※説明不要ですぐにおすすめmicroSD Expressを知りたい方はこちらから
こんにちは!卯月銀河(@gingacamera)です。
カメラやスマホ、パソコンなどで必要不可欠な記録メディア。
特に大容量のファイルを保存するためには容量の大きさも必要ですが、転送速度も非常に重要になってきます。
今回はmicroSDカードの上位版である、「microSD Express」を発売するメーカーからおすすめメモリーカードを7シリーズ紹介したいと思います。
カメラやスマホ、パソコン、さらにはNintendo Switch 2にも使えるのでぜひおすすめ「microSD Express」を抑えておきましょう!
- microSD Expressとは。SD Expressとの関係性は?
- SD ExpressとmicroSD Expressは共通。転送速度や接続方式は?他のスピードクラスと比較して高速?
- microSD Expressの互換性とは。後方互換対応?転送速度はどうなる?
- メーカー別、おすすめmicroSD Expressの7シリーズを紹介!スペック比較一覧表には速度や価格も
- おすすめ全メーカーのmicroSD Expressスペック比較一覧表
- microSD Express対応カードリーダーとは
- もしmicroSD Expressカードを1枚選ぶなら:卯月銀河視点
- microSD Expressカードの売っている場所とは。AmazonなどECサイトがおすすめ!
- まとめ:microSD Expressカードは転送速度の早いmicroSDカード!対応機器があれば積極導入がおすすめ!
microSD Expressとは。SD Expressとの関係性は?
※説明不要ですぐにおすすめmicroSD Expressを知りたい方はこちらから
「microSD Express」とは「SD Expressメモリーカード」におけるmicroSDサイズのメモリーカードです。
SD ExpressはSD Associationが2018年に「より高速なアクセスにも対応できるように」と新しいインターフェースとして策定したものとなっています。
結論、通常のmicroSDカードよりもより高速なアクセスにも対応できるようになったmicroSDカードの進化版メモリーカード、といった感じです。
SD ExpressとmicroSD Expressは共通。転送速度や接続方式は?他のスピードクラスと比較して高速?
SD Express(SDカードサイズ)とmicroSD Express(microSDカードサイズ)はともに同じ接続インターフェースである「PCI Express」を採用しています。
そのためサイズが違うだけで転送速度や接続方式は同じとなっています。
「SD Expressメモリーカード」はSD Expressに対応するメモリーカードの名称となっており、SD Expressに対応しているメモリーカードは専用のロゴマークが印字されています。
microSD Expressであれば「microSD Express」もしくは「EX」の表記がカード券面や本体パッケージに記載してあります。
さらに対応メモリーカードには「SD Expressスピードクラス」の表記も同時にされています。
SD Expressスピードクラスについてのデータ書き込み速度の保証速度は以下のようになっています。
- E150:毎秒150MBを保証
- E300:毎秒300MBを保証
- E450:毎秒450MBを保証
- E600:毎秒600MBを保証
他のスピードと比較をすると以下のようになっています。
名称(最大クラス) | 速度 | SD Express(E600)との速度比較 |
---|---|---|
スピードクラス(クラス10) | 毎秒10MBを保証 | 約60倍 |
UHSスピードクラス(U3) | 毎秒30MBを保証 | 約20倍 |
ビデオスピードクラス(V90) | 毎秒90MBを保証 | 約6.6倍 |
SD Express(E600) | 毎秒600MBを保証 | 1倍 |
SD Expressを最大保証速度同士で比較をすると、スピードクラスの約60倍、UHSスピードクラスの約20倍、ビデオスピードクラスの約6.6倍とかなりのスピード差がありSD Expressがいかに高速で転送が行われるかがわかります。
ちなみにUHS規格には「UHS-I」「UHS-Ⅱ」「UHS-Ⅲ」の3つの規格が存在し、「UHS-Ⅱ」「UHS-Ⅲ」については接続品ピンを8本に増加させることで高速化を実現しています。
UHS規格の最大速度を誇るUHS-Ⅲでは、最大毎秒312MB(双方向通信時)、最大毎秒624MB(片方向通信時)の速度を出すことが可能となっています。
ちなみにSD Expressメモリーカードは従来のSDカードにプラスして機能が付与されているという形なため、従来のSDカード使用機器でも問題なく使用することが可能となっています。
microSD Expressの互換性とは。後方互換対応?転送速度はどうなる?
