットもあります。
さらにFUJIFILMは日英2言語設定に限定する製品に関して「言語追加サービス」を行うことも発表しており、価格は税込み5,500円となっているので合わせてチェックしておくと良いかもしれません。
※おすすめAPS-Cミラーレス一眼一覧へ戻るにはこちらから
※おすすめコンデジ一覧へ戻るにはこちらから
もしFUJIFILMのカメラを買うならこの1台:卯月銀河視点
最後に卯月銀河がもしFUJIFILM製カメラを一台購入するなら「この1台」、ということで「APS-Cミラーレス」「コンデジ」「中判サイズカメラ」の3項目でそれぞれ紹介します。
まずAPS-Cミラーレスでは「X-M5」を選出します。
X-M5を選んだ理由は価格と性能、ボディサイズのバランスが非常に良い機種だからです。
まず性能面で見ると最大6.2Kの動画撮影に対応していたり、連射が最大約30コマ/秒まで対応していたりと他の機種と比べても高水準なスペックをしていることがわかります。
それでいて本体サイズが111.9×66.6x38mm、355gと非常に軽量コンパクトなボディとなっており、この軽量コンパクトなボディにこの性能が搭載されているというのは非常に優位な点だと思います。
更に価格面でも今回おすすめしているAPS-Cミラーレスの中で最安価の価格となっている点も見逃せません。
価格はなるべく安価な方が良い、そして軽量コンパクトがいい、でもスペックもある程度ほしいというユーザーにとってX-M5は非常に優秀な1台になると思います。
つづいてコンデジでは「X100Ⅵ」を選出します。
X100Ⅵを選んだ理由はセンサーにAPS-Cセンサーを搭載しており、ハイスペックコンデジとなっている点です。
コンデジでAPS-Cセンサーを搭載している機種はそもそも数が少なくその時点でX100Ⅵは非常に貴重な1機種となります。
ですがそれだけでなく、スペック面を見ても画素数は4020万画素、F値は2、シャッタースピード幅が30~1/180000秒、手ブレ補正機構搭載と様々な部分で非常に高スペックな機種だということがわかります。
ハイスペックなコンデジが欲しい、さらにボケ感のある写真も撮影がしたいなどのユーザーには非常にささる機種がX100Ⅵだと思います。
最後に中版サイズセンサー搭載カメラでは「GFX100S II」を選出します。
GFX100S IIを選んだ理由は中判サイズセンサー搭載ながらその中では安価に購入できる点です。
まず中判サイズセンサーというのがメジャーではなく全体的に中判サイズセンサー搭載の機種は高価になる傾向があります。
そんな中でGFX100S IIは約76万円前後と中判サイズセンサー搭載機種の中では非常に安価となっているのは大きなメリットです。
安価だからといってスペックが低いわけではなく、画素数は1億200万画素、ダブルスロット搭載など高水準なスペックをしています。
さらにFUJIFILMの中判サイズセンサー搭載の3機種の中で唯一防水防塵対応しているのも見逃せないスペックです。
中判サイズセンサー搭載機種がほしいという場合にはスペック・価格なども含めてまず手にとってみていい機種とて、GFX100S IIは欠かせないと思います。
今回はあくまで1台を選ぶならということでAPS-Cミラーレスでは「X-M5」、コンデジでは「X100Ⅵ
」、中判サイズカメラでは「GFX100S II
」を選出しましたが、これら以外のおすすめした機種もどれも優秀なカメラです。
購入するユーザーが何を重視してカメラを選ぶのかによって見方も変わるため、「この1台」で選んで機種が全ユーザーに対しての最良の答えではないとは思います。
ですがもし購入するカメラに迷ったときにはぜひ「この1台」で紹介した3機種を参考にされてください。
2025年のFUJIFILM製カメラの現状は。FUJIFILMのカメラの売れ筋はどんな機種?
