こんにちは!卯月銀河(@gingacamera)です。
SIGMAが2025年1月23日(木)にRFマウント用のレンズを2本発売しました。
今回はそんな2本のレンズ、30mm F1.4 DC DN [RFマウント用]と56mm F1.4 DC DN [RFマウント用]について解説していきたいと思います。
APS-C用RFマウントレンズに興味がある、新しいレンズに興味があるという方にはおすすめです。
結論、APS-C用RFマウント単焦点レンズはこれで決まり!
- シグマがRFマウント用APS-C対応の単焦点30mm・56mmの2本のレンズを発売!F値は1.4!
- 30mm F1.4 DC DN、56mm F1.4 DC DNの2本のContemporaryレンズのスペックとは
- 別マウントのContemporaryシリーズとの比較一覧
- 30mm F1.4 DC DN、56mm F1.4 DC DNの2本のContemporaryレンズの評価は?:卯月銀河視点
- SIGMAが展開するRFマウント用Contemporaryシリーズのレンズまとめ
- 【初心者でも上達可能】プロカメラマンやフォトグラファーから写真・カメラを学べる機会を紹介
- まとめ:APS-C用RFマウント単焦点レンズはSIGMAのContemporaryシリーズで決まり!
シグマがRFマウント用APS-C対応の単焦点30mm・56mmの2本のレンズを発売!F値は1.4!
SIGMAが2024年12月5日についにRFマウント用のレンズを2本発売しました。
それが以下の2本です。
RFマウントは2023年までは他社メーカーにマウント開放していませんでしたが、2024年に入りついにマウント開放がされ、APS-C対応レンズのみではありますがサードパーティ製のレンズが開発できるようになりました。
その筆頭がSIGMAのContemporaryシリーズです。
SIGMAのContemporaryシリーズはEマウント用などのレンズも作成しており、レンズメーカーの中でも根強い人気のあるシリーズとなっています。
今回解説する30mm F1.4 DC DN [RFマウント用]と56mm F1.4 DC DN [RFマウント用]の2本はRFマウントが開放されてから発売された最初に2本のレンズとなるので少し特別なレンズかなと個人的には思います。
30mm F1.4 DC DN、56mm F1.4 DC DNの2本のContemporaryレンズのスペックとは
16mm F1.4 DC DNと23mm F1.4 DC DNの2本のContemporaryレンズのスペックを見ていこうと思います。
※ここに乗っていない更に詳しいスペックについては公式ホームページも掲載しているのでご確認ください。
メーカー | SIGMA(シグマ) | SIGMA(シグマ) |
発売日 | 2024年12月 5日 | 2024年12月 5日 |
機種名 | 30mm F1.4 DC DN [RFマウント用] | 56mm F1.4 DC DN [RFマウント用] |
レンズタイプ | 単焦点 | 単焦点 |
マウント | キヤノンRFマウント | キヤノンRFマウント |
開放F値 | F1.4 | F1.4 |
焦点距離(フルサイズ換算) | 30mm(48mm) | 56mm(90mm) |
最短撮影距離 | 30cm | 50cm |
レンズ構成 | 7群9枚 | 6群10枚 |
絞り羽根枚数 | 9 枚 | 9枚 |
その他の特徴 | 大口径 | 大口径 防塵防滴 |
フィルター径 | 52mm | 55mm |
最大径×長さ | 69×71.3mm | 69×57.5mm |
重さ | 285g | 290g |
APS-C用ということもあり非常にコンパクトに纏まっている印象です。
何と言っても開放F値がF1.4にも関わらず重量が30mmで285g、56mmでは290gとどちらも300gを切っている軽量っぷりです。
例えばCanonのAPS-Cセンサー搭載の機種にEOS R100があります。
EOS R100の重量はバッテリーやメモリーカードも含めた重量は約356gとなっており、30mm F1.4 DC DN [RFマウント用]や56mm F1.4 DC DN [RFマウント用]と組み合わせても650gを切るセットが完成するので軽量なのは非常にありがたいところです。
別マウントのContemporaryシリーズとの比較一覧
今回発売されたのはSIGMAのContemporaryシリーズですが、ContemporaryシリーズはRFマウント用以外のマウントにもレンズを開発しています。
今回はそんな別のContemporaryシリーズとの比較を行っていきます。
- 30mm F1.4 DC DN [RFマウント用] と30mm F1.4 DC DN [ソニー用]の比較
- 56mm F1.4 DC DN [RFマウント用] と56mm F1.4 DC DN [ソニー用]の比較
順番に比較していきます。
30mm F1.4 DC DN [RFマウント用] と30mm F1.4 DC DN [ソニー用]の比較
まずは30mm F1.4 DC DNの比較を行います。
比較対象は同Contemporaryシリーズの「30mm F1.4 DC DN [ソニー用]」と比較を行います。
メーカー | SIGMA(シグマ) | SIGMA(シグマ) |
発売日 | 2024年12月 5日 | 2016年 3月18日 |
機種名 | 30mm F1.4 DC DN [RFマウント用] | 30mm F1.4 DC DN [ソニー用] |
レンズタイプ | 単焦点 | 単焦点 |
マウント | キヤノンRFマウント | Eマウント |
開放F値 | F1.4 | F1.4 |
焦点距離(フルサイズ換算) | 30mm(48mm) | 30mm(46mm) |
最短撮影距離 | 30cm | 30cm |
レンズ構成 | 7群9枚 | 7群9枚 |
絞り羽根枚数 | 9 枚 | 9枚 |
その他の特徴 | 大口径 | 大口径 |
フィルター径 | 52mm | 52mm |
最大径×長さ | 69×71.3mm | 64.8×73.3mm |
