【2025年版】マイクロフォーサーズ搭載カメラの特徴とおすすめ機種8選を紹介。性能比較表も掲載

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こんにちは!卯月銀河(@gingacamera)です。

「マイクロフォーサーズ」という名前を聞いたことはあるでしょうか。

フルサイズやAPS-Cと並ぶセンサーの一つで、市場に出回っている機種も非常に多い種類になります。

今回はそんなマイクロフォーサズ搭載のミラーレス一眼を8機種紹介したいと思います。

マイクロフォーサーズ搭載のミラーレス一眼に興味がある方には特におすすめの記事です。

結論、他のカメラにはない特徴を持ったカメラが多数あるのがマイクロフォーサーズ機!

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マイクロフォーサーズ「4/3型」(17.3mm×13.0mm)とは。焦点距離はフルサイズの2倍!

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マイクロフォーサーズは主にPanasonicとOM SYSTEM(旧OLYMPUS)の2社が採用しているミラーレス一眼用のマウント・センサーサイズになります。

もともとはオリンパスとコダックによって提唱された「フォーサーズ」が元となっています。

名前の由来は4/3型のイメージセンサー(フルサイズの1/2)を使用しており、画像のアスペクト比が4:3と合わせて「フォーサーズ」という名前がつけられたと言われています。

その後2008年にフォーサーズの拡張規格として、PanasonicとOLYMPUSによって「マイクロフォーサーズ」発表されました。

マイクロフォーサーズの名前の由来は拡張規格のもととなったフォーサーズからきています。

マイクロフォーサーズの特徴はフルサイズやAPS-Cよりもセンサーが小型な分、カメラボディーが小型化できるという点です。

更にセンサーが小型な分省電力性に優れていたり、それに付随して長時間の動画に向いていたり複数のメリットがあります。

さらにマイクロフォーサーズはオープン規格であるためメーカーの枠を超えてレンズを装着することが可能です。

つまりPanasonicのマイクロフォーサーズマウントのレンズをOM SYSTEM(旧OLYMPUS)のカメラに装着、OM SYSTEMのマイクロフォーサーズマウントのレンズをPanasonicのカメラに装着可能ということです。

他にもSIGMAなどのレンズメーカーが「マイクロフォーサーズマウント」でレンズを発売しており、Panasonicのマイクロフォーサーズ機でもOM SYSTEMのマイクロフォーサーズ機でも装着することが可能なのです。

カメラを乗り換える際にこの2社での乗り換えであればレンズがすべて引き継げる点は非常に優位だと思います。

ちなみにマイクロフォーサーズはフルサイズ換算(35mm換算)だと2倍の焦点距離となります。

センサーサイズについて

マイクロフォーサーズはフルサイズ換算(35mm換算)で約2倍の焦点距離ですが、センサーサイズは大きさによってその性能は変わってきます。

センサーサイズの違いについては過去の記事にて詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

マイクロフォーサーズ搭載カメラの特徴とは。サイズにメリットあり!

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マイクロフォーサーズ搭載カメラの最大の特徴は高画質と小型軽量の両立をしている点だと思います。

センサーサイズこそフルサイズやAPS-Cよりも小型ではありますが、必要十分に光を取り込むことができ高画質な写真や動画の撮影が可能だったり、センサーサイズそのものが小さい分小型軽量の端末に仕上げることが可能となっています。

更に筐体を大きくすることで重くはなりますが機能をその分詰め込むことができるという選択肢を持っているのも大きな点かなと思います。

更にオープン規格なため、汎用性が高かったり運用のしやすさが合ったりと、番勝手が良いところも特徴としてあげられます。

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おすすめのマイクロフォーサーズミラーレス8選。画素数、シャッタースピード、連写性能などのスペックに加え価格や本体サイズも解説!