microSD Expressは後方互換があります。
つまり、今までのmicroSD対応機器で基本的には使用可能ということです。
ただ注意が必要なのは、microSD Express非対応の機器ではmicroSD Expressの転送速度が適応されるわけではないということです。
転送速度は対応機器側の性能で決まるため、UHS-Ⅰに対応しているのであればUHS-Ⅰ相当の速度、UHSスピードクラス(U3)までの対応であればU3相当の速度までしかでないため、その点は使用する上で注意しておく必要があります。
メーカー別、おすすめmicroSD Expressの7シリーズを紹介!スペック比較一覧表には速度や価格も
今回はおすすめメーカーのmicroSD Expressを7シリーズをスペック比較表を用いながら紹介します。
下記のメーカーごとに紹介していきます。
購入は誰でもどこでも購入できるよう、大手ECサイトであるAmazonや楽天市場などをベースに考えています。
※価格についてはAmazonを参考にしていますが、日々変動するため、目安として捉えてください。
※スピードクラスや転送速度については公式サイトなどの表記を参考にしています。
※おすすめ全メーカーのmicroSD Expressスペック比較一覧表はこちら
SanDisk
おすすめ1枚目はSanDiskのmicroSD Expressになります。
SanDiskのmicroSD Expressは「Nintendo Switch2」の発表でmicroSD Expressが話題になるよりも前から日本でも販売されており、古参のmicroSD Expressとなっています。
以下がSanDiskのmicroSD Expressのざっくりとしたスペックとなります。
※更に詳しいスペックは公式サイトをご覧ください。
SanDisk microSDXC Express 128GB | SanDisk microSDXC Express 256GB | |
---|---|---|
最大読み込み速度 | 880MB/秒 | 880MB/秒 |
最大書き込み速度 | 480MB/秒 | 650MB/秒 |
持続書き込み速度 | 100MB/秒 | 210MB/秒 |
スピードクラス | UHS-Ⅰ、U3、C10、A1 NVMe PCIe接続 | UHS-Ⅰ、U3、C10、A1 NVMe PCIe接続 |
耐性 | 防水性、耐温度性、耐湿性、耐落下性、耐衝撃性、耐磁性、耐X線性、耐摩耗性 | 防水性、耐温度性、耐湿性、耐落下性、耐衝撃性、耐磁性、耐X線性、耐摩耗性 |
価格帯(Amazon参考) | 約10,808円 | 約16,980円 |
最大読み込み速度は128GB・256GBともに880MB/秒となっていますが、最大書き込み速度については差があり、128GBは480MB/秒、256GBは650MB/秒となっています。
持続書き込み速度についても128GBは100MB/秒に対して256GBは210MB/秒と2倍以上の速度が出るようになっています。
このことからもモデルとしては同じものですが、SanDisk microSDXC Express 256GBのほうが上位モデルとなっているようです。
その他耐性は防水性、耐温度など8つの耐性を有しており非常に堅牢な作りとなっています。
ちなみに今回紹介しているmicroSD Expressの中で、持続書き込み速度を記載しているのはSanDiskのみとなっているので、持続書き込み速度を重視する場合はSanDiskに軍配が上がると思います。
※おすすめmicroSD Expressのメーカー一覧へ戻るにはこちらから
Nextorage
おすすめ2枚目はNextorageのmicroSD Expressになります。
Nextorage(ネクストレージ)はソニーにおけるメモリーストレージ20年の歴史を継ぐ技術者とスタッフ集団を中心に2019年に設立された、日本ブランドのメーカーとなっています。
つまりNextorageのmicroSD Expressは日本ブランドのmicroSD Expressということになります。
シリーズ名は「GシリーズEX」です。
以下がNextorageのmicroSD Express「GシリーズEX」のざっくりとしたスペックとなります。
※更に詳しいスペックは公式サイトをご覧ください。
Nextorage GシリーズEX microSDXC Express 128GB | Nextorage GシリーズEX microSDXC Express 256GB | |
---|---|---|
