こんにちは!卯月銀河(@gingacamera)です。
カメラやレンズの保管方法についてはよく聞いたり調べたりするけど、バッテリーについて考えてみたことはあるでしょうか。
バッテリーはカメラにおいて重要な部分ですが、あまり詳しく考えたことない人が割といるのではないかなと感じています。
自分もその一人でした。
今回はそんなバッテリーの保管方法について解説します。
バッテリーについて悩んでいる、そもそもバッテリーの保管方法なんてあるの?、とバッテリーについて少しでも疑問がある方にはおすすめの記事です。
ぜひバッテリーについて学んで良いカメラライフを送れる基盤を作りましょう。
結論、長期間使わないときはカメラからバッテリーを抜いて冷暗所で保管してみよう!
バッテリーの保管の知識は必要?
カメラに使用されているバッテリーはリチウムイオンバッテリーです。
リチウムイオンバッテリーはただ放置しているだけでは劣化を早めてしまい、寿命が縮まる可能性があります。
使おうと思ったときにバッテリーが長持ちしなかったり、壊れてしてしまっていたりすると撮影にも影響してしまいます。
残したい一瞬を撮り逃してしまうかもしれません。
しかもバッテリーもただで手に入る物ではなく、それなりの値段がしてきます。
純正のバッテリーを購入しようとするとメーカーにもよりますが、ミラーレスや一眼レフのものだと5000円近くしてしまいます。
物によっては10000円を超えるものもあります。
デジカメでも安い機種で2000円以上したりとなかなかのお値段です。
その資金があれば新たにバッテリーを買い直すではなく、予備バッテリーとして購入することもできるし、他の機材に使う資金に回すことだって可能です。
バッテリーの保管知識を身につけるだけでカメラライフが大きく左右されるかもせれません。
ではここからは実際にどう保管したらいいかを解説していきます。
バッテリーの正しい保管方法とは
バッテリーにもしっかりと劣化を軽減する正しい保管方法があります。
特に気をつける点は以下の3つです。
順番に解説していきます。
使用しないときはカメラ本体からバッテリーを抜いて保管する
バッテリーをしばらく使用しないときはカメラ本体から抜いておくことをおすすめします。
なぜかというと、カメラにバッテリーを入れておくと少しずつですが電気が発生します。
それが長期間に渡ると過放電という状態になってしまいます。
過放電を続けるとバッテリーのダメージになってしまい劣化につながってしまいます。
更にバッテリーをカメラから抜いたあとは、保護カバーを使用するのが効果的です。
保護カバーを付ける理由は接点部の保護です。
接点部に金属が触れたり電気が走ったりするとショートする恐れがあるため、保護カバーが必要ということです。
もしカメラとバッテリーを一緒に保管するのであればカメラの保管方法の記事もあるのでそちらをご覧ください。
一緒に保管することで気温管理や湿度管理も一緒にできるし、バッテリー紛失のおそれも軽減できると思います。
保管の際には30~50%のバッテリー容量を保つのが良い
満充電で保管しておくほうが次使うときにすぐ使えるからいいんじゃないの?
満タンにしておくとたしかに次に使用する際に充電が残っていてすぐに使えるかもしれません。
ですがこれはバッテリーの劣化に繋がる行為なのです。
バッテリーは満充電で保管しておくとバッテリー内部で高電圧の状態が維持されてしまい、その影響で劣化が進んでしまいます。
じゃあ0%にしておけばいいかな?
実は完全放電もバッテリーには良くなくて、0%の状態が長期間続くと、充電を抑える制御回路が稼働して充電する機能が低下してしまう可能性があるのです。
充電機能がそのまま低下し続けるとそのうち充電ができなくなってしまうおそれがあります。
なので容量がすぐにはなくならなくて、満充電でもない30%~50%まで充電してから保管することがおすすめなのです。
35度以下の冷暗所で保管するのが良い
バッテリーは極端に暑かったり、寒かったりすると劣化の原因となってしまいます。
特に夏場はエアコンが入っていなければ35度を超えることなんて当たり前の世の中になってきています。
バッテリーも精密機器の部類に入るので、極端な環境に置かれてしまうと劣化につながったり、最悪発火に繋がる恐れもあります。
なので温度変化が少ない冷暗所や防湿庫などでの保管がベストです。
もしカメラといっしょに保管するのであればカメラやレンズの保管方法についても記事にしているので合わせてご覧ください。
バッテリーは純正?社外製もあり?:卯月銀河視点
バッテリーは純正が良い、社外でも良いという話はいろいろなところでされていると思うので、個人的な意見を話そうかなと思います。
自分も社外バッテリーも充電器も所持して使用経験があっての感想となります。
結論としては、「純正バッテリーがベスト、でも社外製品もあり」という感じです。
もちろん純正バッテリーを使用できるのが一番いいと思います。
ですが、サブバッテリーとしてもう一つ買うことを想定した場合、やはりかなり高価な買い物になってしまいます。
そんな時に社外製バッテリーであれば純正バッテリーよりもリーズナブルで購入することが可能です。
充電器に関しても、社外製品でも便利なものやよいものは複数販売されています。
もちろんすべてが質の良いものではなく、社外製品を使用する場合自己責任ににはってしまいますが、個人的には社外製品のバッテリー、充電器でも十分活躍できるかなと考えています。
社外バッテリー、充電器を購入する注意点としては、自分のカメラに対応したバッテリーか、この充電器は自分のバッテリーが装着できるものなのかをよく調べての購入が必要ということです。
普段バッテリーの型番などを見る機会はあまりないと思うので、こういう機会に型番のチェックもしておくと良いかもしれないですね。
まとめ:正しいバッテリー保管を身に着けて長持ちさせよう
今回は正しいバッテリーの保管方法について解説してきました。
バッテリーの保管に関してはどれも簡単にできるものばかりです。
ですが、効果はかなり抜群です。
バッテリーも安い買い物ではありません。
いざ使おうとしたときに故障していて使えなかったり、劣化しすぎてバッテリー持ちが悪くて撮りたい写真が撮れなかったりすると、自分が一番落ち込んでしまうと思います。
そうならないためにもバッテリーの保管方法をぜひここで学んでください。
- 使用しないときはカメラ本体からバッテリーを抜いて保管する
- 保管の際には30~50%のバッテリー容量を保つのが良い
- 35度以下の冷暗所で保管するのが良い
今回はこの3点をぜひ抑えておきましょう!
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