今回紹介するおすすめのマイクロフォーサーズミラーレスは8機種あります。

メーカー別で見ると、Panasonicが3機種、OM SYSTEMが5機種となっています。

各おすすめ機種のスペックや特徴について順番に解説していきます。
※価格については日々変動の可能性があるため、あくまで参考としてご覧ください。

※おすすめ8機種のスペック比較表はこちらから

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LUMIX GH7

おすすめ1機種目は、LUMIX GH7になります。

発売日は2024年7月26日となっており、Panasonicが2024年に発売した唯一のマイクロフォーサーズ機となります。

基本的なスペックは以下のとおりです。

機種名GH7
マウントマイクロフォーサーズ
画素数(有効画素数)2520万画素
センサーサイズフォーサーズ
4/3型
LiveMOS
ISO感度100~25600
拡張:50
シャッタースピード電子:1/32000~60秒
電子先幕:1/2000~60秒
メカニカル:1/8000~60秒
連続撮影速度メカシャッター/電子先幕時:14(AFS/MF)コマ/秒
電子シャッター時:75(AFS/MFのみ)コマ/秒
モニター3型(インチ)
184万ドット
チルトフリーアングル
ファインダー(倍率)有機EL(OLED)LVF(1.6倍)
記録メディアSD/HC/XCカード
CFexpressカードTypeB
ダブルスロット(CF/SD)
インターフェースUSB3.2 Type C、HDMI
その他の機能防塵防滴
手ぶれ補正
タイムラプス
バルブ撮影
USB給電
8K30P動画対応
Wi-Fi
Bluetooth5.0
Apple ProRes RAW HQの内部記録を実現
カラーブラック
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量)138.4×100.3×99.6 mm、約805g(総重量)
価格(Amazon参考)約277,000円
公式サイト:LUMIX GH7

全体的に隙がないスペックだと思います。

防塵防滴、手ブレ補正、8K30P動画対応、Bluetooth5.0、Type-C(USB3.2)など2024年発売する機種にはふさわしい機能がふんだんに詰め込まれています。

中でも記録メディアにCFexpressカードTypeBを採用しているのもとても大きく、大容量の動画などの保存も素早く行うことが可能です。

マイクロフォーサーズ機でCFexpressカードTypeBを採用している機種は少ないため、これだけでもGH7を選ぶ勝ちはあると思います。

さらにApple ProRes RAW HQの内部記録を実現をしている点も非常に優秀で、これは他の機種ではなかなか真似のできないためかなりのメリットかなと思います。

LUMIX GH7

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LUMIX GH5 Ⅱ

おすすめ2機種目は、LUMIX GH5 Ⅱになります。

発売日は2021年6月25日となっています。

基本的なスペックは下記のとおりです。

機種名GH5 Ⅱ
マウントマイクロフォーサーズ
画素数(有効画素数)2033万画素
センサーサイズフォーサーズ
4/3型
LiveMOS
ISO感度200~25600
拡張:100
シャッタースピード電子:1/16000~60秒
電子先幕:1/2000~60秒
メカニカル:1/8000~60秒
連続撮影速度メカシャッター/電子先幕時:約12(AFS/MF)約9(AFC)コマ/秒
電子シャッター時:約12(AFS/MF)約7(AFC)コマ/秒
モニター3型(インチ)
184万ドット
フリーアングル
ファインダー(倍率)有機EL(OLED)LVF(1.52倍)
記録メディアSD/HC/XCカード
ダブルスロット
インターフェースUSB3.1 Type C、HDMI
その他の機能防塵防滴
手ぶれ補正
タイムラプス
バルブ撮影
USB給電
6K30P動画対応
Wi-Fi
Bluetooth4.2
カラーブラック
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量)138.5×98.1×87.4 mm、約727g(総重量)
価格(Amazon参考)約123,499円
公式サイト:LUMIX GH5M2

2021年発売ということで2025年現在だと価格が10万円代前半で購入することが可能な機種となっています。(※2025年5月現在)

その価格でダブルスロットを搭載しているのはかなりのメリットかなと思います。

ダブルスロットを使用することで、RAW+JPEGでの撮影を行った際にファイルの棲み分けを簡単にできたり、動画と静止画という分け方をしたりファイル管理がとても便利に行うことができます。

さらに同じファイルを同時に記録しておくことでバックアップの役割を果たすことも可能となっています。

その他のスペックに目を向けても、モニターがフリーアングルを始めとし、防塵防滴、手ぶれ補正、USB給電、6K3P動画対応などコストパフォーマンスにおいても非常に優れた機種と言えます。