最大読み込み速度 | 810MB/秒 | 810MB/秒 |
最大書き込み速度 | 770MB/秒(※開発発表時) | 770MB/秒(※開発発表時) |
持続書き込み速度 | ??MB/秒 | ??MB/秒 |
スピードクラス | UHS-Ⅰ、V30、U3、A1 NVMe PCIe接続 | UHS-Ⅰ、V30、U3、A1 NVMe PCIe接続 |
耐性 | 防水性、防塵、耐衝撃、曲げ耐性、耐挿抜、耐温度、耐X線、耐紫外線、耐静電、耐磁性 | 防水性、防塵、耐衝撃、曲げ耐性、耐挿抜、耐温度、耐X線、耐紫外線、耐静電、耐磁性 |
その他特徴 | Nintedo Switch2動作確認済 | Nintedo Switch2動作確認済 |
価格帯(Amazon参考) | 約7,480円 | 約9,980円 |
最大読み込み速度はともに810MB/秒となっており、最大書き込み速度についても770MB/秒(※開発発表時)で同じスペックをしています。
書き込み速度については開発時に発表されたスペックとなっており、発売時には770MB/秒の記載が見られます。
耐性については防水性や防塵を含む、なんと10個の耐性を有しており、今回紹介しているmicroSD Expressの中で一番耐性が多いカードとなっています。
使用環境次第では耐性は非常に重要なため、注目したいスペックです。
さらにNextorage公式で「Nintendo Switch2動作確認済」と記載があるのは非常に嬉しい配慮と言えます。
現在は128GBと256GB
だけの展開となっていますが、2025年秋には512GBと1TBも発売が予定されており、さらなるmicroSD Expressの拡大が図られるようです。
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Lexar
おすすめ3枚目はLexarのmicroSD Expressになります。
Lexar(レキサー)は中国に本拠を構えるLongsys社のフラッシュメモリー製品のブランドの一つになります。
LexarのmicroSD Expressは「Nintendo Switch2」で話題になるよりも前から海外では発売されており、全メーカーで見てもSanDiskと並んでmicroSD Expressとしては古参のメーカーとなります。
シリーズ名は「Lexar PLAY PRO」です。
以下がLexarのmicroSD Express「Lexar PLAY PRO」のざっくりとしたスペックとなります。
※更に詳しいスペックは公式サイトをご覧ください。
Lexar PLAY PRO microSDXC Express 512GB | Lexar PLAY PRO microSDXC Express 1TB | |
---|---|---|
最大読み込み速度 | 900MB/秒 | 900MB/秒 |
最大書き込み速度 | 600MB/秒 | 600MB/秒 |
持続書き込み速度 | ??MB/秒 | ??MB/秒 |
スピードクラス | UHS-Ⅰ、V30 NVMe PCIe接続 | UHS-Ⅰ、V30 NVMe PCIe接続 |
耐性 | 防水性、耐衝撃・耐落下・耐磁気・耐振動・耐X線・耐温度設計、耐摩耗性 | 防水性、耐衝撃・耐落下・耐磁気・耐振動・耐X線・耐温度設計、耐摩耗性 |
その他特徴 | Nintedo Switch2動作確認済 | Nintedo Switch2動作確認済 |
価格帯(Amazon参考) | 約18,800円 | 約38,800円 |
容量は2種類で512GBと1TB
となっており、今回紹介するmicroSD Expressの中で唯一の512GB or 1TBのカードとなります。
容量も特筆すべきですが、最大読み込み速度が900MB/秒とこちらも今回紹介するmicroSD Expressの中で最速となっているのも見逃せない点です。
それでいて耐性が防水性や耐衝撃など8つの耐性を有しており、堅牢な点でも優秀です。
容量が大きいためそれ相応の価格になっており高価なように感じてしまいますが、余りあるほどのスペック・容量なのでコスパは非常に良いと感じています。
むしろ大容量がほしい場合はLexar PLAY PRO microSDXC Express一択です。
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SUNEAST
おすすめ4枚目はSUNEASTのmicroSD Expressになります。
