初のZマウント搭載のシネマカメラ2機種を発表。スペックや違い・価格についても解説

記事タイトル 初のZマウント搭載のシネマカメラ2機種を発表。スペックや違い・価格についても解説 カメラ
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こんにちは!卯月銀河(@gingacamera)です。

今回はNikonの傘下である米RED Digital Cinemaが2025年2月13日に発表した、Zマウント対応の新型シネマカメラ「V-RAPTOR [X] Z Mount」「KOMODO-X Z Mount」の紹介をしていきます。

シネマカメラに興味のある方、Zマウントに興味のある方にはおすすめの記事です。

結論、2機種とも高スペックかつコンパクト!CP+2025で実機を触ることも!

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Nikon傘下のRED Digital Cinemaが「Z CINEMA」シリーズのシネマカメラを2機種発表!

Nikon傘下である米RED Digital Cinema(以下RED)が2025年2月13日にZマウント対応の新型シネマカメラ「V-RAPTOR [X] Z Mount」「KOMODO-X Z Mount」の2機種発表しました。

この2機種はNikonとREDが立ち上げたシネマカメラの新ブランドである「Z CINEMA」の第1弾の製品となっています。

ちなみに「V-RAPTOR [X] Z Mount」が上位のフラッグシップモデル、「KOMODO-X Z Mount」がコンパクトモデルとなっています。

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「V-RAPTOR [X] Z Mount」と「KOMODO-X Z Mount」の違いとは

フラッグシップモデルとコンパクトモデルという位置づけなため、性能やサイズなどほとんど別の機種と言っていいほど違いはあります。

たとえばフラッグシップモデルの「V-RAPTOR [X] Z Mount」は、8K動画に対応しVVグローバルシャッターセンサーを搭載しています。

VVグローバルシャッターセンサーを用いた「RED Global Vision」機能で拡張ハイライトモードが使用可能で、最大20段以上のダイナミックレンジを実現しています。

対してコンパクトモデルである「KOMODO-X Z Mount」はSuper35mmサイズの6Kグローバルシャッターセンサーを搭載しています。

このように一部を切り取っても大きな違いがあることがわかります。

ただ性能や特徴こそ違いはありますが、見た目的には似ており同ラインナップであることを証明しています。

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「V-RAPTOR [X] Z Mount」と「KOMODO-X Z Mount」のスペック表

「V-RAPTOR [X] Z Mount」と「KOMODO-X Z Mount」のざっくりとしたスペックは以下のとおりです。

V-RAPTOR [X] Z MountKOMODO-X Z Mount
マウントZマウント(アダプター経由でF・PLマウントも可能)Zマウント(アダプター経由でF・PLマウントも可能)
センサータイプV-RAPTOR R [X] 8K VV 35.4MP グローバルシャッター CMOSKOMODO-X 19.9MP スーパー 35mm グローバルシャッター CMOS
センサーサイズ40.96×21.60mm27.03×14.26mm
有効ピクセル数8192×43206144×3240
オートフォーカス顔検出機能付き位相検出位相検出とコントラスト
REDCODER RAW最大8K120P最大6K80P
動作温度0°C ~ 40°C0°C ~ 40°C
保管温度-20°C ~ 50°C-20°C ~ 50°C
メモリーカードCFexpress タイプBCFexpress タイプB
外観素材アルミニウム合金アルミニウム合金
サイズ(長さx幅x高さ。重量)149.63×115.5×108 mm、1.83 kg129.37×101.26×95.26mm、1.18kg
公式サイト:https://www.red.com/v-raptor-xl

更に詳しいスペックや詳細は公式サイトをご覧ください。

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「V-RAPTOR [X] Z Mount」と「KOMODO-X Z Mount」の価格は

日本の正規代理店であるRAIDが予約を受け付けており、価格は以下の通りとなっています。

V-RAPTOR [X] Z MountKOMODO-X Z Mount
価格6,340,400円1,521,300円
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日本最大級のカメラ・映像機器展示会「CP+2025」のRAIDブースが初出店!実機操作も可能。発売日も判明?

日本最大級のカメラ・映像機器展示会「CP+2025」にて日本正規代理店であるRAIDが初出店を行います。

そこで「V-RAPTOR [X] Z Mount」と「KOMODO-X Z Mount」が展示される予定となっています。

さらに公式サイトでは以下のように発表しています。

本展示会で、これらのモデルの特徴や性能を実機で体験できる機会を提供するとともに、販売予約を開始いたします。

https://www.raid-japan.com/blog/news-list/release/20250214-press-release/

現時点では発売日に関しては発表はありませんが、CP+2025内にて発売に関しても判明する可能性があり、その後サイト上でも記載される可能性があります。

予約に関してはすでに開始されており、RAIDの公式サイトから行うことが可能となっています。

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Zマウントのシネマカメラについて思うこと:卯月銀河視点

個人的にはZマウントでシネマカメラが発売されることは非常に大きいと感じています。

一般ユーザーにとってはなかなかシネマカメラは縁がないかもしれませんが、様々な作品の撮影にはこういったシネマカメラの使用されているので、新たにZマウントのシネマカメラがラインナップに加わることは様々なことの幅が広がるのではないかなと思います。

ZマウントはZ50IINikon Zfなどで使用されており、信頼ができるマウントの一つとなっています。

さらにZ50IIは週間売れ筋ランキングでも常にランクインするなど、Zマウントの評価は非常に高いと感じています。

レンズに関しても同時発表された「NIKKOR Z 28-135mm f/4 PZ」を始めとし、「NIKKOR Z 24-120mm f/4 S」や「NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR」などレンズ資産も多く非常にバリエーション豊かな撮影が可能になると思います。

まとめ:Zマウント搭載の2機種のシネマカメラは高スペック!CP+2025にて実機を体験することも可能

今回はNikonの傘下である米RED Digital Cinemaが2025年2月13日に発表した、Zマウント対応の新型シネマカメラ「V-RAPTOR [X] Z Mount」「KOMODO-X Z Mount」の紹介をしてきました。

シネマカメラは使用するユーザーが限られているカメラではありますが、こういったシネマカメラのお陰で素晴らしい作品が生み出されているので新機種が登場するのは喜ばしいところです。

更に初のZマウント搭載のシネマカメラということでシネマカメラ業界にとっても非常に大きな発表だと感じました。

2025年2月27日から3月2日までパソフィコ横浜で開催されている「CP+2025」にて実機も展示されるようなのでぜひご興味がある方は足を運んでみてください。

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