LUMIX GH5 Ⅱ

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LUMIX G99M2

おすすめ3機種目は、LUMIX G99M2になります。

発売日は2025年2月20日となっており、今回紹介するPanasonicのマイクロフォーサーズカメラの中で一番新しいカメラとなっています。

基本的なスペックは以下のとおりです。

機種名G99M2
マウントマイクロフォーサーズ
画素数(有効画素数)2030万画素
センサーサイズフォーサーズ
4/3型
CMOS
ISO感度200~25600
拡張:100
シャッタースピード電子:1/16000~1秒
電子先幕:1/2000~60秒
メカニカル:1/4000~60秒
連続撮影速度約9コマ/秒(AFS/MF時)、約6コマ/秒(AFF/AFC時)
モニター3型(インチ)
184万ドット
フリーアングル
ファインダー(倍率)有機EL(OLED)LVF(1.48倍)
記録メディアSD/HC/XCカード
シングルスロット
インターフェースUSB Type-C、HDMIマイクロ
その他の機能防塵防滴
手ぶれ補正機構
タイムラプス
バルブ撮影
USB給電
4K30P動画対応
内蔵フラッシュ
Wi-Fi
Bluetooth5.0
デジタルズーム2倍/4倍
カラーブラック
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量)130.4×93.5×77.4 mm、約530g(総重量)
価格(Amazon参考)約95,778円
公式サイト:LUMIX DC-G99M2

G99M2の最大の特徴はマイクロフォーサーズミラーレスにも関わらず、デジタルズームが使えるという点です。

ミラーレス一眼カメラは基本的にカメラ本体側にズーム機能を搭載していないことがほとんどですが、G99M2は2倍/4倍のデジタルズームが行えるということで唯一無二のスペックと捉えても良いかなと思います。

その他のスペックを見てみると、防塵防滴や手ブレ補正機構、内蔵フラッシュなど撮影の際にあると便利な機能は搭載しつつ、重量が約530gと今回おすすめするマイクロフォーサーズ機の中では3番目の軽さを誇っています。

それでいて価格が公式ストアでも99,000円と非常に手の出しやすい価格に収まっています。

動画録画時間についても「無制限記録」が可能となっており、記録時間を機にすることなく録画し続けることが可能となっています。

LUMIX G99M2

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OM SYSTEM OM-1 Mark Ⅱ

おすすめ4機種目は、OM SYSTEM OM-1 Mark Ⅱになります。

発売日は2024年2月23日となっており、OM-1シリーズの最新機種となっています。

基本スペックは以下のとおりです。

機種名OM-1 Mark Ⅱ
マウントマイクロフォーサーズ
画素数(有効画素数)2037万画素
センサーサイズフォーサーズ
4/3型
LiveMOS
ISO感度80~25600
拡張:102400
シャッタースピード電子:1/32000~60秒
電子先幕:1/320~60秒
メカニカル:1/8000~60秒
連続撮影速度連写:約10コマ/秒
静音・プロキャプチャー:約20コマ/秒
静音・プロキャプチャー(SH1):約120コマ/秒
モニター3型(インチ)
162万ドット
2軸可動式液晶
ファインダー(倍率)アイレベル式OLEDビューファインダー(1.65倍)
記録メディアSD/HC/XCカード
ダブルスロット
インターフェースUSB3.0(タイプC)、HDMIマイクロ
その他の機能防塵防滴
手ぶれ補正
タイムラプス
バルブ撮影
USB給電
4K60P動画対応
Wi-Fi
Bluetooth4.2
カラーブラック
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量)134.8×91.6×72.7 mm、約599g(総重量)
価格(Amazon参考)約254,000円
公式サイト:OM SYSTEM OM-1 Mark Ⅱ