SUNEAST(サンイースト)は大阪に本社を構える、株式会社 旭東エレクトロニクスのブランドの一つとなります。
SUNEASTのmicroSD Expressは2025年6月下旬から発売が開始された、他のメーカーと比べても非常に新しいmicroSD Expressとなっています。
以下がSUNEASTのmicroSD Expressのざっくりとしたスペックとなります。
※更に詳しいスペックは公式サイトをご覧ください。
SUNEAST microSDXC Express 128GB | SUNEAST microSDXC Express 256GB | |
---|---|---|
最大読み込み速度 | 890MB/秒 | 890MB/秒 |
最大書き込み速度 | 550MB/秒 | 750MB/秒 |
持続書き込み速度 | ??MB/秒 | ??MB/秒 |
スピードクラス | UHS-Ⅰ、V30,U3、C10、A1 NVMe PCIe接続 | UHS-Ⅰ、V30,U3、C10、A1 NVMe PCIe接続 |
耐性 | 防水性、耐衝撃、耐温度、耐X線 | 防水性、耐衝撃、耐温度、耐X線 |
その他特徴 | Nintendo Switch 2対応(動作確認済) | Nintendo Switch 2対応(動作確認済) |
価格帯(Amazon参考) | 約7,480円 | 約9,980円 |
最大読み込み速度は128GB・256GBともに890MB/秒となっていますが、最大書き込み速度については差があり、128GBは550MB/秒、256GBは750MB/秒となっています。
つまりSUNEAST microSDXC Express 256GBのほうが上位モデルとなるようです。
そしてSUNEASTのmicroSD Expressの特徴の一つとしてSUNEAST公式にて「Nintendo Switch 2対応(動作確認済)」と明記している点があげられます。
現時点でmicroSD Expressの一番の使い道となるのはNintendo Switch 2となる場合が非常に多いと思います。
そういった状況で、SUNEAST公式で「Nintendo Switch2対応(動作確認済)」と明記があるのは、購入するユーザ落としては非常に安心感があります。
さらに2025年8月上旬には512GBも発売予定となっているのも見逃せません。
性能としては性能は読み込み890MB/秒、書き込み810MB/秒となり、現行の128GB・256GBよりも書き込み速度が優位になるようです。
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Samsung
おすすめ5枚目はSamsungのmicroSD Expressになります。
Samsung(サムスン)は韓国のテクノロジー企業で、総合家電・電子部品・電子製品などを制作するメーカーとなっています。
中でもGalaxy S25 Ultraなどのスマートフォン、薄型テレビ、半導体、中小型有機ELディスプレイにおいていずれも世界シェア1位を獲得するほどの大企業です。
他にも2020年における研究開発費は世界1位、2021年における企業ブランド力は世界5位、アジアにおいては14年連続1位という結果を残しています。
以下がSamsungのmicroSD Expressのざっくりとしたスペックとなります。
※更に詳しいスペックは公式サイトをご覧ください。
Samsung microSD Express Card 256GB for Nintendo Switch 2 | |
---|---|
最大読み込み速度 | ??MB/秒 |
最大書き込み速度 | ??MB/秒 |
持続書き込み速度 | ??MB/秒 |
スピードクラス | UHS-Ⅰ NVMe PCIe接続 |
耐性 | ?? |
その他特徴 | 任天堂のライセンス商品 |
価格帯(Amazon参考) | 約9,690円 |
SamsungのmicroSD Expressは非常に情報が少なく、転送速度は殆どわかっておりません。
ただ非常に重要な特徴なのが、SamsungのmicroSD Expressは任天堂公式のmicroSD Expressカードだということです。
その証拠にパッケージの券面には任天堂のキャラクターである「スーパーマリオ」があしらわれています。
Nintendo Switch 2で使用することが確定している場合は非常に良い選択肢となるのがSamsungのmicroSD Expressになるかと思います。
