こんにちは!卯月銀河(@gingacamera)です。
OLYMPUS CAMEDIA(キャメディア)X-200が壊れて使用できなくなってから、スマホのカメラで撮影をしていました。
その機種が【iPhone4】でした。
今回はiPhone4のカメラレビューを行い、それに加えてiPhone4はどんな機種でどんなスペックだったのか、メリット・デメリットについてもお話できればと思います。
良ければ今iPhoneで撮影している方は、以前のiPhoneはこんなスペックだったのか、こんなに進化したのかと比較をしながら見るのも面白いかもしれません。
ではいきましょう。
iPhone4のスペック
iPhone4は2010年6月に発表されたAppleの端末です。
まずはスペックから紹介します。
iPhoneはカメラである前にスマホというジャンルになるためカメラだけが良くても手に取りたいとは思いません。
さらに動作環境や筐体サイズなど撮影に関係してくる部分もあるので、カメラスペックだけでなくだけでなくまずは本体スペックから見ていきましょう。
※カメラレビューが気になる方はすっ飛ばしてこちらからどうぞ。
サイズ | 115.2mm×58.6mm×9.3mm |
---|---|
重量 | 137g |
ディスプレイ | 3.5インチ 960×640ピクセル |
CPU | Apple A4 |
メモリ | 512MB |
ストレージ(選択可能) | 8GB 16GB 32GB |
バッテリー容量 | 1,420mAh |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
イヤホンジャック | あり |
生体認証(指紋/顔) | 非対応 |
防水・防塵 | 非対応 |
タッチ決済(FeliCa、NFC) | 非対応 |
今の機種とは大きな違いをたくさん感じますね。
サイズでいうと、今ではここまで小型な端末はほぼありません。
そんな小型な端末が当時のハイスペックだったと考えるとなかなかロマンがありますね。
他にも小型の端末ということでディスプレイサイズが小さかったり、今ではほぼ必須機能であるタッチ決済に非対応、生体認証も非対応、防水・防塵も非対応と大きなスペックの差を感じます。
世代的には記事執筆時だとiPhone15まで発売されているのでiPhone4からだと14年の月日が流れているということになります。
スペックの差が大きくて当然ですね。
この後はメリット・デメリットを解説します。
カメラのスペックについては後述していますので、気になる方は先にこちらへどうぞ。
iPhone4という機種としてのメリット・デメリット
まずカメラの前にこの機種についてのメリット・デメリットを見ていきましょう。
メリットから順番に解説します。
今回は過去に感じていたメリット・デメリットに加えて、現代にiPhone4を持っていたらどんなメリット・デメリットがあるか、という想像も交えてお話したいと思います。
iPhone4の5つのメリット
iPhone4の当時のメリットはこちら
- :小型端末
- :見た目がかっこいい
- :スペックが高い
- :ヌルヌル動く
- :カメラが綺麗
以上の項目を上げました。
当時のメリットから言うと、まず何よりも小型の端末でスペックが高いというのはかなり魅力的でした。
更にそんな小型な端末ながら写真もきれいに撮れて、見た目もかっこいい。しかもヌルヌル動くというのも当時評価が高かった項目かなと思います。
ではそんなiPhone4を現代で使用していたらどうか。
iPhone4の現代のメリットはこちら
- 小型端末
- イヤホンジャックがある
- 見た目がかっこいい
- 軽い
- 高級感がある
今はなき小型の端末、更にはイヤホンジャックがあるというのは非常に評価が高いかなと思います。
少し前には小型端末が発売されましたこともありましたが、現時点(※2024年2月現在)では姿をほぼ消しています。
そう考えたときにiPhone4というかなり小型の端末というのは他とは比較できないほどのメリットかなと思います。
またイヤホンジャックにおいても、やはり有線イヤホンの方が安定度はあったりするので根強い人気はあると思います。
iPhone4の3つのデメリット
次はデメリットについてです
iPhone4の当時のデメリットはこちら
- :おサイフケータイがない
- :ワンセグがない