全体を通して見て、OM-1 Mark Ⅱはフラッグシップモデルにふさわしく隙がないスペックだと感じます。

その中でも個人的にメリットに感じるのはISO感度が標準で80まで下げられることかなと思います。

晴天の日中では様々な調整をしても白飛びしてしまうようなそんな過酷な環境での撮影を行うこともあります。

そんなときにISO感度が80に下げられると、少しでも明るさ調整の幅が広がるのでかなりのメリットだと言えます。

さらに重量が約599gとダブルスロットや防塵防滴、手ぶれ補正搭載など多機能であるにも関わらずこの重量に収まっているのは非常に魅力的です。

モードが限定されますが、連写性能が最大で約120コマ/秒に対応しているのも連射を多用するユーザーにとっては非常に嬉しい機能となっています。

OM SYSTEM OM-1 Mark Ⅱ

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OM SYSTEM OM-3

おすすめ5機種目は、OM SYSTEM OM-3になります。

発売日は2025年3月1日となっており、今回おすすめするマイクロフォーサーズ機の中では一番最新機種となっています。

基本スペックは下記のとおりです。

機種名OM-3
マウントマイクロフォーサーズ
画素数(有効画素数)2037万画素
センサーサイズフォーサーズ
4/3型
LiveMOS
ISO感度80~25600
拡張:102400
シャッタースピード電子:1/32000~60秒
電子先幕:1/320~60秒
メカニカル:1/8000~60秒
連続撮影速度連写:約6コマ/秒
静音・プロキャプチャー:約20コマ/秒
静音・プロキャプチャー(SH1):約120コマ/秒
モニター3型(インチ)
162万ドット
2軸可動式液晶
ファインダー(倍率)アイレベル式OLEDビューファインダー(1.37倍)
記録メディアSD/HC/XCカード
シングルスロット
インターフェースUSB3.0(タイプC)、HDMIマイクロ
その他の機能防塵防滴
手ぶれ補正機構
タイムラプス
バルブ撮影
USB給電
4K60P動画対応
Wi-Fi
Bluetooth4.2
カラーシルバー
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量)139.3×88.9×45.8 mm、約496g(総重量)
価格(Amazon参考)約232,726円
公式サイト:OM SYSTEM E-M1 Mark Ⅲ

OM-3の最大の特徴は、フラッグシップモデルであるOM-1 Mark Ⅱほぼ同じ性能を搭載しつつも総重量が496gと非常に軽量に作られている点です。

OM-1 Mark Ⅱとの主なスペック違いを上げるとすると以下のとおりです。

機種名OM-3OM-1 Mark Ⅱ
記録メディアのスロットシングルスロットダブルスロット
RAWの対応bit12bit12bit/14bit

ダブルスロットが欲しかったりRAWでの撮影を主にするようであればOM-1 Mark Ⅱ、シングルスロットでもよくて主にjpeg撮影やRAWでの撮影に重点を置きすぎない場合にはOM-3という棲み分けもできます。

スペックが一部抑えられていることもあり、価格も少し安価になっている点は嬉しいところです。

OM SYSTEM OM-3

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OM SYSTEM E-M1 Mark Ⅲ

おすすめ6機種目は、OM SYSTEM E-M1 Mark Ⅲになります。

発売日は2020年2月28日となっています。

基本スペックは下記のとおりです。

機種名E-M1 Mark Ⅲ
マウントマイクロフォーサーズ
画素数(有効画素数)2037万画素
センサーサイズフォーサーズ
4/3型
LiveMOS
ISO感度64~6400
拡張:25600
シャッタースピード電子:1/32000~60秒
電子先幕:1/320~60秒
メカニカル:1/8000~60秒
連続撮影速度連写H:約15コマ/秒
静音連写H/プロキャプチャー連写H:約60コマ/秒
モニター3型(インチ)
104万ドット
2軸可動式液晶
ファインダー(倍率)アイレベル式液晶ビューファインダー(1.48倍)
記録メディアSD/HC/XCカード
ダブルスロット
インターフェースUSB3.0(タイプC)、HDMIマイクロ
その他の機能防塵防滴
手ぶれ補正
タイムラプス
バルブ撮影
USB給電
4K30P動画対応
Wi-Fi
Bluetooth4.2
カラーブラック
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量)134.1×90.9×68.9 mm、約580g(総重量)
価格(Amazon参考)約169,800円
公式サイト:OM SYSTEM E-M1 Mark Ⅲ

今回こちらをおすすめとして取り上げた理由は高スペックにも関わらずカメラボディがコンパクトかつ軽量にまとまっているからです。

E-M1 Mark Ⅲは今回おすすめしているOM SYSTEMのマイクロフォーサーズ機のなかでダブルスロットを搭載した機種では最軽量モデルとなっています。

ダブルスロットは1回のシャッターで2つの記録メディアに写真を保存できるため、バックアップ用に使用するなど様々な場面で活躍する機能です。

ダブルスロット搭載はスペックとしては非常に重要な項目であり、一部のプロカメラマンや写真家ではダブルスロットがあるかどうかでその機種を購入するかどうかを決める方がおられたりするくらいです。