そして価格面ですが、購入に条件がありますが、条件を満たしていれば「6,980円」という256GBとしては破格の価格で購入できるのも魅力の一つです。
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BUFFALO
おすすめ6枚目はBUFFALOのmicroSD Expressになります。
BUFFALOは愛知県名古屋市中区に本社を置く日本のコンピュータ周辺機器メーカーです。
記録メディアではmicroSD Express以外にもSDカード、microSDカード、USBメモリ、外付けSSDなど多数のメディアを展開しています。
以下がBUFFALOのmicroSD Expressのざっくりとしたスペックとなります。
※更に詳しいスペックは公式サイトをご覧ください。
BUFFALO microSDXC Express 128GB | BUFFALO microSDXC Express 256GB | |
---|---|---|
最大読み込み速度 | 890MB/秒 | 890MB/秒 |
最大書き込み速度 | 550MB/秒 | 750MB/秒 |
持続書き込み速度 | ??MB/秒 | ??MB/秒 |
スピードクラス | UHS-Ⅰ、V30、U3、C10、A1 NVMe PCIe接続 | UHS-Ⅰ、V30、U3、C10、A1 NVMe PCIe接続 |
耐性 | 防水性、耐X線、耐衝撃、耐温度 | 防水性、耐X線、耐衝撃、耐温度 |
その他特徴 | Nintendo Switch™ 2 動作確認済み | Nintendo Switch™ 2 動作確認済み |
価格帯(Amazon参考) | 約5,980円 | 約9,980円 |
最大読み込み速度は128GB・256GBともに890MB/秒となっていますが、最大書き込み速度については差があり、128GBは550MB/秒、256GBは750MB/秒となっています。
そして最大の特徴は256GBの書き込み速度である750MB/秒はSUNEASTのmicroSD Express(256GB)と並んで、公式が発表している書き込み速度としては最速となっています。
※NextorageのmicroSDXC Express が表記上は770MB/秒と最速ではありますが、開発時のみで出された数値ということで今回は除外しています。
耐性も防水性、耐X線、耐衝撃、耐温度の4つの耐性に対応しており、日常使いで安心できる耐性を有しています。
各スピード系クラスもUHS-Ⅰ、V30、U3、C10、A1など様々なクラスに対応しているのも嬉しな点です。
さらに「Nintendo Switch 2 動作確認済み」との記載を公式サイトがしてくれているのもユーザーにとっては安心材料となりそうです。
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GIGASTONE
おすすめ7枚目はGIGASTONEのmicroSD Expressになります。
GIGASTONEは2010年に設立された、SDカードやUSBメモリなどのアクセサリー類を全世界展開する企業となっています。
GIGASTONEのmicroSD Expressのスペックに関しては、公式サイトでの情報記載がなく、Amazonの販売ページでのスペックを参考にしています。
GIGASTONE microSDXC Express 128GB | GIGASTONE microSDXC Express 256GB | |
---|---|---|
最大読み込み速度 | 880MB/秒 | 880MB/秒 |
最大書き込み速度 | 500MB/秒 | 650MB/秒 |
持続書き込み速度 | ??MB/秒 | ??MB/秒 |
スピードクラス | UHS-Ⅰ、V30、U3、A1 NVMe PCIe接続 | UHS-Ⅰ、V30、U3、A1 NVMe PCIe接続 |
耐性 | ?? | ?? |
その他特徴 | Nintendo Switch 2動作確認済 (Amazonに記載) | Nintendo Switch 2動作確認済 (Amazonに記載) |
価格帯 | 約10,990円 | 約17,980円 |
最大読み込み速度は128GB・256GBともに880MB/秒となっていますが、最大書き込み速度については差があり、128GBは500MB/秒、256GBは650MB/秒となっています。
GIGASTONEのmicroSD Expressの最大の特徴は付属品としてType-Cカードリーダーが付属している点です。
パソコンによってはmicroSDカードスロットもSDカードスロットも搭載していない機種も存在します。