- :赤外線がない
以上の項目を上げました。
おサイフケータイ、赤外線、ワンセグはケータイに入っていて当たり前という時代でした。そんな時代に必須級であった3つがどれも入っていない、これは最大のデメリットだったと思います。
ただ結局ないならないで慣れてきたので、最終的にはなくてもいいなと感じて過ごしていました。
ではそんなiPhone4を現代ではどうか。
現代のデメリットはこちら
- :バッテリーもちが悪い
- :タッチ決済ができない
- :防水・防塵ではない
以上の項目を上げました。
バッテリーのもちが悪いというのはもう小型端末の宿命でしょう。
タッチ決済ができないや防水・防塵ではないというのも現代のスマホ状況を見ると、やはり非対応なのは使い勝手という面において非常に大きなデメリットかなと感じます。
でも逆に言えばスペック競争が激しい現代の波に流されないで済むので、今の自分を少し見つめ直せる端末という位置づけでもいいかもしれませんね。
iPhone4のカメラスペック
ではいよいよカメラのスペックにしぼり解説いたします。
アウトカメラ
- 画素数:500万画素(広角)
- F値:2.8
インカメラ
- 画素数:30万画素
スペックとしてはこんな感じ。
iPhone4は2010年の発売なので、今の機種と比べると見劣りしますが、2010年当時と考えると申し分ないスペックでした。
iPhone4からインカメラも搭載されたので使い勝手も大幅に向上しています。
画素数も500万画素あり、F値も2.8と明るめなのも良いポイントです。
iPhone4のカメラレビュー&作例:卯月銀河視点
どんなスペックをしていたのかの確認をしたところで、じゃあ実際iPhone4のカメラはどうだったのかを私視点で作例を交えながらお話していきます。
結論、【最高の写真が撮れるモバイルカメラでした】
作例をいくつか載せておきます。
撮り方としては、本当に撮りたいものを見つけたときに撮る、それだけでした。
構図とかをあまり意識していませんでした。
まずは撮りたいものがしっかりカメラに収まるように撮る、おそらく意識していたのはその部分だけだったともいます。
でも10年以上も前のiPhoneで撮った写真としてはきれいな方じゃないかなと個人的には思いました。
何よりも持ち運びに何も苦労がないというのも大きなポイントでした。
写真を撮るにはまずカメラを持ち出さないといけないという一つの難関があります。
その難関をいとも簡単にクリアすることができるからです。
なおかつこのクオリティの写真が撮れたのですからそれはもう【最高のモバイルカメラだった】と評価させていただきます。
iPhoneSE2との比較
執筆時(※2024年7月)はiPhoneSE2を所持しているのでその比較をしてみたいと思います。
iPhone SE2のカメラスペックは光学式手ブレ補正搭載の1200万画素、レンズは28mm相当でF1.8。最低ISO感度はISO20というのがざっくりとしたスペックです。
iPhone4が500万画素だったため、すでに大きな開きを感じますね。
さらにF値についても2.8だったところが1.8というかなり明るいレンズへと進化しました。
写真にするとこのくらい違います。
比較をすることはあまりありませんが、こうしっかりみるとやはり進化を感じますね。
まとめ:当時のiPhoneのカメラとしては最高だった
今回は当時使用したいたスマホ、iPhone4について振り返ってみました。
2024年現在では当然スペックに見劣りはしてしまいます。
ですがそんな画像の粗さも使い方によってはいい味を出してくれると思っています。
もう新品で売っていることはないと思いますが、中古であればお安く購入できるかもしれないので、もしどこかで見かけたらお手にとって見てください。
もし今、小型で撮影できるスマホをオススメするならiPhone13miniがオススメです。
あの頃のiPhoneの筐体サイズに近く、更にカメラスペックも大幅に向上しています。
もしよければご覧ください。
更に次のステップのカメラをと思われる方はぜひ一眼レフカメラもご検討ください。
iPhoneのカメラとはまた違った世界が見えると思います。
でもどんなカメラでも撮れば都です。
良いカメラライフを送っていきましょう。
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