そんな重要機能を搭載しつつ、重量が約580gと非常に軽量なのは取り回しも良いことにつながるため、非常に嬉しなスペックと言えます。

OM SYSTEM E-M1 Mark Ⅲ

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OM SYSTEM E-M1 Mark Ⅲ ASTRO(天体撮影用カメラ)

おすすめ7機種目は、OM SYSTEM E-M1 Mark Ⅲ ASTROになります。

発売日は2024年7月25日となっています。

基本スペックは下記の通りです。

機種名OM SYSTEM E-M1 Mark Ⅲ ASTRO
マウントマイクロフォーサーズ
画素数(有効画素数)2037万画素
センサーサイズフォーサーズ
4/3型
LiveMOS
ISO感度64~6400
拡張:25600
シャッタースピード電子:1/32000~60秒
電子先幕:1/320~60秒
メカニカル:1/8000~60秒
連続撮影速度連写H:約15コマ/秒
静音連写H/プロキャプチャー連写H:約60コマ/秒
モニター3型(インチ)
104万ドット
2軸可動式液晶
ファインダー(倍率)アイレベル式液晶ビューファインダー(1.48倍)
記録メディアSD/HC/XCカード
ダブルスロット
インターフェースUSB3.0(タイプC)、HDMIマイクロ
その他の機能防塵防滴
手ぶれ補正
タイムラプス
バルブ撮影
USB給電
4K30P動画対応
Wi-Fi
Bluetooth4.2
カラーブラック
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量)134.1×90.9×68.9 mm、約580g(総重量)
価格(楽天市場参考)約297,726円
公式サイト:OM SYSTEM E-M1 Mark Ⅲ ASTRO(天体撮影用カメラ)

スペックとしては前述したE-M1 Mark Ⅲと殆ど変更点はありません。

では何が違うのかと言うと、「天体撮影用カメラ」としてこの機種は内部でチューニングがされているのです。

具体的には、「天体撮影で重要となるHα線の透過率が約100%となるよう、センサー前方に配置したIRカットフィルターの光学特性を最適にチューニングしている。これにより、Hα線により発光する星雲の美しい形と色を鮮やかにとらえられる」、ということのようです。

さらにカメラボディ内部(マウント部とイメージセンサーの間)に取り付けるフィルターとして、光害カットフィルター「BMF-LPC01」と、ソフトフィルター 「BMF-SE01」が付属するのもこちらの特徴です。

これらのフィルターは別売りで一般販売もされています。

ちなみに天体撮影用カメラとしてチューニングされていることもあり、基本的に赤みが強い写真ができあがるため、通常の写真撮影には不向きなようです。

OM SYSTEM E-M1 Mark Ⅲ ASTRO

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OM SYSTEM OM-5

おすすめ8機種目は、OM SYSTEM OM-5になります。

発売日は2022年11月18日となっています。

基本スペックは下記のとおりです。

機種名OM-5
マウントマイクロフォーサーズ
画素数(有効画素数)2037万画素
センサーサイズフォーサーズ
4/3型
LiveMOS
ISO感度64~6400
拡張:25600
シャッタースピード電子:1/32000~60秒
電子先幕:1/320~60秒
メカニカル:1/8000~60秒
連続撮影速度連写:約10コマ/秒
静音・プロキャプチャー:約30コマ/秒
モニター3型(インチ)
104万ドット
2軸可動式液晶
ファインダー(倍率)アイレベル式OLEDビューファインダー(1.37倍)
記録メディアSD/HC/XCカード
シングルスロット
インターフェースmicroUSB2.0、HDMIマイクロ
その他の機能防塵防滴
手ぶれ補正
タイムラプス
バルブ撮影
USB給電
4K30P動画対応
Wi-Fi
Bluetooth4.2
カラーブラック・シルバー
本体サイズ(幅x高さx奥行き、重量)1125.3×85.2×49.7 mm、約414g(総重量)
価格(Amazon参考)約160,182円
公式サイト:OM SYSTEM OM-5