そんなときにカードリーダーが付属していれば別途準備することが必要ないので、購入の手間を省くことができます。
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おすすめ全メーカーのmicroSD Expressスペック比較一覧表
全てのメーカーの容量・スペックを一覧表にしています。
気になるメーカー・容量・スペックの比較にお使いください。
メーカー | SanDisk | Nextorage | Lexar | SUNEAST | Samsung | BUFFALO | GIGASTONE |
---|---|---|---|---|---|---|---|
容量 | 128GB 256GB | 128GB 256GB | 512GB 1TB | 128GB 256GB | 256GB | 128GB 256GB | 128GB 256GB |
最大読み込み速度 | 880MB/秒 | 810MB/秒 | 900MB/秒 | 890MB/秒 | ??MB/秒 | 890MB/秒 | 880MB/秒 |
最大書き込み速度 | 480~650MB/秒 | 770MB/秒(※開発時) | 600MB/秒 | 550~750MB/秒 | ??MB/秒 | 550~750MB/秒 | 500~650MB/秒 |
持続書き込み速度 | 100~210MB/秒 | ??MB/秒 | ??MB/秒 | ??MB/秒 | ??MB/秒 | ??MB/秒 | ??MB/秒 |
スピードクラス | UHS-Ⅰ,U3,C10,A1 NVMe PCIe接続 | UHS-Ⅰ,V30,U3,A1 NVMe PCIe接続 | UHS-Ⅰ,V30 NVMe PCIe接続 | UHS-Ⅰ,V30,U3,C10,A1 NVMe PCIe接続 | UHS-Ⅰ NVMe PCIe接続 | UHS-Ⅰ,V30,U3,C10,A1 NVMe PCIe接続 | UHS-Ⅰ,V30,U3,A1 NVMe PCIe接続 |
耐性 | 8耐性 | 10耐性 | 8耐性 | 4耐性 | ?? | 4耐性 | ?? |
その他特徴 | Nintendo Switch 2動作確認済み | Nintedo Switch2動作確認済み | Nintendo Switch 2動作確認済み | 任天堂公認 | Nintendo Switch 2動作確認済み | Nintendo Switch 2動作確認済み | |
価格帯 | 約10,808~16,980円 | 約7,480~9,980円 | 約18,800~約38,800円 | 約7,480~9,980円 | 約9,690円 | 約5,980~9,980円 | 約10,990~17,980円 |
詳細 | スペック表参照 | スペック表参照 | スペック表参照 | スペック表参照 | スペック表参照 | スペック表参照 | スペック表参照 |
最大読み込み速度はLexar PLAY PRO microSDXC Express 512GB or Lexar PLAY PRO microSDXC Express 1TBが「900MB/秒」と一番優れています。
書き込み速度はSUNEAST、BUFFALOが「750MB/秒」と優れており、開発時の数値も含めるとNextorageの「770MB/秒」と一番優れています。
持続書き込み速度は表記があったのはSanDiskのmicroSD Expressのみとなっており、持続書き込み速度においてはSanDiskに優位性があります。
スピードクラスはNextorage、BUFFALO、SUNEAST、GIGASTONEが表記としては一番多くのスピードクラスを表記しているため、優位性があると見えます。
耐性についてはNextorageが10耐性と一番多くの耐性があります。
その他特徴としてはSamsungは任天堂公認、Nextorage、Lexar、BUFFALO、SUNEAST、GIGASTONEの5メーカーがNintendo Switch 2の動作確認済みと公式で発表しています。
microSD Express対応カードリーダーとは
現在microSD Express・SD Express対応リーダーは非常に数が少なく、SanDiskとLexarが現在対応リーダーを発売しています。
メーカー | SanDisk | Lexar |
---|---|---|
商品名 | SanDisk PRO-READER SD Express Dual Card | Lexar Play PRO MicroSD Expressカードリーダー |