重さ | 285g | 265g |
30mm F1.4 DC DN [ソニー用]が発売されてから9年近く経過していますが、スペック的にはほぼ同じといった感じです。
卯月銀河的には30mm F1.4 DC DN [ソニー用]を所持していて別記事にもするくらい使い込んだため、それとほぼ同じスペックということであれば非常に信頼度の高いレンズと言えます。
焦点距離に関しては30mmはフルサイズ換算だとCanonの場合は1.6倍となるので、48mm相当となります。
ちなみにCanon以外は1.5倍となるので、今回比較をした30mm F1.4 DC DN [ソニー用]は46mm相当になります。
56mm F1.4 DC DN [RFマウント用] と56mm F1.4 DC DN [ソニー用]の比較
次に56mm F1.4 DC DNの比較を行います。
比較対象は同ContemporaryシリーズのこちらもEマウントのレンズである「56mm F1.4 DC DN [ソニー用]」と比較を行います。
メーカー | SIGMA(シグマ) | SIGMA(シグマ) |
発売日 | 2024年12月 5日 | 2018年11月22日 |
機種名 | 56mm F1.4 DC DN [RFマウント用] | 56mm F1.4 DC DN [ソニー用] |
レンズタイプ | 単焦点 | 単焦点 |
マウント | キヤノンRFマウント | Eマウント |
開放F値 | F1.4 | F1.4 |
焦点距離(フルサイズ換算) | 56mm(90mm相当) | 56mm(85mm相当) |
最短撮影距離 | 50cm | 50cm |
レンズ構成 | 6群10枚 | 6群10枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚 | 9枚 |
その他の特徴 | 大口径 防塵防滴 | 大口径 防塵防滴 |
フィルター径 | 55mm | 55mm |
最大径×長さ | 69×57.5mm | 66.5×59.5mm |
重さ | 290g | 280g |
こちらも30mm F1.4 DC DNと同様にスペックはほぼ同じとなっています。
ですがそれが安心感にもつながるため、非常に良いかなと思います。
焦点距離に関しては56mmはフルサイズ換算だとCanonの場合は1.6倍となるので、90mm相当となります。
ちなみにCanon以外は1.5倍となるので、今回比較をした56mm F1.4 DC DN [ソニー用]は85mm相当になります。
30mm F1.4 DC DN、56mm F1.4 DC DNの2本のContemporaryレンズの評価は?:卯月銀河視点
個人的な評価としてはかなり素晴らしいレンズに仕上がっているというところです。
今回比較をしたレンズがEマウントのContemporaryである30mm F1.4 DC DN [ソニー用]と56mm F1.4 DC DN [ソニー用]だったのですが、それらと遜色ない仕上がりになっており、非常に信頼感の高いレンズになっていると思います。
APS-C専用レンズなので非常にコンパクトになっていて、取り回しがしやすいのも評価としては高いです。
更に焦点距離が30mmと56mmということで非常に使いやすく、ポートレートにも使用できる汎用性の高いレンズになっています。
RFマウントの単焦点レンズで何を購入しようか迷った際には、真っ先に30mm F1.4 DC DN [RFマウント用]と56mm F1.4 DC DN [RFマウント用]をおすすめすると思います。
SIGMAが展開するRFマウント用Contemporaryシリーズのレンズまとめ
SIGMAは今回発売した30mm F1.4 DC DN [RFマウント用]と56mm F1.4 DC DN [RFマウント用]以外にもRFマウント用単焦点レンズを展開しています。
それが16mm F1.4 DC DN [RFマウント用] と23mm F1.4 DC DN [RFマウント用]になります。
つまりSIGMAのContemporaryシリーズの単焦点は4本展開されているということです。
この4本はEマウント用やLマウント用、Xマウント用のラインナップと同じとなります。
ニコンのZマウント用やマイクロフォーサーズマウント用にもContemporaryシリーズは展開していますが、16mm/30mm/56mmのみ展開で、23mmは展開されていません。
たとえば今回比較に活用したEマウント用ももともと16mm/30mm/56mmの展開しかされていなかったのですが、新たに2023年に23mmも発売となり、RFマウント用よりもひと足早く4本展開になったという流れもありました。
以下がRFマウント用Contemporaryシリーズの単焦点レンズになります。
キヤノン RFマウント |
---|
16mm F1.4 DC DN [RFマウント用] |
23mm F1.4 DC DN [RFマウント用] |
30mm F1.4 DC DN [RFマウント用] |
56mm F1.4 DC DN [RFマウント用] |
ぜひ自分の使い方にあった焦点距離を見つけてみてください。
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まとめ:APS-C用RFマウント単焦点レンズはSIGMAのContemporaryシリーズで決まり!
今回は2025年1月23日に発売が開始された30mm F1.4 DC DN [RFマウント用]と56mm F1.4 DC DN [RFマウント用]のスペック解説や他レンズとの比較を行ってきました。
SIGMAのContemporaryシリーズは非常に高性能でコンパクトなレンズが多く、今回もF1.4や防塵防滴性能を備えつつコンパクトに仕上げてきているのでSIGMAのレンズはやはり間違いないと思います。
30mmや56mmはポートレートでも使用できる汎用性の高いレンズなので一本は持っておいて損はないレンズかなと思います。
APS-C用RFマウントレンズの単焦点レンズはSIGMAのContemporaryシリーズで決まり!
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