FUJIFILMはすでにコンデジの「X half(エックスハーフ) FUJIFILM X-HF1」や中判ミラーレスの「GFX100RF
」といった新機種を2025年中に投入しています。
さらにFUJIFILMはX100ⅥやX-T5
などの一部の機種でアップデート版として日英2言語設定モデルを販売を開始していますが、これらも2025年中の投入機種となっています。
日英2言語設定モデルが発売されているのは以下の機種です。
- X-T5 日英2言語設定モデル
- X-T30 II 日英2言語設定モデル
- X-T50 日英2言語設定モデル
- X-S20 日英2言語設定モデル
- X-H2 日英2言語設定モデル
- X-H2S 日英2言語設定モデル
- X100VI 日英2言語設定モデル
その他にも2025年中に下記のような機種の発売が噂されています。
- X-E5(8月発売予定)
このようにFUJIFILMはすでに様々な機種を発表・発売しており、2025年もカメラ市場でFUJIFILMは非常に活気のあるものとなっているようです。
しかも今回紹介したX-M5を始めとした、X100Ⅵ
やX half(エックスハーフ) FUJIFILM X-HF1
などの一部の機種は各カテゴリの週間売れ筋ランキングでもランクインの常連となっているため、売れ筋から見てもFUJIFILMは非常に元気のある年だと思います。


【SDカード?CFExpress?】FUJIFILMの採用記録メディアとは
FUJIFILMは機種よって採用している記録メディアが異なります。
大まかに採用されている記録メディアは以下のとおりです。
- SD/HC/XCカード
- CFexpressカードTypeB
SD/HC/XCカードについてはFUJIFILM以外のメーカーでも様々な機種で採用しており、パソコンでも専用スロットが搭載されていたりと非常に汎用性のある記録メディアとなっています。
SDカードについては別の記事でおすすめSDカードとともに詳しく解説しているのでぜひ合わせてご覧ください。
CFexpressカードTypeBに関しては一部の上位モデルの機種しか対応していないフラッグシップモデル・ハイエンドモデル専用の記録メディアと考えて良いと思います。
その分CFexpressカードTypeBの性能はずば抜けており、UHS-Ⅱ対応SDカードの最大転送速度が約300MB/sに対して、CFexpress4.0 TypeBの最大転送速度は約4000MB/sとなっており、その差は一目瞭然です。
パソコンなどで読み込む際には専用のカードリーダーやーアダプタが必要であったり、価格がSDカード系よりも高価であったりと一癖ある記録メディアですが、確実に記録メディアの頂点に立つことができるカードの一つがCFexpressカードTypeBとなっています。
CFexpressカードTypeBについては別の記事でおすすめCFexpressカードTypeBとともに詳しく解説しているのでぜひ合わせてご覧ください。
FUJIFILM製カメラの売っている場所とは。Amazonや楽天などECショップで購入可能
FUJIFILM製カメラの販売は大手ECサイトであるAmazonや楽天市場
、Yahoo!ショッピング
などのネットショップが主流となっています。
実店舗である家電量販店などでも見かけることはありますが、今回おすすめした機種が12選あるように、FUJIFILM製のカメラは非常に多くの機種があるため、展示スペースに販売機種すべてを並べることは難しいと思います。
その点ECサイトであれば展示スペースを必要としないため、おおよそのどんな機種でも新品・中古含めて取り揃えられているという状況です。
なので基本的な購入はAmazonなどのECショップでの購入をおすすめします。
ただ実店舗では実物に触れるというメリットもあるので、気になる機種があれば一度実店舗に赴いて探してみるのも良いかもしれません。
まとめ:APS-Cミラーレス・コンデジに加え、中判サイズカメラも展開するFUJIFILM!インスタントカメラもあり多方面で活躍!
今回はFUJIFILM製のおすすめカメラを12選紹介してきました。
FUJIFILMは「Xシステム」や「GFXシステム」、さらにインスタントカメラの写ルンですやチェキでおなじみのinstaxリーズなど多種多様なカメラを製造・販売しています。
その中でもX-M5を始めとした、X100Ⅵ
やX half(エックスハーフ) FUJIFILM X-HF1
などの一部の機種は各カテゴリの週間売れ筋ランキングのランクイン常連となっており、いかにFUJIFILMのカメラが人気があるかが伺えます。
2025年にはすでに「X half(エックスハーフ) FUJIFILM X-HF1」や中判ミラーレスの「GFX100RF
」を発売し、その他にも新機種として「X-E5」も2025年中に行われる予定です。
そんな2025年も非常に活気のあるFUJIFILMのおすすめカメラは以下のとおりです。
さらにその中で「1機種を選ぶならこの1台」ということで、APS-Cミラーレスでは「X-M5」、コンデジでは「X100Ⅵ
」、中判サイズカメラでは「GFX100S II」を選んでいるのでご参考にされてください。
さらにFUJIFILMの独自のカメラとして販売されているインスタントカメラの写ルンですやチェキでおなじみのinstaxリーズはミラーレスカメラやコンデジなどのように性能を比べるカメラではなく、「全てが独自路線のカメラ」という捉え方が良いと考えています。
現在販売されているinstaxシリーズ・写ルンですは以下のとおりです。
チェキ(アナログシリーズ) | チェキ(ハイブリッドシリーズ) | インスタントカメラ |
---|---|---|
instax mini 99 | instax WIDE Evo | 写ルンです |
instax mini 12 | instax mini Evo | |
instax mini 40 | instax mini LiPlay | |
instax SQUARE SQ40 | ||
instax WIDE 400 |
おすすめしたミラーレス・コンデジ12機種はすべて個人的に素晴らしいと思っているので、自分のお気に入りのFUJIFILM製カメラを一台を見つけて、最高の撮影体験をしてみてください!









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