対応カード | microSD Express SD Express | microSD Express |
個人的におすすめなのがSanDiskのSanDisk PRO-READER SD Express Dual Cardで、こちらはデュアルスロットとなっており、microSD ExpressとSD Expressが一台のリーダーで対応可能となっています。
microSD ExpressもSD Expressも通常のmicroSD・SDカードスロットとは互換性はありますが、転送速度が落ちてしまうため、性能を引き出すためには専用のリーダーがあると非常に便利だと思います。
SanDisk PRO-READER SD Express Dual Card
もしmicroSD Expressカードを1枚選ぶなら:卯月銀河視点
もし卯月銀河がおすすめした全microSD Expressカードの中から1枚選ぶとしたら、Lexar PLAY PRO microSDXC Express 1TBを個人的には選びます。
選出理由としては、2025年7月時点で唯一無二の1TBであること。
使用用途がNintendo Switch 2であったり、他の用途であったとしても容量が大いに越したことはありません。
むしろ容量が多いことで抜き差しすることも減り、接触不良が減る可能性があります。
さらに最大読み込み速度が900MB/秒と全microSD Expressの中で最速を誇っている点も見逃せません。
耐性についても8つの耐性を有していて、様々な環境でも耐えられるのは非常に安心感もあります。
これらの理由から、「もしmicroSD Expressカードを1枚選ぶなら」Lexar PLAY PRO microSDXC Express 1TBを選出します。
ただ今回はあくまで1枚を選ぶならということでLexar PLAY PRO microSDXC Express 1TBを選出しましたが、おすすめしたmicroSD Expressはどれも個人的には良いmicroSD Expressだと感じているので、是非気に入った1枚を見つけてみてください。
microSD Expressカードの売っている場所とは。AmazonなどECサイトがおすすめ!
microSD Expressは2024年10月頃から流通が始まりましたが、一般向けのmicroSD Express対応機器としてはほとんど存在はなく、Nintendo Switch2がほぼ世界初と言っていいほどです。
そのこともあり、家電量販店ではまだmicroSD Expressの販売は少ないのが現状です。
今回オススメする7メーカーのmicroSD ExpressはすべてECサイトでは販売を確認しているので、購入先としてはAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピング
などの大手ECサイトが在庫も安定しておりおすすめできます。
まとめ:microSD Expressカードは転送速度の早いmicroSDカード!対応機器があれば積極導入がおすすめ!
今回はNintendo Switch 2の発売でも話題となったメモリーカード、microSD Expressのおすすめを7選紹介してきました。
microSD Expressは現在主流のUHS-ⅠやUHS-Ⅱを凌駕する転送速度を有しており、対応機器を使用することで非常に高速な転送を実現することができます。
難点としてはまだまだmicroSD Expressの対応機器が少ない点が上げられますが、microSD Expressは後方互換もあるため、普及に備えて先に購入しておくというのも悪くない選択肢だと思います。
さらにNintendo Switch 2での使用を考えているのであればmicroSD Expressは必須となるのでこの記事も非常に参考になると思います。
記録メディアは大切なデータを守るためには非常に重要な機材で、信頼性も非常に大事です。
今回おすすめしたSanDisk、Nextorage、Lexar、SUNEAST、Samsung、BUFFALO、GIGASTONEのmicroSD Expressはどれもおすすめで信頼もできると思っています。
ぜひ様々なmicroSD Expressを吟味しながら自分にあうmicroSD Expressを選んでください。





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