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こんにちは!卯月銀河(@gingacamera)です。
撮影の際に実がラグが起こっていることをご存知でしょうか。
このラグはシビアな撮影になればなるほど効いてきます。
ただラグのことを理解しておけば対策も打てるのでぜひこの機会に学んでみましょう。
結論、2種類のタイムラグは似ているようでぜんぜん違うラグです。
タイムラグの意味とは
そもそもタイムラグとは「時間のズレ」を意味する言葉となります。
何かしらの操作を行ってから捜査の結果までに時間がかかってしまうという認識でよいかと思います。
このタイムラグは場合によっては自分の意図しない結果にもつながってしまうため、理解しておく知識としては優先度は高めかもしれません。
2種類のタイムラグとは
タイムラグは2種類存在します。
この2種類は混同されがちですが、全く違うラグとなっています。
ではそれぞれの解説をしていきます。
レリーズタイムラグ
レリーズタイムラグとは、ピントが合っている状態でシャッターボタンを押してから実際にシャッターが切れるまでのラグのことを指します。
なぜこのようなことが起きるかと言うと、一眼レフカメラではボディ内のミラーを跳ね上がり、その後にシャッターが開くという構造になっています。
そのためシャッターを押してから実際の撮影までに少しのラグが発生するというわけです。
ただそうしたタイムラグはただのデメリットでしかないため、改良がどんどん加えられ、近年の機種のレリーズタイムラグはかなり短くなってきています。
エントリー機で0.1秒とすでに非常に短く、ハイエンドクラスの機種になると0.05秒程度のラグまで下がります。
ミラーレス一眼まで視野を広げると、電子シャッターや電子先幕シャッターを駆使することで0.02秒程度まで短くすることができます。
なので対応策としては最新機種への買い替えや電子シャッター、電子先幕シャッターでの撮影というのがあげられます。
シャッタータイムラグ
シャッタータイムラグは、ピントが合っていない状態からシャッターボタンを押して、実際に撮影が行われるまでのラグのことを指します。
レリーズタイムラグとの違いはピントが合っているかどうかになります。
なのでにているようですが、全く別のタイムラグとなっています。
レリーズタイムラグの場合は構造上発生するものなため、約何秒遅れるかがおおよそわかりますが、シャッタータイムラグはピントを合わせてない状態からのことを言うため、被写体によってやAF性能によっても変わるため、シャッタータイムラグの秒数はかなり上下します。
こちらの対応策としてはAF性能の高いカメラを使用するや被写体との距離を調整するなどがあげられます。
一眼レフ、ミラーレス、コンデジどのカメラでも使える知識
このタイムラグはどんなカメラで使える知識なの?
このタイムラグはどんなカメラでも起こる可能性があるため、どんなカメラにでも適応できる知識となっています。
「なぜ思ったようにシャッターが降りないんだろう?」
「なぜいつもシャッターチャンスを流してしまうんだろう?」
という疑問が浮かんだときはもしかするとレリーズタイムラグやシャッタータイムラグが関係しているかもしれません。
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まとめ:レリーズタイムラグとシャッタータイムラグを覚えてラグを使いこなそう
今回は2種類のタイムラグである、レリーズタイムラグとシャッタータイムラグの解説を行ってきました。
普通に撮影を行っているだけでは意外と気づきにくいタイムラグではありますが、シャッターチャンスが限られてくるものやスピードの早い撮影が求められる場面ではそのラグが非常に効いてきます。
レリーズタイムラグとシャッタータイムラグは知っておくことで、予想よりも早くシャッターを押すや、電子シャッターを使用するなど対策を打つことができます。
レリーズタイムラグとシャッタータイムラグの違いや特徴を覚えて、ぜひ撮影に活かしてください。
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