今回オススメで紹介した機種の中で最軽量のモデルがこのOM-5となります。

軽いということはそれだけ取り回しが良いということなので、様々な場面での使用で活躍すると思います。

さらに価格が10万円代前半と安いという特徴も持ち合わせています。

他の機種と比較してダブルスロットが必要なくシングルスロットで良いのであれば、価格も抑えられるので購入候補筆頭になると思います。

OM SYSTEM OM-5

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おすすめ機種のスペック比較一覧表

各機種の一部の特徴をメインに表を作成しています。

メーカーPanasonicPanasonicPanasonicOM SYSTEMOM SYSTEMOM SYSTEMOM SYSTEMOM SYSTEM
機種名GH7GH5 ⅡG99M2OM-1 Mark ⅡOM-3E-M1 Mark ⅢE-M1 Mark Ⅲ ASTROOM-5
画素数2520万画素2033万画素2030万画素2037万画素2037万画素2037万画素2037万画素2037万画素
ISO感度(基本)100~25600200~25600200~2560080~2560080~2560064~640064~640064~6400
シャッタースピード電子:1/32000~60秒
電子先幕:1/2000~60秒
メカ:1/8000~60秒
電子:1/16000~60秒
電子先幕:1/2000~60秒
メカ:1/8000~60秒
電子:1/16000~1秒
電子先幕:1/2000~60秒
メカニカル:1/4000~60秒
電子:1/32000~60秒
電子先幕:1/320~60秒
メカ:1/8000~60秒
電子:1/32000~60秒
電子先幕:1/320~60秒
メカニカル:1/8000~60秒
電子:1/32000~60秒
電子先幕:1/320~60秒
メカ:1/8000~60秒
電子:1/32000~60秒
電子先幕:1/320~60秒
メカ:1/8000~60秒
電子:1/32000~60秒
電子先幕:1/320~60秒
メカ:1/8000~60秒
サイズ138.4×100.3×99.6mm、805g138.5×98.1×87.4mm、727g130.4×93.5×77.4mm、
530g
134.8×91.6×72.7mm、599g139.3×88.9×45.8mm、496g134.1×90.9×68.9mm、580g134.1×90.9×68.9mm、580g125.3×85.2×49.7mm、414g
特徴などスペック表参照スペック表参照スペック表参照スペック表参照スペック表参照スペック表参照スペック表参照スペック表参照

ご活用ください。

もしマイクロフォーサーズミラーレスを買うならこの一台:卯月銀河視点

最後に卯月銀河がもしマイクロフォーサーズミラーレスを一台購入するならこのカメラ、ということで紹介します。

おすすめで紹介したカメラは全て自分のおすすめなので、どのカメラを購入しても100%当たりのカメラです。

ですがもしも一台だけ購入するならということで厳選しました。

その一台は、OM SYSTEM E-M1 Mark Ⅲ ASTROになります。

こちらは天体撮影用カメラとして導入された機種ということで、天体を撮影したい人にも喉から手が出るほどほしい機種かなと感じています。

かく言う自分も月や夜空の撮影をするので非常に興味のある一台です。

発売日が2024年7月というのもポイントで、発売日が新しいということは今後のサポート期間も長い可能性が高いため安心して使用することもできるということに直結します。

なので普通のカメラとは違ったカメラを探していたり、2台目のカメラがほしいという場合にはかなりおすすめの1機種だと思います。

ただ汎用性という面で言えば、LUMIX GH7を選ぶのが最良の選択肢だとは感じています。

LUMIX GH7は防塵防滴、手ブレ補正、8K30P動画対応、Bluetooth5.0、Type-C(USB3.2)など隙がない性能をしています。

さらに記録メディアにCFExpressカード type-Bを採用し、さらにApple ProRes RAW HQの内部記録を実現という唯一無二のスペックを保有するなどマイクロフォーサーズ機で選ぶべき最有力候補だと思います。

そんな中でOM SYSTEM E-M1 Mark Ⅲ ASTROを「この一台」に選んだ理由としては完全に趣味に走ったカメラというのも唯一無二の存在であるため、他の人と違った写真が撮影できるという点で非常に面白いカメラだと思い今回選出しました。

今回はあくまで一台を選ぶならということでOM SYSTEM E-M1 Mark Ⅲ ASTROを選出しましたが、おすすめしたカメラは個人的にはどれも最良のカメラだと感じているので、是非気に入った一台を見つけてみてください。

OM SYSTEM E-M1 Mark Ⅲ ASTRO

2025年のマイクロフォーサーズ搭載ミラーレスの現状は。SONY・Canon・Nikon・PENTAXなどでの発売の可能性は?

今回紹介したマイクロフォーサーズ搭載ミラーレスの最新機種は2025年3月1日発売のOM SYSTEM OM-3となっています。

さらにその約1週間前の2025年2月20日にはPanasonicのマイクロフォーサーズ機であるLUMIX G99M2が発売されています。

2025年になってもマイクロフォーサーズ機を製造しているPanasonic、OM SYSTEMともに新機種の投入を続けているようです。

その他のカメラを製造しているSONY・Canon・Nikon・PENTAXなどでのマイクロフォーサーズ機の投入の可能性ですが、2025年も販売という動きは見られないため発売の可能性はなさそうです。

ですがPanasonic、OM SYSTEMは引き続きマイクロフォーサーズ機の製造は行うようなので、今後の2メーカーの動きにも注目です。

マイクロフォーサーズ搭載ミラーレスの売っている場所とは。Amazonや楽天などECショップで購入可能

マイクロフォーサーズ搭載ミラーレスは大手ECサイトであるAmazon楽天市場Yahoo!ショッピングなどので購入することが可能です。

その他家電量販店でも購入は可能ですが、発売から年数が経っている機種もあるため、実店舗での取り扱いが安定しない可能性があります。

なので基本的な購入はAmazonなどのECショップが安定的に購入できるためおすすめです。

ただ実店舗では実物に触れるというメリットもあるので、気になる機種があれば一度実店舗に赴いて探してみるのも良いかもしれません。

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【センサーサイズ別・種類別】おすすめカメラまとめ

今回はマイクロフォーサーズのカメラを解説してきましたが、他にもAPS-Cやフルサイズなどの同じミラーレスでもセンサーサイズが違うカメラがあります。

更に一眼レフやコンデジなど種類が違うカメラというのもあります。

ほか記事では他のセンサーサイズや種類のカメラもまとめてているので合わせてご覧ください。

ミラーレス一眼

フルサイズAPS-Cマイクロフォーサーズ

一眼レフカメラ

フルサイズAPS-C

コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)

フルサイズAPS-C1型1/2.3型

おすすめカメラまとめ

ミラーレス一眼一眼レフカメラコンデジネオ一眼
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まとめ:オープン規格のマイクロフォーサーズは魅力の塊!使いこなして他では撮れない写真を撮ろう

今回はマイクロフォーサーズの特徴やおすすめ機種について解説と紹介をしてきました。

フルサイズ換算で2倍の焦点距離やオープン規格など、マイクロフォーサーズにしかない魅力というのは多数あります。

フルサイズやAPS-Cとの間に上下があるわけではないので、マイクロフォーサーズ特有のメリットを上手に活かして撮影を行うことで非常に面白い写真が撮影できると思います。

以下が今回紹介したカメラと画素数、サイズとなります。
※それ以外のスペックは各スペック表を参照ください。

メーカー機種画素数サイズ特徴など
PanasonicGH72520万画素138.4×100.3×99.6mm、805gスペック表参照
PanasonicGH5 Ⅱ2033万画素138.5×98.1×87.4mm、727gスペック表参照
PanasonicG99M22030万画素130.4×93.5×77.4mm、
530g
スペック表参照
OM SYSTEMOM-1 Mark Ⅱ2037万画素134.8×91.6×72.7mm、599gスペック表参照
OM SYSTEMOM-32037万画素139.3×88.9×45.8mm、496gスペック表参照
OM SYSTEME-M1 Mark Ⅲ2037万画素134.1×90.9×68.9mm、580gスペック表参照
OM SYSTEME-M1 Mark Ⅲ ASTRO2037万画素134.1×90.9×68.9mm、580gスペック表参照
OM SYSTEMOM-52037万画素125.3×85.2×49.7mm、414gスペック表参照

※おすすめ8機種のスペック比較一覧表はこちらから

さらにその中で「1機種を選ぶなら」ということで、天体撮影に特化したOM SYSTEM E-M1 Mark Ⅲ ASTROを選んでいるのでご参考にされてください。

マイクロフォーサーズミラーレスはフルサイズやAPS-Cセンサー搭載ミラーレスとはまた違った世界での撮影ができると思うので、ぜひマイクロフォーサーズ機を購入して最高の撮影体験してみてください!

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